カオルコのジキジキな日々

いつかあなたとバックギャモンを

めおと楽団ジキジキ

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年賀状もまだ書ききれていないし、やるべきことは山ほどあるので、少し日記から離れていたが
先日会った友人が、私の日記を楽しみにしていると言ってくれたので、思い出しながら芝居の最終日のことを書く事にする。

会場の大田区民プラザホールは時間に厳しい所なので、
大阪公演と違って東京公演は、芝居の時間をいかに短縮するかということにエネルギーを使う。

私は大阪公演の初日が終わった飲み会で、時間を縮める事が最優先になって
「表現」する事が二の次になるのは、本末転倒ではないかと、酒も飲んでないのに
他の出演者にからんでいた。
だが芝居の時間を縮めようとすることで、無駄な台詞や場面が削られ、
撤収作業を無駄なく計画的に進めるために、スタッフが知恵をしぼってテキパキ動くという事は
とても有意義な事だと考え直した。

東京公演の中で、唯一時間を気にしなくてもいいのは、最終日の昼公演だ。
ここだけは芝居の時間が延びても、大きな問題はない。
そこで昼公演は、自分のやりたい事をやってみようと思った。
ゆっくり間をとりたい所は、好きなだけ間を取ろう。
自分の見どころは、引っ張るだけ引っ張って自分の世界を作ろう。
台本にない台詞だって、差支えない場面ではガンガンはさんで行こう。

大阪公演を見たきーちゃんに、私の演技は大人しすぎて優等生っぽくてつまらないと指摘された。
ジキジキを始めた頃の、私の歌に対する批判と同じだ。
普段の私はそこまでやるか、というくらいはじけているのに
歌になると急に正確さだけを追い求めて、退屈でつまらなくなる。
それはクラシックを長年勉強してきた為、自由な表現よりも楽曲の正確な再現を優先させる癖が出てしまう為だ。
もちろん一流のクラシックの演奏家は、限られた制限の中で、最大限の個性を発揮する事ができるのだが。
今でも私は、音程とリズムが外れることに潜在的な恐怖があって、自由奔放な表現ができない傾向は残っているが、
ジキジキの初期に比べると、今の私はステージでそこそこはじけるようになった。

さて芝居である。
ジキジキ初期のように、演技がつまらないと言われた私は、この昼公演ではじけてみようと思った。
もちろんチームプレイなので、ジキジキほど自由に暴れる訳にはいかない。
昼公演の幕が下りて感じたのは、自分の思うことは十分表現できた、という事だ。
自分ではそう思ったが、共演者のイーさんから、間を取りすぎたし、引っ張りすぎたと言われた。
また役としてやりそうにない行動に出るのは、違和感があるとも。
彼女の意見は多分当たっていると思う。以前指摘された時も思ったが、彼女の観察力はかなり鋭い。
彼女は笑いや演技に真剣に取り組んでいるので、説得力がある。

ただ私は昼公演に関して、やりたいことを思う存分やりたかった。それは実現したと思う。
針の振れが大きすぎたのなら、千秋楽である夜公演で戻せばいい。ちょうどいい所で止めればいい。
充足感を感じながら、夜までの時間をあわただしく過ごした。

東京公演初日

今日は、今までやった中で一番楽しかった。
台詞をいくつか間違えたりして、客観的に「キスノ カオルコ」という役者の演技は良くはなかったかもしれない。
でも私は今日芝居していてすごく楽しかった。
調子に乗って台本にない台詞を即興で言ったりした。

私は英語の表記と略語が好きではないので「アドリブ」という言葉は使いたくない。
回りくどい言い方になるけど、その「台本にない言葉」を共演者のリャンちゃんが評価してくれた。
同じ内容の言葉を二回言ったので、私は少し反省していたが、彼女が「あのアドリブ、ナイスでした」とわざわざわ言ってくれたのが、すごく嬉しかった。
(人が英語の言い回しや略語を使うことを批判するのではない。私自身がなるべく日本語を略さずに使いたいと思っているだけだ。「パソコン」という言葉を使うのも少し抵抗があるくらいなのだ。この辺はしょうがなく使っているけど。)

ああ、明日の本番があるので余計なことを書かずに寝ようと思っているのに
どうして芝居に関係ないことを書いてしまうのだろう。

今朝、下丸子の会場に向かう電車の中で共演者の水野さんにばったり会った。
私は今回の芝居で水野さんと同じ舞台に立てた事をすごく誇りに思う。
理由はいつかゆっくり書こうと思うけど、朝から水野さんに会えた事で、今日はすごくいい事があるような気がしていた。

