カオルコのジキジキな日々

いつかあなたとバックギャモンを

めおと楽団ジキジキ

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女芸人

たいがいの女性はお笑いに向いていないと最近つくづく思う。
私がすごいなと感じる友近・柳原可奈子、以前から好きな楠美津香や最近ご一緒したおおたすせり、みんな一人芝居の秀でた女優さんだと思うが、お笑い芸人ではないと思う。
まためおと漫才の女性でうまい人もいるが、これも特殊な分野だ。
女性同士の漫才ではアジアンが好きだ。馬場園梓はかなり面白い。彼女は見た目はかわいらしいが、マインドが男っぽい。だから笑いのセンスが男の思考だと思う。

お笑いブームでいろいろんな若手がお笑い界に入ってくる。
学芸会や仲間内で受けた程度で大手の事務所に入り、「お笑い芸人」として仕事をしている。
あまりに安易な覚悟でやっているとしか思えない。

また、下ネタを平気で言える事を、お笑いのためなら女も捨てる覚悟があるのだと
勘違いしている女芸人もいる。
でもそれは違う。下ネタは、反応はあるかもしれないが、基本的に芸の土俵に上げるべきでないと私は考える。
また、下ネタはかなりのセンスが求められる分野だ。

落語のバレ噺は、センスのいい人がやると、じつに含みのある、深い噺になる。
それとぽっと出のきたならしい女芸人が恥ずかしげもなく出す下ネタとは
全然別の次元の話だ。

そういうお前はどうなんだ、と言われると私は純粋なお笑い芸人とは言えないかもしれない。
私の芸は音楽に依存している。
だから成り立っている芸だ。
これが一人で漫談をやったり、女同士で漫才をやれといわれると、お手上げだ。
だから、その道に入ろうとは思わない。とても無理だと思うからだ。
音楽を使っているから、アイディアも出てくるし、笑ってもらう事もできる。
話だけ、演技だけで人を笑わせる事は、すごく難しいと思う。
 
音楽も、あまりに安易にお金を取って人前でやる事に疑問を感じるという事を先日書いたが
お笑いもそうだ。
音楽と違って事前の練習や技術や道具が必要ないだけ、タチが悪い。
誰でもお笑いを始める事はできる。
でも人前でできるレベルに達するには、才能か努力か根性がないと無理だ。
三つとも欠如している場合は、荷物をまとめて田舎に帰った方がいい。

湘南台にRani Barという店がある。先日鎌倉の帰りに立ち寄ってみた。
以前から永井誠一さんに情報をいただいてたので、近いうちに行こうと思っていた。
鎌倉の帰りは、藤沢経由なので湘南台は帰り道に立ち寄るのにちょうどいい。

店は派手な看板などないので、入口が分かりにくくて少し迷った。
でもそれゆえに、自分だけが知ってる馴染みの店として、
ちょっと友達に自慢したくなるような雰囲気がある。
入口の扉も低くて、茶室に入る感覚。
「隠れ家」という言葉は、あまりにも俗っぽくなってしまって、私はあまり使いたくない。

マスターの入来(いりき)伸也さんは、
ロバートハリスさんが出演されたNHKの「熱中時代」をご覧になって
バックギャモンに興味を持たれたそうだ。
あの番組が果たした役割は、かなり大きいと、改めて感じた。

入来さんが一人でやっておられるBarだが、おいしそうなおつまみがメニューに載っている。
あまり酒が飲めない私も、そこが嬉しいところだ。

私が店に着いた時はお客さんが一人だったが、次から次へと常連さんが入ってくる。
まるで友達のうちのパーティに集まるように。
お客さん同士も仲がいい。

そしてお客さんが来るたびに私を紹介してくれて、バックギャモンに誘って下さった。
永井さんが何度かレクチャーに来ているそうで、みんなそこそこ強い。
一人の男性と5pマッチを4セットやって3勝1敗だった。
永井さんが強い事は分かるが、私との相性が悪いようで、永井さんよりやりにくいと言われた。
もう一人の女性とも対戦したが、彼女もなかなかの腕前だった。

ここで来月から第三土曜日にバックギャモン例会を始めたいので
日本バックギャモン協会のホームページに載せたりJBL NEWSに掲載して欲しいとの事。
誰かが当番で行く訳ではないので、そういう自主的な集まりは大歓迎である。

