カオルコのジキジキな日々

いつかあなたとバックギャモンを

日記

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借金を断られ

昨日借金しようとしていたB工業からFAXが届いた。
『Aさんについつい甘えていましたが、自分たちで何とか頑張ってみようと思います。』
という内容の文面はとても前向きで、業績を上げようとする意欲に満ちていた。

Aにそれを報告したら、すでに先方から電話があったようで
とても明るい声で、家族みんなでがんばって借金を少しずつでも返して行こうよと言いあったという。
私にバシッと言われた事で目が覚めた、とも。

昨夜の私は、言いすぎたのではないか、自分は血も涙もない人間だ・・・・
そんな風に感じていたが、物事はどうやらいい方に向かっているようだ。
これでB工業の業績が急速に改善するほど、今の日本の経済が明るいとは思わないが
困った時はAに甘えればいい、という図式は取り払われたようだ。

B工業からのFAXとAからの報告で私は救われた思いがした。
そのすがすがしい思いが顔に出ていたのか、今日の仕事先で
「いい顔してるね。今日は表情がとってもいいよ。」と言われた。

私は不快な時も露骨にそういう表情を顔に出してしまうようで、同じマスターに注意された事があった。
人前に顔をさらす仕事なのだから、もっと注意しなければ。

借金お断り

知人Aは多少資産があるので、不景気でアップアップのB工業に"手形"という形で金を貸した。
B工業は銀行から催促され、Aに追加の借金を申し込んだ。
「このままでは会社が倒産する。そうなればあなたの手形も不渡りになり、迷惑がかかるから」と言って。
私は今日、その現場に立ち会った。

Aは借金の催促もしないし、借金はこれまで1円たりとも返済されておらず
最初の約束通り、1年に1回まとめて銀行と同様の利子を払う程度という話を聞いて
Aが完全になめられていると感じた。
だからB工業に、会社の現状や今後の事業計画、返済の具体的な方法などを書面にして出すように提案した。

B工業は「景気さえ良くなればねぇ」とか寝ぼけた事を言っているので、「全部チャラにして死ぬ気で一から出直すくらいの意気込みがないと無理だと思います」と言った。

これらの発言は、昨夜観たドラマ「ハゲタカ」のせいだ。
前回の日記で映画「ハゲタカ」に触れてから、随分日にちが経ったけれど
昨夜たまたまTSUTAYAでNHKドラマ「ハゲタカI」を借りた。

今日、借金を乞う瀕死の企業に「こうなる前から事業転換を計るべきではなかったのですか?」
という台詞をぶつける私は
主人公の鷲津そのものだった。
私はB工業の社長が首をくくっても、蚊にさされたくらいの感覚しかないかもしれない。
帰り道に外環自動車道を一人で運転しながら、私は何と血も涙もない人間なんだろうと思った。

しかし鷲津と決定的に違う所は、恐ろしいくらい経済の知識が乏しい事だ。
「”手形”って何?
「これって、会社が倒産すると紙切れになっちゃうの?」くらい怪しい。

急いで経済の知識を身につけねば。
まずは「ナニワの金融道」でも読破するか!

映画「ハゲタカ」

一緒に行こうと思っていた人に振られたので、仕方なく相方と映画を観に行った。
確か以前にもこんな書き出しがあったよなぁ。

今回相方に「映画観に行こうよ」と誘ったら、どうせあちこち断られたんだろう と答えた。
おう、最近なかなか分かって来てるじゃないか、私の動向が。

6/6に公開し、もうすぐ終わってしまう「ハゲタカ」という映画だ。
知り合いの中村讓さんが出てるので、公開している内に絶対劇場で観ようと思っていた。
彼は中国語が堪能なので、その語学力を生かした役で出ていたが、相変わらずかっこ良かったなぁ。
讓さんが出ていなかったら、絶対観てないだろうから、今回彼には本当に感謝しなければ。

映画の中でも「言語」が大事な要素として扱われていた。
相手の懐に飛び込むには、通訳などを介していてはだめだ。
重要なお願いをする時は、相手の母国語で話してこそ気持ちが伝わるものだと、改めて思った。