会場の大田区民プラザ・大ホールはとてもきれいな会場で、大阪の会場アムホールに比べたら、とても使いやすかった。
最も私は梅田のパチンコ屋の4階にあるアムホールの雰囲気が大好きだったし、あの狭い中で腐らずに仕事してくれたスタッフの皆さんに惜しみない拍手を贈りたい。

さて、東京公演初日。
出だしは水野さんに会うという幸運が舞い込んだが、それからことごとくちょっとした「がっかり」に出会う。
・私が提案した「かれいのあんかけ弁当」が唯一品切れだった(他の5種類は全部あったのに)
・オリジン弁当の箸袋をちぎって開けると、はしが片方しか入っていなかった。
(箸袋は完全に閉じてあったのに・・・こんな割りばし初めてだ。あまりに珍しいので思わず持ち帰って来た)
・リハーサルが中々始まらないので、着物の着付けを直そうとした。帯やヒモ類を全部ほどいたところで「お待たせしました、リハーサル開始です」の声が・・・・間が悪いったらない。

本番中に不運な事はあまり起こらなかった。
私が台詞を間違えて、共演者に「不運」をまき散らしていたけれど・・・・

後半は嬉しい事が多かった。
・友達から花が届く。お腹はふくれないけど、花はやはりとても嬉しい。
・チラシを渡していたのに、それをすっかり忘れていた友達が来てくれて、びっくりするやら嬉しいやら。
・私に着物の着付けを教えてくれた先生も忙しい中いらして下さった。その先生から、芝居の感想に加えて、涙が出るようなメールを。
曰く「後の公演も頑張ってね。着物ちゃんと着れてたよ、舞台ではバッチリでした。」
・大阪公演に行けなかったからと、大阪からわざわざ東京公演に足を運んで下さった方々。
・同じく大阪の友人から励ましのメールが携帯電話に届く。
・リハーサル後、藤原さんから四幕の最初、舞台に出ていくきっかけについて、助言をいただく。それを参考にして本番に臨み、共演者から「今日のきっかけはよかったよ」と誉めてもらった。
もう一つ嬉しい事があったが、これは後日詳しく書こう。

さて明日は少なくとも台詞を間違えないこと。他の出演者に迷惑をかけないこと。
悔いのない演技をすること。2回公演なのでだれたり、集中力をとぎらせないこと。
そして何より私自身が楽しむこと。
これを目標に後悔の残らない芝居をしよう。

芝居の稽古最終日

明日から東京公演が始まる。
だから今日は稽古の最終日だった。私は今日の稽古が今までで一番楽しかった。
理由は明確ではないけど、きっと台詞が自然に出てきて動作も体にしみついてきたからだろう。
せめてもう3回くらい稽古があったら、もっといい芝居になったのではと思えてならない。

いや、万が一あと3回稽古日があったとしても、私は同じことを書いているような気もする。
今日は、やっとスタートラインに立てた気がした。
これからようやく本格的に芝居に入り込めて行くのに、あと3回の東京公演で終わってしまう。
今日は淋しいというより残念だ。

稽古に行くのに、家を出る時から今日は着物ででかけた。
以前着物で行った時は、歩いてる時に帯が緩んできたらどうしようとか、鏡や窓を見つけると、どこか変じゃないかと気になってしょうがなかったが、今日はなんだか余裕があった。
実際に帯止めが垂れてしまったりしたけど、ちゃっちゃと直してすぐに歩き出した。
ベテランから見たら、私の着こなしはあらが気になってしょうがないだろうけど
私自身が着物を着ることを楽しんでいる。これ大事なことだ。
着付けに関しても、やっとスタートラインにつけた気がする。

帰宅してから、着物の気になる部分を縫ったりたたんだりする作業をした。
手を動かしながら、M-1グランプリのビデオ録画を見た。
かわらさんが審査員として関わっているし、実際に予選に出ていた出演者もいたので
みんなとても気になっていたようだ。
昨年かわらさんのブログが炎上したからではないが
特定のコンビを名指してあれこれ書くのはやめておく。少なくとも今日は控えておこう。長くなるし。

