カオルコのジキジキな日々

いつかあなたとバックギャモンを

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笑点 再び

昨日後楽園ホールで「笑点」の収録があった。
昨年12/22、芝居の東京公演初日に電話があって、収録日が決まった。
その前にネタ見せに行った時は、直後に反応がなかったので、
「人生そんなにうまくは行かないよなぁ」ときーちゃんと二人で納得していたのだが
それが12/22に収録依頼の電話が来たのでびっくりしていた。
放送は来週の日曜日1/25(日)だというので、わずか1週間で編集して放送する訳だ。
今話題の大相撲初場所の千秋楽の日だ。早めに優勝が決まれば、「笑点」の視聴率は上がる。

6/22に笑点に初めて出演した時は、何もかも初めてで二人とも浮足立っていたが
今回は現場にも慣れて、私たちの前に出演したマギー司郎さんの見事な話術と手品を袖で見て
ゲラゲラ笑ったりしていた。
最もその横できーちゃんは台詞をずっと小声で喋りながら確認していたが。

本番はタイミングなど、惜しい所が何箇所かあったが、全体的には大きな事故もなく、
お客さんの手ごたえもよかった。

私たちの収録が終わった時、フロアディレクターの大畑さん
(前回も見事な仕切り振りと気遣いで感心させられた)が、
楽屋から上がってきて、私たちに告げてくれた。
大喜利のメンバーがジキジキって何者?という事で話題沸騰していると。
まあ話題沸騰は大袈裟だと思うが、疑問に思うのも確かだ。
私たちは協会に属していないので、東京の主要な寄席の定席には出ていない。
協会に入ってなくても出れる、東洋館と永谷系の演芸場だけに出演している。
笑点の演芸コーナーに出れるのは、たいてい協会に所属しているベテランの芸人さんか、
勢いと実力のある若手だ。
私たちはそのどちらでもないが、本格的な音楽を使っためおとのお笑いコンビ、
という形態が受けているのだと思う。

私たちはこれを幸運だと思ったが、もっと評価されている事をきちんと受け止め、
期待されているという自覚を持つべきなのかもしれない。

収録が決まってから、特にきーちゃんはずっとネタを考えていた。
ここ3日くらいは、集中的に二人で練習した。
問題のあったネタを差し替えたり、私たちの師匠や頼りになる友人に見せたりして助言をもらった。
師匠が最近知り合ったという人のカラオケスナックに言って、ゲリラ的にネタをやった事もいい経験になった。

私たちにとって「笑点」に出る、しかもこの1年間のうちに2回も出るというのは、大事件だった。
でも、それによってネタを真剣に考え、どうすれば7分という時間で最も効果的にジキジキを見せることができるか考えた。
勝負している芸人はそれを日常的にやっているのだろう。
私たちは「笑点」出演をきっかけに、真面目にお笑いに取り組んだが
いつもこういう姿勢でいれば、もっとネタは増えるしジキジキはもっと面白くなる。
こういう機会にはいつもそう思うのだが、営業が続くと毎回初めてのお客さんなので
いわゆる定番をやれば受けるからと、進歩がなくなってしまう。
私たちも勝負して行かなければ、明日はない。
その自覚がもっと必要なのかもしれない。

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