中村讓さんのブログを見ていた時、この「ハゲタカ」のエキストラを募集している事を知り応募したっけ。
名前を登録して、何度か希望を出したのだが、タイミングが合わず結局一回も参加できなかった。
年齢が規定外な時も多かったし。
観終わってそれを本当に残念に思った。
エキストラに参加していれば、もっと違ったとらえ方をしていただろう。

最後のタイトルロールを眺めながら、本当に感動してしばらく何も話したくない気持ちになった。
どこかで公開している内に、もう一度じっくり観たいと思わせる内容だった。
そして、滅多に買わないパンフレットまで購入してしまった。

色恋沙汰がほとんど描かれていないのがいい。
元々NHKが製作して評価が高かったドラマのその後を描いた劇場版である。
残念ながら、そのドラマは観ていないが、DVDが出たらさかのぼって観てみよう。

NHKのドラマには出ていなかった玉山鉄二が、今回は主人公の敵役として好演している。
彼は何年か前にテレビドラマ「離婚弁護士」で、頼りない弁護士見習の役をやっていた。
その時は、ちょっと顔立ちが整っている青年だな、くらいの印象しかなかったが
今回は堂々たる準主役で、すごく大人になった感じがした。

「ハゲタカ」は私が全く興味を持たない「経済」やら「企業買収」やらの話だが、
そんな私にもとてもわかりやすい内容だった。
原作・脚本ともにすっきりとしたストーリーで、余分な事を詰め込んでいないのがいい。
金が重要な役割を演じているが、何より人間を描いている。
男のロマンにも焦点をあてているが、情けに流されず、大げさじゃない所が好きだ。
「はい、ここで泣きなさい」と言わんばかりの表現をされると、本当に反吐が出る。

主人公の大森南朋という俳優は、今回初めて名前を知った。
主役の俳優が”この人が出れば必ずヒットする”というビッグネームでないところが、またいい。

栗山千明は、本当に幅広い役柄をこなせる女優さんだ。
前回観た「鴨川ホルモー」とはえらい違う硬派な役だった。
主な配役で女性は彼女だけ。感情を出し過ぎないけど、その内面はしっかり伝わってきた。

自動車工場の工員役高良健吾という俳優は、初めて観たけれどとても印象に残った。

出演場面は少ないが、中尾彬も悪代官のような銀行の頭取を、
「ああ、こういう人居そう!」と思わせるように演じていた。
彼が初めて登場する料亭で、梅干しをしゃぶる場面は、本人の演出だったようだが
本当に憎ったらしくなる顔をしていた。

ただ一人残念だったのは、柴田恭兵だ。とても重要な役なのに、気持ちが全く伝わってこなかった。
映画の途中でこの役を佐藤浩市がやってたらなぁ・・・・とか思ったもんだ。
まぁ、私の趣味で言ってるだけだが。

映画館を出て食事をしながら、いろいろな事を話した。
結論は、私達は二人とも”汗を流さないで得たお金は信用できない”という事だ。
電話一本で何百億円が動く、とかいう世界には絶対関わりたくない。

映画の最後の方に、中国の葬儀でダミーのお金を燃やす場面があった。
死後もお金に困らないようにと、遺族が棺に入れたり、ドラム缶で燃やしたりする。

以前ゲームに詳しい草場純さんに、イベント用のゲームを教えてもらって
実際に中国の葬儀で使うという、このお金を何束かいただいた事がある。
見た目は本物としても使えそうな、かなりしっかりと印刷されている紙幣だった。
一般にはあまり知られていないこのダミー紙幣、我が家にも何枚か残っているはずだ。
映画の中では、印象的な小道具として使われていて、帰宅してから探してみようと思った。

最後は映画からの引用で締めくくろう

誰かが言った。人生の悲劇は二つしかない。
ひとつは、金のない悲劇。そしてもうひとつは、金のある悲劇・・・。
世の中は金だ。金が悲劇を生む。

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