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昨日は長野→滋賀大津→愛知県幡豆(はず)郡と移動したので、私もきーちゃんもちょっと疲れている。
・長野 松本山形村上大池コミュニティセンター
前日のM-WAVEがあまり納得の行く内容ではなかったので、まるでかたきをとるかのごとく、はじけた。
年配のお客さんが多かったが、みなさんすごく元気。笑いころげながら涙を拭くマドマアゼルも。
婦人部のみなさんの手作り漬物や、その日に打ったそばをご馳走になって、心から暖かくなる。
どんな豪華なレストランの食事券より、こういう割烹着を着たお母さん方の手作りの惣菜が嬉しかったりするのだ。
2年ほど前すぐ近くの神社で仕事していたのに、言われるまで気がつかなかった。
その時は地元の青年団の皆さんが、お祭りだから盛り上がってへべれけになっていた。詳しく書けないけど、面白かった事を思い出した。
・滋賀大津「どない屋」
長野からまっすぐ南下して愛知県に行けばいいのに、大回りして大津に行った。
どない屋での滞在時間は短かったしすごく疲れたけど、本当に行ってよかったと思った。
どない屋は「誰がカバやねんロックンロールショー」のメンバー、松浦円一郎(長男)恵(次男)の二人でやっている居酒屋で
当日は円一郎=円(えん)さんの還暦祝いライブだった。夕方4:00から夜の21:00でやるというのだから尋常ではない。
円(えん)さんは、私たちがどない屋に行くと、必ずおいしいものをさっと作って出してくれる。
愛想はないけど、ぼそっという一言に重みがあって、あったかかったりする。バンドではドラム担当。
次男のめぐさんは、いつもにこにこ笑いながら、閉店時間になってもなかなか帰ろうとしない客に「早く帰ってぇ」という役どころ。
バンドではベースを担当している。お正月にみんなと一緒に大須演芸場に駆けつけてくれた。
私たちが到着したのは、パーティも終盤に近づいた20:00過ぎだった。
扉を開けると、みんなびっくり。私たちは知らない人が多いけど、どない屋でジキジキはかなり有名なようだ。
すごい拍手で迎えられる。私はずっとトイレを我慢していたので、それどころではなかったのだが。
すでに佳境に入っていたが、そこからも店やバンドにゆかりのある皆さんの演奏でずっと大騒ぎだ。
途中でジキジキも呼ばれ、「コレステ・ロックンロール」と「でこ弾き」を披露。
いつもは厨房でひたすら鍋とフライパンを相手にしている円さんも、この日は最前列の中央でニコニコ座っている。
どない屋は、誰が客で誰が従業員かよくわからない。カウンターの中には、どうやら立ちたい人が入っていいようだ。
「誰が客やねん」の店である。
最後には、「誰がカバやねんロックンロールショー」の現メンバーが登場。たっぷり聴かせ、魅せてくれた。
ギター・ヴォーカルの家紋さんがすごい。私は当時の彼らを知らないが、きーちゃんは仲がよかったから、とてもなつかしかったようだ。
メンバーのほとんどが還暦前後という年齢で、今もかわらずこうして演奏を続けていられる事がすばらしい。
きーちゃんは、それをうらやましく思ったようだった。
家紋さんのパフォーマンスは、これまで映像でしか観たことがなかったが、ナマで観るとほんとうに面白かった。
アイディアが泉のように沸いて来るのだろうか、次から次へと変化球を投げまくられて、笑いっぱなしだった。
当時はいなかった「アモーレ猪熊」とこAKIRAちゃんの司会進行・ヴォーカルも見事だった。
彼女は他のメンバーの娘くらいの年だが、実に溶け込んでいるし、家紋さんとの「対決」で培われたパフォーマー魂は半端ではない。
誰がカバやねんロックンロールショーというバンドは、このどない屋という店をホ−ムグラウンドに、バリバリの現役で活動を続けている。
当時のメンバーは、その付き合いが30年以上になるだろう。円さんとめぐさんお二人には、きっとまた会いたくなる魅力があり
どない屋という店はまた行きたくなる店なのだろう。そこに集まる人は、馬鹿みたいにここが好きなのだろう。
だからジキジキだって、遠回りしても行ってしまうのだ。
最後に帰ろうとしたら、ビバさんが走ってきた。彼もこの店に魅せられた一人だ。
めぐさんが、私たちにお土産を持って帰ってもらいたいという伝言を届けに。
店に戻ると、めぐさんがあわてて昆布巻きをタッパーに詰めているところだった。
どない屋の昆布巻きは、すごくおいしい。味付け濃い目で体に悪いが、これを食べられるなら早死にしたって後悔なんかしない。
愛知県へ向かう夜中の高速道路で、きーちゃんとそんな話をしながら、疲れていても眠たい所じゃない二人だった。
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