さらに、永井さんが宣伝して下さったおかげで、めおと楽団ジキジキをテレビやYouTubeで見た、
という方も多く、7/17(金)にライブをやる事まで決まった。
翌日の7/18(土)が第一回の例会になるので、
今のところ予定が空いている私は二日連続で来る事になりそうだ。

最後にごまだれのつけ麺をごちそうになって、すごく満足。
終電に乗り遅れないよう駅まで急ぎ足。
新しい出会いは、いつもワクワクさせてくれる。
小田急線沿線というのが、また嬉しい。

年下の先輩芸人

新宿ロフトプラスワンにナイツとWコロンのトークショーを観に行った。
誘っていた年下の彼氏にふられたので、不本意だったがきーちゃんと二人で行った。

以前ここへ来た時はサンドウィッチマンとU字工事のトークショーだった。
あの時も二組の仲の良さが微笑ましかったし、それぞれの人柄がよく出ていてますますファンになった。
それにネタとはまた違った彼らの一面が見れて、ファンもきっと楽しいだろうと感じた。
サンドウィッチマンと初めて会って、DVDの事を話せたし、私達のTシャツを渡したりした。

ナイツとは「誰も知らない泣ける歌」で収録が一緒だったので、その時挨拶させていただいた。
今日オープニングから30秒くらいでナイツの塙さんが「今日は客席に芸人さんがいらしてます」と言うので
ああ、だれかプライベートで来てるんだろうなと思ったら
「めおと楽団ジキジキのお二人です。」とか言って、私たちの方を指す。

客席が薄暗いから、まさか見つかるとは思ってなかったので
びっくりしたが、Wコロンも一緒に立ちあがって
「今度お笑い音楽祭に出られますよね、僕たち司会なんです」と言うではないか。

以前ぶっちゃあさん主催の「お笑い音楽祭」に出て、また誘われたのだが
スケジュールが合わずに残念ながら、とお断りした。
終演後楽屋にいって、それをWコロンに説明した。

きーちゃんはWコロンとは面識がないが、私は以前ものまね館「Kisara」に後輩の二宮優樹さんが出た時
客で行っている。
その時”ねづっち”お得意の「なぞかけ」で私がお題を出してWコロンの千社札をもらった。
まぁお題を出した客をいちいち覚えているとは思えないので、私も初対面のようなものだ。

その時も思ったが、ねづっちのなぞかけのクオリティは半端なく高い。
かなりひねっていて、即興なのに「お見事」という感じのできあがりだ。
 
トークショーの後半はナイツの後輩、マセキ芸能社の若手コンビ”遊び屋”の二人を加え、6人でなぞかけをした。
こういうのを見事にすぐ答える人は、本当にすごいと思う。
いつもやっていると、そういう思考回路がつながりやすいのだろうが、それにしてもうまい。

そして、お客さんの中のある女性がねづっちの真似をして「整いました」と手を挙げた。
そして発表したなぞかけが、なかなかうまかったので、場内大盛り上がり。
ステージ上でもかなり受けていた。
素人にあそこまで堂々とやられてしまっては、一つも作らなかった塙さんなど、立場がない。

今日のトークショ、ナイツよりもWコロンの方がよく喋っていたし、
改めてWコロンは力のある芸人さんだという事がわかった。

ナイツの土屋さんは、本当に育ちのいい好青年という感じで、いつもさわやかだ。
前回テレビ収録でお会いした時は、塙さんもかなりスマートでステキな方だと思ったが
今日塙さんは少し疲れていらしたように見えた。
スケジュールがかなり忙しいようだ。

先日Yahooのゲームのチャットでお笑い談義になった時、誰が好きですか?と聞いて
「オードリー」と「はんにゃ」と答えた人がいた。
私は二組とも嫌いではないが、この人たちは今テレビでの露出が極めて多い。

誰が好きかと聞かれて、お笑いが大好きでかなり詳しい人の中で、
この二組の名前を挙げる人はあまり多くないだろう。
あまりに当たり前すぎて、恥ずかしいくらいだ。

だから私はお笑い好きだったら名前は知ってるけど、そんなに出てこない
ラバーガールだとか弾丸ジャッキーとか、かなり露出は少ないけど南国姉妹だとか
そういう人たちを答えたくなる。
これからはそこにWコロンも入ってきそうだ。

