カオルコのジキジキな日々

いつかあなたとバックギャモンを

めおと楽団ジキジキ

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芝居の稽古十三日目

10/26(日)
着物が縫いあがったと母から連絡があり、取りに行く。
さやかさんたちと焼き肉屋で盛り上がってしまったので遅くなり、母の家についてから終電まで時間がなかったので泊まることにした。
実家に泊まるのはすごく久し振りだ。たまに来てはいたが、いつも短時間で用事を済ませて帰ることが多い。母からの電話はいつも長くなるので忙しい時などは、「ごめん」と言って早めに切り上げてしまう。
母の話し相手をすることも、親孝行になるんだと、この時思った。しかもお金がかからなくて手軽だ。
仕事をしながら、友達や親戚から頼まれて縫物をしたり、旅行に行ったり忙しくしている母だが
やはり一人娘のと話すのは別のようだ。遅くなってから実家に着いた事がかえって幸いてよかった。

1週間で2着の着物を縫ってしまう母もすごい。看護師として働きながらなので、本当に頭が下がる。
母の方も「役に立てて嬉しいわ」と言ってくれた。
出来上がった着物を体にあててみて、そんな短時間で縫い上げたと思えないし、ポリエステルの安い素材には見えない。
えんじ色の方はもみじの柄が大きいので、こちらを中心に使って、青い方は第四幕のしなだ家だけで着ようと思っていたが、逆の方がよさそうだ。青の方が私の好みだし、舞台で映えるように思う。
その日は母と布団を並べて遅くまで話がはずんだ。母が寝てからも私は稽古の録音を聴きながらなかなか寝付けなかった。
翌日母は7:00頃家を出るが、私の為に簡単な朝食を作ってくれた。全く食欲がなかったけど、せっかく用意してくれたので、半分眠ったままなんとか食べた。

10/27(月)
一度家に帰ってから必要な物を持って、着付けを習う為に千尋さんの家に行く。
前回は小物を買って補正のやり方を説明してもらっただけなので今回初めて実際に着物を着てみることに。
途中手がつったり足がつったりしながら、なるべく千尋さんの手を借りずに自分だけで着る練習をしてみる。
自分で初めて着物を着る私にとっては、とてつもなく大変な作業だった。
でも「最初とは思えない、上手よ」という千尋さんの声に励まされて、何とか着ることができた。
2時間しかなかったので、一度着ただけで終わってしまったが、あとは自己練習だ。
本番まで千尋さんと私の時間が合わないので、都合をつけてもらい翌日1時間半だけまた来ることに。

10/28(火)
ご主人のたかしさんが「ビデオに撮るといいよ」と前日アドバイスして下さったので、この日はカメラ持参。
前日は胸のさらしを少しゆるめに巻いたので、帯をしめた時にお相撲さんみたいに見えた。
なのでこの日は苦しくない程度にしっかり巻くことにした。
「昨日よりずっときれいにできてるわよ」という千尋さんの言葉にまた励まされて、自分で思い出しながら着ていった。
昨日はえんじ色のもみじで、今日は青いお気に入りの方を着たせいもあるが、出来上がりが昨日よりずっといいように思える。
嬉しくてたかしさんに見せに行き、ビデオを撮るといいよとアドバイスいただいた事にお礼した。

10/29(水)
名古屋はもう何度も車で行っているのでそんなに遠いと思わないが、この日は日帰りだったのでやはりあわただしい。しかもなるべく早く稽古に行きたいので、ステージが終わってから一息つかずにすぐ東京に向かった。
途中少し渋滞はあったがそれほど遅くならず、2時間くらいは稽古に参加できた。
私が着いてからは、私の場面を中心にやってもらう。
第十二幕の引き金を引く場面は、今回の芝居の中で私の最高の見せ場だ。
ここがまだちゃんと演じ切れていないので、なんとかしなければ。
終わってから作家の生徒さん5人とかわらさんとで飲みに行く。いつものさくら水産だ。
この日私はさやかさんが思っていて、私も共感したことをかわらさんに話してみた。
それはかわらさんの好きなスタイルだったようだが、「じゃあ、そういう目で見てみよう」と言ってくれた。
かわらさんは、上からものをいう人ではなく、みんなの意見を取り入れて作り上げていかれるようだ。
それだけ自信がないと言えるかもしれないが、私のような素人が言うこともきちんと聞いてくれて
良ければ採用してもらえるのは、すごく嬉しい。