毎年見続けてきたM-1だが、今年は特に見た後に何とも言えない切なさが残る戦いだった。
どんなに実力があっても、練習を重ねても、ウケを取っても、優勝できないコンビがいる。
なんて残酷な結果なんだろう。
なぜ彼らが優勝できなかったか、これからじっくり私なりに考えてみようと思っている。
彼らはあれだけの内容で点が取れなかったのだから、来年もきっと無理だと思う。
「これ以上、オレ達は何をやればいいんだ」ときっと叫びたいだろう。
そういう星の下に生まれたと言って済ますには、あまりにも切ない。

ジキジキはM-1優勝を目指すような芸人ではないが、いろいろ考えさせられた。

さあ明日から東京公演だ。根拠はないが大阪より楽しい事が起きるような気がしている。

芝居の稽古十七日目

先月大阪公演を終えて、今日東京での稽古が始まった。
一昨日・昨日と稽古はあったが、私が参加できなかったので今日久々にみんなに会った。
12/23東京公演の千秋楽を終えると、みんなとは会えなくなってしまうので自然とそういう話になる。
スタッフや出演者と個人的に仕事先やプライベートで会うことはあるだろうが
全員がそろうのは、とりあえず12/23が最後、とても寂しい。
9月に最初の顔合わせがあってから、3ヵ月苦楽を共にしてきた仲間だから、終わってしまうのは残念だ。

今日の稽古は、ダブルキャストつまり交替で二つの役を演じる平成ノブシコブシの出演場面を中心に練習した。
私も久々だったので、すぐに台詞が出てこなかったり、他の人もぐだぐだになる所もあり
笑いが絶えない稽古場だった。

東京での本番に向けて、事務所から大阪公演のDVDが送られてきた。
個人的に撮ったものをすでに見ていたので、私のへたくそ振りは確認していたつもりだが
改めて台詞やしぐさの不自然さを目の当たりにして、愕然とする思いだった。
反省点を確認して、今日の稽古前に自分でより自然な動きや台詞まわしを考えて練習してみた。

先日主に舞台で活動している女優さんの知り合いに、いろいろアドバイスを受けた。
分かりやすい話で、自分がどこに向かって努力すればいいかが、少し見えた気がした。
彼女のアドバイスによると、いい人の役でも悪役でも、自分の中でその正当性をまず見つける事だという。
役の上での言動を納得しておかないと、どうしても嘘っぽい演技になるという。
お客さんは、きれいにだまされに来ているのだから、それを裏切ってはいけないと。
彼女の話を聞いて、芝居の深さを垣間見た思いだった。

大阪公演が終わってから、名古屋・長野・北陸とツアーが続いた。
そこできーちゃんから風邪をうつされ、扁桃腺は腫れるわ咳はでるわ熱は出るわで大変だった。
これまでの芝居を含めた無理が、一度に噴出した感じだ。
その間仕事もあったけど、熱っぽいまま現場に行って、ステージで歌の途中に出そうな咳を必死でこらえたりして
改めて健康のありがたみを認識した。

各地で歓迎してもらったり、上里の蕎麦工房・高橋さんでのすばらしい経験など、
日記に書きたい事は山ほどあったが、仕事から戻ると這うように布団に入って終わる日が続いた。
まだ少し咳が残ることもあるが、ほぼ治ってきたし、芝居の稽古が始まったのでまた日記を再開しよう。

嬉しい知らせもいくつかあった。
東京ボーイズの仲八郎さんからの誘いで、新宿末広亭に出ることが決まった。
1/31のボ−イズバラエティ協会の公演だ。
協会に所属していないと、原則的に末広亭などの定席には出れない。
以前から協会への加入を勧められていて
入りたい気持ちもあったのだが、いろんな事情でとどまっている。
今回も会員としてではなく、ゲストとしての出演だが、演芸の仕事を始める前から
末広亭は私にとっての『聖地』だ。
ここでボーイズバラエティ協会の公演や一般の定席にも何度となく客として訪れている。
その頃は自分が舞台に上がる側になるとは夢にも思っていなかった。
ライブ活動だけでなく、大須演芸場や東洋館に出だしてから、いつの日か末広亭に出ることが私の夢となった。
「笑点」に出る夢は、思いがけず早めにかなってしまったが、ついに末広亭の高座に上がる日が来た。
大須演芸場に初めて出た時、雰囲気が末広亭と似ていたので、とても嬉しかった事を覚えている。
今から1/31まで、私の中ではちょっとした興奮状態が続きそうだ。

