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調布・立川・蒲郡と三日連続でこども劇場関連のイベントに出演した。
うまくいった日もあったが、反省点が残る日もあった。
3年くらい前からか、このこども劇場の仕事を紹介していただき、東北や九州などにもお邪魔している。
このこども劇場の特徴として、すべてが親御さんとこども達の手作りだということ。
だから、楽屋には弁当が置いてある事もあれば、炊きたてのご飯が入った炊飯器と
保温されたカレー鍋がど〜〜〜ん!と置いてある事もあった。
それが高級料亭の仕出し弁当よりもおいしかったりするのだ。
そしてこども達が書いたポスターが貼られていたり、ひらがなだらけの手紙をもらったりする。
そして演奏後に舞台で花束だけではなく、様々な趣向を凝らしたお土産をいただいく。
それを企画・運営されているお母様方の元気なこと。
皆さんこども達にいいものを観せたい、という気持ちで本当に熱心に活動されている。
めおと楽団ジキジキは、純心なこども達よりも、こういうお母さん方に受けることが多い。
主催者のスタッフの方々が、涙ふきながらいちばんゲラゲラ笑っていらしたり。
そして小学生だった彼らが成長して、中学生・高校生で運営に加わる場合も多い。
彼らは決してチャラチャラしていないし、私達の荷物を率先して運んでくれたり
みんなで会場の設営・撤収などを楽しそうにやっている。
今の若い者は・・・と嘆く大人に、そんな彼らの姿を見せたいと思う。
この子たちがいる限り、日本の未来は明るいのだと、単純な私は信じてしまう。
以前ショーケースとして、「めおと楽団ジキジキ」をそういうお母様方に売り込むため
様々な他の団体と一緒に、プロモーションの舞台に上がった事がある。
そこに出演されているのは、一流の表現者ばかりだった。
いわゆる「こどもだまし」は通用しないのだ。
誰が考えた言葉か知らないが、「こどもだまし」という言葉ほど不適切なものはない。
大人よりこどもの方が、その表現者の「本気度」を的確に判断する。
彼らは気を遣わないので、つまらない舞台は見事に「つまらない」と判断して
明かなる行動に出る。
ごまかしはきかないのだ。
この真剣勝負の中で、私達はずいぶん鍛えられたと思う。
まだまだ今回のように、反省点が出てくる場合もあるが
それが改善されていく事で、私たち自身の向上につながる。
どんな仕事でも手を抜いたりはしないが、こども劇場は色々な意味で厳しさを感じる現場だ。
手ごたえがあった時は、たいていDVD「面白音楽」の売り上げがいい。
これも分かりやすい結果で実にありがたい。
こどもとお財布は正直なのだ。
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