芝居の稽古十二日目

10/26(日)15:00〜17:00歌声喫茶があるので、稽古を中抜けした。
まず13:00から1時間。途中で抜ける為、私が中心になる場面をやってもらう。
第四幕のしなだ家。声をそろえる場面が多いので、一家で気持ちをひとつにして。
第十二幕、私が引き金を引く場面。実際の銃だと思ったら、そんなに簡単に引き金引けないはずと注意される。
「河川敷で自己練習します」と言ったら「なんで河川敷やねん、家でやったらええやん」という突っ込みが入った。
1時間はあっという間に過ぎて、私のみ抜ける事に。

歌声喫茶を終えて16:00頃稽古に戻ると、ほとんど終わっていて、かわらさんと塚腰さんが音楽を選んでいた。
終わってからさやかさん、リャンさんと3人で焼肉を食べに行く。途中住宅街で迷ってしまい、たどりつくまでに時間がかかったけど、その分お腹もすいてちょうどよかった。
しかもすごくいい肉を使っているらしく、もし満腹であってもすごくおいしいと感じるだろう
と思えるくらいおいしかった。最後の冷麺も小鉢に分けて出してくれて、〆としてぴったりだった。

さやかさんは、本当に芝居のことをよく考えて、いろいろ感じるところがあるようだけどかわらさんには言えないそうだ。
私だったら絶対黙ってないけどなぁ。私もさやかさんの意見に同感したので、いつかかわらさんに言いたいと思った。
3人で芝居の話をたくさんしたので、これこそ正しい稽古後の飲み会風景だと感じた。
これまで稽古の後に飲みに行ってたけど、真剣に芝居の話をしたことなかったから
この焼き肉屋で盛り上がった時に「下北沢の飲み屋みたいだ!」と叫んでしまった。
これが毎回だったら、かなりうっとおしいのかもしれないが。

帰り道は、さやかさんと二人だったので、着物のことや演技のことをいろいろ教わった。
彼女がメンバーだったことに、本当に感謝したい。そして同じ沿線に住んでいることにも。
若い時期にある先輩からいいアドバイスをもらって、それが今の自分の姿勢に影響してるという話も聞かせてもらった。
劇団にずっと属しているとそこで完結してしまうので、なるべくフリーになって芝居をやりたかったらゲストで出た方がいいと、その人は言ってくれたそうだ。
たしかに劇団に入っていれば毎回公演があって、終わるたびに達成感と仲間意識が高まって
充実した気持ちにはなるが、その中でしか成長できないとのこと。
なるほど、説得力がある。劇団は楽しそうだし、ある時期までは勉強になるだろうが、スタイルが固まってしまうのも納得できる。
この日は後半稽古がなかったけど、やはり戻ってきてよかった。こうして参考になる話がいろいろ聞けたから。

芝居の稽古十一日目

今日初めて、台本を完全に離して稽古した。本番まであと10日くらいなのに、遅いってか!
名古屋にいた4日間、東京との行き帰りの車の中で、ずっと録音した稽古を聞いていて
完全に覚えたつもりだが、実際の稽古でのやりとりの中ではしばしば台詞を落とす。
情けないなぁ。
しかも私が休んでいた間に、台詞の変更があったり、振りの追加があったり
いろいろと変わっていた。
例によって私は楽観的なので、何とかなるさと思っているけど。

今日は稽古が終ってから、かわらさん、作家の塚腰さん、イー☆リャンのイーちゃん、
浜口浜村と私の6人で飲みながらいろんな話をした。
今回の「牛馬頭のゲーム」の事や芝居・お笑い一般の事も、初めて本格的に語った気がする。
結婚観・恋愛観なども出たなぁ。

着物に関しては、前回千尋さんに買い物に付き合っていただき、その時に私が持っている物や母の着物を呉服屋に持参した。
そこでそれら全部の着物が私には小さいことが判明。私と千尋さんと呉服屋の担当飯塚さんは頭を抱えた。
既製の着物で私に合うサイズはないし、これから反物を買って正式に仕立ててもらっては間に合わない。
そこでとりあえず安い反物を二つ買って、母に急きょ縫ってもらうことにした。
母は洋裁が得意で、子供の頃私は母の手製の服ばかり着ていた。
一応和裁もやることは知っていたが、最近は縫っていない。でも他に方法は考えられず、飯塚さんが言われるように、舞台用なのでとりあえず間に合わせにミシンで縫ってもらうと早いし、やったことある人なら縫えるだろうとの事。
見切り発車もいいところだが、ここは母に頼みこむしかなさそうだ。