芝居の稽古は本番まであと一回しかない。それまで個人練習をして悔いの残らない舞台にしよう。
東京の友人何名かから「チケットを買ったよ」と連絡をもらっている。
前売り4,000円・当日4,500円というそこそこのお金を払って、年末の忙しい時間を割いて来場してくださる方に
がっかりさせない演技をしよう。

大阪での公演が終わった。三日目はお客さんの入りが一番よかったそうだ。
私も初日と二日目の失敗を繰り返さないようにして、自分の中では三日目が一番良かった。
全体的にも三日目がベストだったのではないだろうか。

自分が引き金を引くシーンは、事前に具体的にどうしようという考えはなかった。
ただせっかくの見せ場なので、あっさり終わることはしないようにした。
実際に演じている場面では、自分の意思とは関係なく体が動いていたように思う。
拳銃を持った手が震えるので、反対の手で押さえたり、しばらく拳銃を見つめてみたり、
大きく深呼吸してしばらく上を向いてみたり。すべてその場でやった事だった。
カトリーヌ役の哲さんが、自分の台詞を忘れてしまうくらいこの時の私の演技に引き込まれたと言ってくれたのは、とても嬉しかった。
初日・二日目は気持ちが高ぶって本当に涙が出ていたが、三日目は全く出なかった。
その代わりでもないが、拳銃をどこかでぶつけたらしくその直後から右手の親指がズキズキ痛んだ。

その前の家族の電話をかける場面は、変更になって不安だった二日目を終え、自分で台詞を考えていくつかかわらさんに提案して、その中から選んでもらった。
前後の設定や、かなり離れた台詞もつじつまを合わせて納得していたし、あんなに不安だった二日目がウソのようだ。

それからしなだ家に牛馬頭が訪れるシーン、藤原さんがプレデターの真似をいきなりやるのでとてもやりにくそうにしてらした所だ。稽古当初は私と何回か「ウガー!」と言い合ったりしたが、カットになって牛馬頭がいきなり「ウガー!」と叫びながら登場することになった。
その前に少しフリが欲しいと言われていたので、いくつか台詞の案を出してこれもかわらさんに選んでもらった。
私もかわらさんも藤原さんも納得できるものを確認して本番に臨んだ。本番では二日目より自然に流れていたし、藤原さんもスムーズに入れたのではないだろうか。

二日目に食っていた場面は、すべて相手の台詞を聞き終えてから言うようにした。
終わってから確認したら、イーちゃんも譲さんも大丈夫だったと答えてくれた。
譲さんは、三日目の公演が始まる直前に「そういえば」と言って、私が食い気味の場面を
3箇所ほど指摘した。「もっと早く言ってよぉ」と言いたい気持ちをぐっとこらえて本番は気をつけていた。
もっとも最後まで言ってくれないより、直前であっても言ってもらう方がはるかにましだろう。

帽子やお松も、三日目のしなださんが一番やりやすかったと。
彼は事前にすごく細かく演技の内容を考える人だ。毎回「今日はこういう風に行こう」と前日とは違う演技を出してくる。
そういえば、彼に詰め寄る場面で、私が少し台詞を間違えた。お客さんにはほとんどわからない程度だったが、彼はとっさにそれを聞き返すような表情をした。
それがおかしくて、真剣な場面なのに噴出しそうになった。
その後の芝居の途中でも、その時の彼の「えっ?」という表情が何度も浮かんできて、笑いをこらえなければならなかった。

カトリーヌに賭けを申し入れる場面は、しなだのお金に対する執着心がよく現れているところだ。ここをいかにえげつなくできるかで演技の力量が出るところだ。
三日目は自分では一番えげつなくできたと思う。それでもきっとまだまだ足りないのだろうが。

樫須役の水野さんは、練習と本番の気持ちの入り方が一番違う人だと思った。
本番での迫真の演技に引き込まれて、泣くべき所ではないのに毎回涙が出る。
特にふてぶてしいしなだは涙をみせるようなタマではない。お客さんには見えてないから、それほど問題ないだろうが。

水野さんはあまり練習後の飲み会に参加する人ではなく、稽古初日の飲み会と大阪千秋楽の打ち上げにしか来ていないと思う。
基本的に無口な人で、彼と交わした会話は、数えることができるくらいだ。
大阪公演初日に彼と徳井さんとのやり取りを待たずに、私が台詞を言う場面を指摘された。
それが彼とこの二ヶ月ほどの稽古期間で一番長く交わした会話だった。
二日目はそれを待って言うようにしたが、三日目の本番前に聞いたら、あれでいいと思いますと言われて嬉しかった。