南国姉妹といえば、先日新宿のパチンコ屋さんに入るところを見かけた。
我が家で彼の決めセリフ「なにこれ!?」が一時的に流行っていて
私は挨拶したかったのだが、向こうも戸惑うだろうから、やめておいた。
でも、喜ぶかもしれなかったから、やっぱり声かけておけばよかったと
ちょっと後悔している。

私達がうまい!とかすごい!と思う芸人さんに、年下の人が多いのは、ちょっとやっかいなのだ。
彼らから見れば、私達はすごく年上なのに、芸歴も実力も彼らの方がずっと上だったりする。
だからサンドウィッチマンが私達を「師匠」とか呼ぶのは、本当に勘弁して欲しい。

今日も楽屋でWコロンに名刺を渡しながら
「年ばっかくってますけど、駆け出しの新人ですので・・・・」と言って挨拶した。
いつか浅草つながりで、彼らと仕事できる日が来たら、嬉しいのだが。

年上の後輩芸人かぁ。
扱いづらいったらないな。
彼らはきっといやがるだろう。

遅すぎたお笑いデビューの弊害が、この辺に来ている。

こども劇場三日間

調布・立川・蒲郡と三日連続でこども劇場関連のイベントに出演した。
うまくいった日もあったが、反省点が残る日もあった。

3年くらい前からか、このこども劇場の仕事を紹介していただき、東北や九州などにもお邪魔している。
このこども劇場の特徴として、すべてが親御さんとこども達の手作りだということ。

だから、楽屋には弁当が置いてある事もあれば、炊きたてのご飯が入った炊飯器と
保温されたカレー鍋がど〜〜〜ん!と置いてある事もあった。
それが高級料亭の仕出し弁当よりもおいしかったりするのだ。

そしてこども達が書いたポスターが貼られていたり、ひらがなだらけの手紙をもらったりする。
そして演奏後に舞台で花束だけではなく、様々な趣向を凝らしたお土産をいただいく。

それを企画・運営されているお母様方の元気なこと。
皆さんこども達にいいものを観せたい、という気持ちで本当に熱心に活動されている。

めおと楽団ジキジキは、純心なこども達よりも、こういうお母さん方に受けることが多い。
主催者のスタッフの方々が、涙ふきながらいちばんゲラゲラ笑っていらしたり。

そして小学生だった彼らが成長して、中学生・高校生で運営に加わる場合も多い。
彼らは決してチャラチャラしていないし、私達の荷物を率先して運んでくれたり
みんなで会場の設営・撤収などを楽しそうにやっている。

今の若い者は・・・と嘆く大人に、そんな彼らの姿を見せたいと思う。
この子たちがいる限り、日本の未来は明るいのだと、単純な私は信じてしまう。

以前ショーケースとして、「めおと楽団ジキジキ」をそういうお母様方に売り込むため
様々な他の団体と一緒に、プロモーションの舞台に上がった事がある。
そこに出演されているのは、一流の表現者ばかりだった。
いわゆる「こどもだまし」は通用しないのだ。
誰が考えた言葉か知らないが、「こどもだまし」という言葉ほど不適切なものはない。
大人よりこどもの方が、その表現者の「本気度」を的確に判断する。
彼らは気を遣わないので、つまらない舞台は見事に「つまらない」と判断して
明かなる行動に出る。
ごまかしはきかないのだ。

この真剣勝負の中で、私達はずいぶん鍛えられたと思う。
まだまだ今回のように、反省点が出てくる場合もあるが
それが改善されていく事で、私たち自身の向上につながる。

どんな仕事でも手を抜いたりはしないが、こども劇場は色々な意味で厳しさを感じる現場だ。

手ごたえがあった時は、たいていDVD「面白音楽」の売り上げがいい。
これも分かりやすい結果で実にありがたい。

こどもとお財布は正直なのだ。

騒音はもういらない

新橋ZZに客として行った。
金子マリ・小川美潮の歌・新井田耕造のドラム・吉森信のピアノ・かわいしのぶのベース
こういう豪華なメンバーを間近で聴けるなんて、なんてぜいたくなんだ。

全くタイプも年代も違うと思われる二人の歌手は、お互いを尊敬し認め合っている。
美潮さんは、独特の世界を持っていて、人柄はとてもチャーミングだ。
こういう自分の世界をしっかり持っていて、それが上質な人の歌には、本当に憧れる。