午前中に実家に行って着物や小物を取って来たけど、また夜実家を再び訪れ反物を渡す事になった。
実家に行く前に、下北沢でさやかさんに帯を渡す。つくり帯に加工していただくためだ。

1週間で着物を縫ってもらえるかどうか恐る恐る母に電話したら、明るい声で「縫えるわよ」と返ってきた。
ああ、その母の声は天から聞こえてくるようだった。
もっと早く準備しておけばいいものを、こんなに間近になって全く呑気なものだ。
でもこうやって周りに迷惑かけながらだけど、何とかなってしまうのでいつもギリギリにいろんな物が出来上がる。

そして今日の稽古にさやかさんが出来上がった帯を持って来てくれた。
帯を切断することなく、結び目を縫いつけ、マジックテープで簡単に着脱する事ができる。
まるで手品だ。

千尋さんは、私のでこぼこした体を、いかに補正するか頭が痛いようだ。
補正の為のタオルやさらしを月曜までに用意することになった。
名古屋滞在中に、あまり買ったことのない脱脂綿やさらしを買い求めた。
それから補正のためのベルトやたびカバーを買った。そして着替えシートも。
寄席の楽屋で前座さんが師匠の着物を畳むときや、着替える時に広げているあれである。
青い花見シートなどでも代用できそうだが、私は以前からあれにちょっと憧れていた。
それほど高い物ではないので、迷わず買うことにした。
舞台の袖にこれを広げて、早着替えする自分を思い浮かべながら。

さらに吉超の女将「しなだ」(私の役名)が身につけそうな物をあれこれ見て回った。
まずは腕時計。自分では絶対買わないと思われるすごい派手なデザイン。
最初に買ったのはメインで着るあずき色の着物に合うもの。
しなだ家では青い着物を着るので、次にそれに合うものを探す。
店の人に芝居で使うと説明して相談に乗ってもらう。
彼女のアドバイスを聞いたり、どっちにしようか迷ったものを彼女に身につけてもらって私が遠くから見たりした。
やはり最初に「これだ」と思ったものに決定。
これはシルバーと白っぽいラインストーンなので、あずき色の着物に合わないこともない。
でも最初に買った時計も気に入っているので、着物と同時に腕時計も変えることにした。

次にしなだがいかにも持ちそうなレースのハンカチをデパートで探す。
有名なブランドものでいくつかよさそうな物を見つけたが、これはちょっと高い。
東京に帰ってから、サミット辺りでもう少し安いものがありそうなので、こちらはやめた。

同じフロアーで根付けを発見。しなだの携帯電話につけるものだ。ストラップではなく根付けがいい。
私が欲しかったのは般若の形。
ちょうどいいのがあって、たまたまニスの具合で目の部分が光っているものを見つけた。
それを買おうとしたら、すぐ横で金の打ち出の小づちの根付けを売っている。
その小づちの中には、すごく小さな10種類の幸運を呼ぶ物が入っている。
恵比寿様・大黒様・サイコロ・カエル・ひょうたん・小判・南天・タヌキ・破魔矢・だるま
販売員のおじさんは、寅さんのように鮮やかな口上でひとつひとつ説明しながらこれらをピンセットでつまんでは小づちに入れている。
サイコロが入った時点で、私の心は決まってしまった。やっぱりこれしかないだろう。
ちなみにサイコロを入れるゆえんは
「どこへ転がっても必ず芽(目)が出る所から縁起が良いとされ、災難を切り勝負に勝つと云われる。」
とのこと。

今日の稽古にこれを持って行ってさやかさんに見てもらっていたら、横にいた中村譲さんが
全く同じものをファンからもらったという。
ほら、と彼が出した物を見ると、私のにはついていない小判が外側に付いていたが
小づちのデザインと鈴は全く同じだった。
へへへ、主役の二枚目俳優とおそろいだ。
般若にしなくて、本当によかった。

私は一般的な女性より買い物が好きではないが
こうやって自分が使わない物をあれこれ選ぶのは、なかなか楽しい作業だ。
その人を頭に浮かべて、「これ好きそう、似合いそう」と想像して買う工程は、大好きな人へのプレゼント選びに似ている。
そう、そんな時間は楽しいに決まっているのだ。