打ち上げ後のカラオケで、水野さんは森高千里の「雨」とビートたけしの「浅草キッド」の2曲を歌った。
「雨」は最初マイクを両手で持って、かわいいアイドルっぽく、後半は全く違う男っぽい歌い方で魅せてくれた。前半の歌い方はすごく意外だったので、笑うような内容ではないのに、みんな爆笑していた。
「浅草キッド」は普通の歌い方だったが、これは芸人にとって胸にしみる歌詞、リャンちゃんは手に顔をうずめて大泣きしていた。私もそんな彼女がかわいいと思って肩を抱きながらもらい泣きしてしまった。

会う前の印象と、芝居が終わってからの印象が最も変わったのは水野さんだろう。
リットン調査団のお二人は、本番の集中力といい、アクシデントの処理能力といい、芸歴の長さを感じさせ、さすがと思わせる事が多かった。
下ネタを言い続ける藤原さんにあきれていたさやかさんも、椅子取りゲームの場面で彼のアドバイスを受けてから、見る目が全く変わったと言っていた。

千秋楽は関西の友達が一番多く来てくれて嬉しかった。
翌々日が名古屋で仕事だし、きーちゃんも車で来てくれた。きーちゃんのコメントはなるほどと思う点も多く、長くなるので今日は書かないが、12月の公演に向けて改善すべき内容だった。
またビデオを撮ってくれたので、今日は自分が出た場面を中心に空き時間に見てみた。
一番後ろの席からの撮影だし、小さいモニター画面での確認なのでよく見えないけれど
最初のタイトルーロールで自分の名前が出たときには、ジーンと来てしまった。東京に戻ったら大きな画面で見てみよう。東京のメンバーとかわらさんで上映会のようなもの
やって、見ながらワイワイしたいなとか思ってしまった。

私は東京公演までに何をすればいいのだろう。
あまりにもやるべきことが多すぎて、何からやったらいいのか見当がつかない。
とりあえず台本を読み直して、撮影したビデオや録音音源を確認することから始めよう。
そこからどうすればもっとうまくなれるか探れるかもしれない。
芝居を見た知り合いは「初舞台にしては上出来」と思うかもしれない。
実際、芝居は初めてなんですと言ったら、ヘアメイクの岩崎さんがすごくびっくりされていた。根拠のない度胸だけは一人前だから、ベテランに見えたらしい。
でも私はもっとうまくなりたい。このままではとにかく悔しい。
演技もそうだし、着物の着付けもそうだ。
着付けを習ったのが本番一週間前とは、誰も思わないだろう。短時間で着物を縫ってくれた母や、教えて下さった千尋さん、いろいろアドバイスしてくれて「どんどんうまくなってるよ」と言ってくれたさやかさん、ポイントを教えてくれたリャンさんに感謝だ。
東京公演までにもっと練習すれば、早替わりのスピードも上がるだろうし、着慣れている料亭の女将の感じがもっと出るだろう。

打ち上げの時みんなの前で、ジキジキとして3曲ほどやらせてもらった。事前に言っておいたら担当の中村さんが、音を出しても構わない会場を見つけてくれた。
全員が一体になって盛り上がって、いろいろ迷惑をかけたお詫びに少しはなったようで嬉しかった。

打ち上げ後はカラオケ朝方まで騒ぐ。かわらさんの体力と若いメンバーが負けるくらいの元気さには、まったく驚くばかりだ。

千秋楽の翌日は休みのはずだったが、大須演芸場に夜の団体が入るので、急遽出ることになった。翌々日に名古屋で営業があるので、その前の日から大須演芸場に泊まるつもりだったのでちょうどよかった。
保育園の先生方の集まりで、全員が女性。異様に盛り上がって、いろいろ考えながらやる芝居ではなく、何も考えずに思いっきり楽しくできるジキジキがやれて、とにかく嬉しかった。

さやかさんとリャンさんが、打ち上げで演奏してはじけた私を見て「水を得た魚のよう」と言っていたが、まさにその通りだ。「それを芝居の時にも出せばいいのに・・・・」と言われ、ジキジキの初期を思い出した。あの頃の私と言えば、やはり優等生的で面白くない歌とパフォーマンスだった。それがこれだけ変化したのだから、芝居も方法次第で進化していくかもしれない。それには時間と努力が必要だろうが、挑戦する価値はあると思う。
とりあえずは、12月公演までに何かしらのカラを破ることが必要だろう。
明日からそれを探る日々が始まる。


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