マリさんは、とにかくかっこいい。
マリさんの出番になって、「だいたいこの店、予約した客が座れないというのはどういう事だ」という
人生幸朗のようなボヤキから始まって、忌野清志郎や大瀧詠一などにも話題が及んだ。

ブルースは奴隷しか歌っちゃいけないんだ。
奴隷じゃないヤツが歌うのはブルース「のようなもの」なんだ。
とも言っていた。
マリさんの「ブルースのようなもの」は、本当に魂の入っためちゃくちゃかっこいいものだった。

新井田耕造さんのドラムは、重たいのにうるさくない。
余計なことを喋らない(ステージを降りてもそうだ)。だけど、必要な事はちゃんと言う。

吉森さんのピアノは、すごくご機嫌だ。間奏の時なんかに、こっそりスキャットを乗せたりしたけど
この人のピアノで歌った事がある歌手は、きっと他の人のピアノでは歌いにくく感じるのではないか
というくらい、歌が乗りやすいサウンドとリズムと最高のバランスがある。

先日ゴミのようなバンドの演奏を聞かされて、同じ音楽として、どうしてこうも違うものかと改めて思う。
今日のメンツは、みんな一流だからもちろん演奏がうまいのだが、私はなにもヘタなことがいやなのではない。

ヘタなくせに、全然魂を伝えようとしていない事が耐えられないのだ。
出てくる音に対して、お金を取って人前で演奏することについて、彼らはナメすぎていないか。
どう見てもそれはフォークだろという楽曲に、余計なバンドの音を、しかも汚い音を重ねて、ごまかそうとするのはどうなんだ。

そうやって変な物を塗り重ねることによって、より伝わらなくなってしまっていることに、何故気付かないのだろう。

また、最後の曲が終わると同時に「アンコ〜ル!」と言いだす身内の声は、どうなんだ。

今日の演奏は、その会場にいるすべての人々が感動していた。
だから最後の曲が終わっても、拍手がやまなかった。
その鳴りやまない拍手に応えて、メンバーがもう一度楽器を持った。そして歌手がマイクの前に立った。
正しいアンコールの在り方は、これだ。

そこにいるすべての人がそれを望み、この素晴らしい世界に浸っていたい、
そして、そんな経験をさせてもらえた事に感謝するという意思表示として惜しみない拍手を送る。
演奏する側がそれに応える。

「アンコール」は「お約束」では決してない。
最後の曲が終わったから、みんなで調子を合わせて手拍子をするのは、馬鹿げている。

私はすべての楽曲が終わって、涙で顔がぐしゃぐしゃだし、一人で余韻に浸りたかったので
店のドアを出て、踊り場にいた。
そして本当に満ち足りた表情のお客さんが、名残惜しそうに帰途に付くのを見送った。

こういう上質の音楽だけがあればいい。他のくだらない騒音はもういらない。

上質の音楽といえば、先日の鈴木常吉 良元優作 ちくわぶ のライブの時もそう思った。
それぞれが、すばらしい魂と表現力を持った3組の演奏にひたることのできる幸せ。
それを同じ空気の中で体験できる幸運。

その夜、鈴木常吉さんの演奏を、みんなすごく静かに聞いていたので、
私はちょっとその雰囲気に耐えられなかった。
鈴木さんが「次は他のメンバーがみんなで出てきて、何か一緒にやる段取りになっているんだけど・・・」と言ったのに対して
私が小さな声で「段取りーチキン」と横にいるちくわぶのリヒトさんに言ったのが、ステージの鈴木さんの耳に入り
「何言ってるんだ、そこ!」と怒られてしまった。

一つの音に魂を込める鈴木さんに対し、どうしてもそこに小さくていいから「笑い」を求めてしまう私の
根本的な姿勢の違いが認められた瞬間だった。
「すみません!」とすぐに謝って反省したが、それほど集中してステージに臨む姿を
私も見習わなければ、と思った。

ああ、本当にうわべだけのゴミのような表現者は、荷物をまとめて国に帰って欲しい。
そして私自信が、そっち側に行かないように、自分の魂はきちんと伝えようとしているか
それを常に確認して行こう。
そんな事を改めて思った夜だった。

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