芝居の稽古十日目

10/17久しぶりに来た平成ノブシコブシの出る場面を中心に稽古した。
今日は新しいメモリカード4GBを買って、電池も予備を用意して臨んだ。
平成ノブシコブシの徳井さんの声が枯れていた。もうすぐのワンマンライブを控えて、練習がハードなのだろう。
声が枯れた時の辛さは、私もよく知ってるから、とても心配だ。きっと仕事があるだろうから、声を出さない訳にはいかないし。

譲さんが、私が録音してるのを見て、これを平成ノブシコブシの二人にダビングしてあげれば
彼らが自己練習できるのでは、と言ってくれた。
なるほど、自分の為だけじゃなくて、そういう活用法もあるのか。
うまくCDに落とせるか心配だったが、今日やってみたら何とかできた。
二人の出番を選んで、第1幕から、若い順番にCDに入れた。私にしては上出来だ。

改めて自分の台詞を聞いて愕然とした。自分が思い描いている吉超の女将「しなだ」とは、全く違うものになっていた。
しなだのふてぶてしさが、全然出ていない。こんなしゃべり方ではダメだ。
もっとゆっくり、低い声で、憎たらしくしゃべらないと。
かわらさんに電話でそれを伝えた。時間を短縮するよう苦心されているので、ゆっくりしゃべってもいいかどうか確認を取りたかったのだ。
稽古全体を落としたCDをかわらさんにも渡すことになった。みんなでそれを客観的に聞いてみて
それに応じた指示を出すようだ。

稽古を録音したのは大正解で、これで自己練習がスムーズにできる。
全体の流れを把握できるし、自分の台詞のきっかけも覚えられる。
いつまでも台本で練習していてはダメだ。

明日いよいよ千尋さんに着付けを習う。その前に着物用小物の買い物にも付き合って下さると。
お忙しいのに、ありがたいことだ。
昨日の日本橋の蕎麦屋「翁庵」でのライブに千尋さんがいらして下さった。
その時に私の体型を見て、かなり補正のためのタオルが必要だと言われた。
サラシやらスポーツタオルやら、バスタオルが必要になるそうだ。
私の着付けのポイントは補正だとのこと。補正さえうまくできれば、あとはそれほど難しくないそうだ。
それにしても大阪の本番まで時間がないこと。
かなり集中して練習しないと。

母に聞いたら、母の着物もあるし、小物もいろいろあるとのこと。
明日の買い物の前に、実家に寄って、それらを取りに行くことになった。
母は私より太めだから、この着物が使えればかなり助かる。
母は芝居も見に来る予定だから、私が母の着物を着て出れば、喜んでくれるだろう。
ちゃんと料亭の女将が着るような着物だといいのだが。

芝居の稽古九日目

今日は12:00〜22:00と10時間も稽古場が取ってあった。
途中かわらさんが仕事で4時間ほど抜けたけど、その間も休憩を取りながら稽古を続けた。
長い休憩の時、主役の二枚目俳優中村譲が、いつになく饒舌になった。
シンガポールのサウナやジムで、男性に露骨に誘われたこととか
NHKドラマの打ち上げで、プロデューサーの自宅に拉致された話とか。
最後はカトリーヌと同じオカマ口調になって、かなりはしゃいでいた。
いつもクールな感じだったけど、今日は何故かはじけていた。

他の出演者は、ほとんど台本を離しているが、私は遅れを取っている。
来週中には、完璧に覚えよう。

千尋さんと連絡をとり、来週月曜日に着物の小物類を買って、着付けを習うことにした。
その日にさやかさんに帯を渡して、作り帯を作ってくれる店に持って行ってもらう予定。
それでもかなり遅いけど、なんとか本番には間に合いそうだ。

練習を録音してみたが、途中でメモリーカードが満タンに。電池も途中で切れて買いに行った。
今日は平成ノブシコブシの二人が都合で来れなかった。
明日は来るようなので、やっと全員がそろう。新しいカードを買って持って行こう。
時間も以前よりずいぶん短縮されて、理想に近い形にまとまってきた。
自然な流れで出演者がスムーズに動いたりしゃべったりするまで、あと一歩という感じだ。
今日はさすがに疲れているので、この辺にしておこう。


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