カオルコのジキジキな日々

いつかあなたとバックギャモンを

めおと楽団ジキジキ

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五日間の大須演芸場を終えて、東京に帰って来た。
名古屋のバタヤン、竜鶴さんのいない大須演芸場は、なんだか寂しい。
まぁ獅篭さんはすぐ戻ってくるからいいけど、すっかり世代交代してしまった感がある。

今回は上方から講談の南青さん、立川キウイさん、初めてお会いする方がいらした。
お二人とも楽屋宿泊で、途中南青さんの誕生会などもあって、みんなと親しくなる機会に恵まれた。
また福三さんのチャーリーズバーでもいろいろ話せたし、芸人さんと仲良くなれて有意義な日々だった。

立川キウイさんは、談之助さんや獅篭さんの漫画や、いろんな人から事前の情報を聞き過ぎていて先入観が山盛りだったが
「伝説」になるほど下手な落語ではなかった。

前座時代が16年半。
それは浅田真央ちゃんが、生まれてから世界チャンプになるのと同じ年月だと、枕で自嘲気味に言ってらした。
16年半ってすごい。
その間、破門が三回。
着物のたたみ方を教えた後輩の着物を、自分がたたむようになるとは・・・・
後から入門した後輩に、どれだけ先を越され、Wikipediaと2ちゃんねるでどれだけ叩かれても
落語をやめなかった人。
彼の高座を袖から観ていて、
本当にこの人は落語が好きなんだなぁ と思った。

高座では「技術」ではなく「人」が出るのだ。
技術はうまくなるかもしれないが、その人の持っている魅力やいやしさはごまかせない。
そういう意味ではとても怖い場所である。

噺を聞いてどんなに「上手い!」とうなっても、どうも好きになれない噺家がいる。
上手くはないけど、何だか面白いよな、とまた聞きに行きたくなる噺家がいる。
もちろん、魅力的な人柄と技術の両方がすばらしい噺家もいる。

キウイさんは生来の優しさか、苦労時代が長いせいか、あらゆる人に気を遣う。
叩かれて卑屈になる場合と、優しくなる場合があるが、彼は完全に後者なのだと思った。

立川流は、落語ができる場が限られるので、大須で平日2席、土日に3席
十日間毎日落語ができる事が、心底嬉しそうだった。

キウイさんは、実に楽しそうにお酒を飲む。そしてどんなに酔っぱらっても、すべての人への気配りを忘れない。

前評判、ネットでの噂、これらは信じてはいけない、自分の目と耳で確かめるべきだと
改めて思った大須滞在であった。

NHKと繁昌亭と大須と

6/2 NHKふれあいホールでの「お好み寄席」の収録が終わった。
収録のトップバッターで、会場を和やかにほぐして盛り上げるという役割は、十分果たせたと思う。
寄席の収録にハガキを出すくらいなのだから、みなさんお笑い好きには違いないだろうが、
前回別の収録を見学した時は、気を遣っておとなしめな感じもあった。

でも今回私たちがステージに立つと、知らない方も多いと思われるが、とても暖かく迎え入れていただける空気を感じた。
途中でお客さんが参加するコーナーも、ほとんど全員が参加していらしたし、本当に楽しそうに笑って下さった。
持ち時間も事前に計った時より余る位で、余裕を持って演奏できた。
フロアディレクターの方は、私たちの「浦和」を「昨夜3回観ちゃいました」とか言って下さって
ウソでも嬉しいものである。
「笑点」でも思ったが、収録当日は、このフロアディレクターの役割がとても大きい。
この番組をどれだけ愛し、お笑いがどれだけ好きで、演者の魅力を最大限に引き出すにはどうしたらいいか
それを真剣に考えて下さる。

他の大先輩の共演者の皆さんも、とても暖かく接して下さった。
6/30の放送が楽しみである。

そして、8/17(月)〜8/23(日)の天満天神繁昌亭 昼席への出演も決まった。
昨年1日だけ出演して、1週間の出演のお許しが出たが、今度実現する事になった。
これも、すごく楽しみ。
笑いの本場大阪で、私たちはどれだけ笑いを取れるのか。真剣勝負の日が続くだろう。

そして今日から五日間は大須演芸場。
一回目の公演はお客さん三名。二回目の公演はさすがに十名以上入っていたが。
大阪から若手のかっこいい講談師(=好男子)の南青さんが、私たちを初めて観たとの事で
舞台の袖で、ゲラゲラ笑ってたっけ。

明後日、南青さん、立川キウイ兄さん、ジャグリャー(名古屋だから!)のあおきさん、みんなで飲みに行く予定。
今から楽しみである。

ちゃんと調べろ

午後1:08、電話が鳴った。
「きすみのさんのお宅でしょうか」
ああ、どういう情報源か知らないが、こういうのはたいてい墓場かマンションを売りつける業者か
リフォームの会社だ。

「ああ、キスノと申しますが、何か!?」すでにちょっとイラついている私。
「あのぉ、わたくし@@のXXと申しまして、資産運用についてのご相談をお受けしている者なんですが・・・」
もちろん全部言わせない。途中からかぶせるように
「ああ、うち資産ありませんから、結構です!」
ガチャ!

おいおい、ちゃんとリサーチしてから電話掛けろよ。
世田谷に住んでたって、貧乏なヤツはいるんだぞ!タコ!

友人からもらって私が大事にしているコップがある。
デザインと色合いがとても美しく、日常で使う事に抵抗があったが、
この子も使われてナンボだろうと思い、普段から使う事にした。
丁寧に扱えば、そんなに簡単に割れる物でもないだろう。

そのデザインもさることながら、
内側の純白さは、入れた液体を美しく見せ
飲み口の適度な厚さと、唇をふれた時の感触・・・・・
このコップに入ったものは、何でもおいしいと感じてしまうくらいだ。

その、
私の、
大の、
お気に入りの、
コップを、

うちの、
ごくつぶし野郎が、

こともあろうに、
歯磨き用に、
使ったのだ!

許せん!

夫婦の絆なんてあっけないものだ。

こんな、他人にはくだらないと思われるちょっとした事件が
たび重なったあげくに、きっと取り返しのつかない事になってしまうのだろう。

将来このコップにひびが入った時、それは他のものにもひびが入る瞬間かもしれない。

残念な小劇団

若手劇団員の女性が二人出演するコント芝居を観に行った。
企画・演出も全部自分たちで一からやったようだ。
内容は、いろいろ突っ込みどころ満載だったが、若い二人が真剣に「笑い」を追求する姿は美しく、ほほえましかった。

そこまでは良かったのだが、公演を終えてから座長が呼ばれた。
座長は事もあろうに「いや〜〜〜、面白かった!」と拍手しながら登場したのだ!
そして次々に舞台に上がる先輩劇団員も、「がんばったね、よかったよ」と口々に言いながら並ぶ。

おっと、ここは打ち上げ会場か?!
と思ってしまうくらい、身内ノリで全員の笑顔を見せられてしまったら、観客の私達はどうすればいいのだ。

この劇団の作家と面識があり、彼とこの座長のトークライブに行った時、とても楽しそうな劇団だと感じて、本公演も行きたかったし、ワークショップも是非参加したいと、計画を立てていた。

それだけに、座長と作家・先輩劇団員のみんなの言動は、本当に残念だった。

こういう楽屋オチとか、ファンや親戚・友達しか対象にしていないような姿勢が、小劇団の可能性を潰しているのではないだろうか。
残念だが、この劇団の公演には二度と行かないだろう。

当日の早朝に予約したにも関わらずメールで返事をくれて、さらに確認の電話までいただき
恐縮しながら、きちんとした対応をする劇団だな、と思っていただけに、本当に悲しかった。
その気遣いとエネルギーが、違った方向に行ってしまっているように思えてならない。

トボトボと帰る帰り道、いや待てよ、とふと思った。
これって「めおと楽団ジキジキ」も陥りやすい穴じゃない?

最近「ファンです!」と言う人や「私たちの目標なんです!」とか目を輝かせながら若いデュオの子たちに言われてしまって、「おいおい」と思っていたが
そういう人の前でばかりやっていると、こういう勘違いを私たちもする危険があるのでは?

話も楽屋オチが多くなったり、みんなもちろんよく知ってるよね、という前提でライブに臨んでいないだろうか。
いやぁまずいまずい、今回の悲しい事件も、それに気付かせてくれた事が、不幸中の幸いだ。
おぉぉぉ、くわばら、くわばら。


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