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先月大阪公演を終えて、今日東京での稽古が始まった。
一昨日・昨日と稽古はあったが、私が参加できなかったので今日久々にみんなに会った。
12/23東京公演の千秋楽を終えると、みんなとは会えなくなってしまうので自然とそういう話になる。
スタッフや出演者と個人的に仕事先やプライベートで会うことはあるだろうが
全員がそろうのは、とりあえず12/23が最後、とても寂しい。
9月に最初の顔合わせがあってから、3ヵ月苦楽を共にしてきた仲間だから、終わってしまうのは残念だ。
今日の稽古は、ダブルキャストつまり交替で二つの役を演じる平成ノブシコブシの出演場面を中心に練習した。
私も久々だったので、すぐに台詞が出てこなかったり、他の人もぐだぐだになる所もあり
笑いが絶えない稽古場だった。
東京での本番に向けて、事務所から大阪公演のDVDが送られてきた。
個人的に撮ったものをすでに見ていたので、私のへたくそ振りは確認していたつもりだが
改めて台詞やしぐさの不自然さを目の当たりにして、愕然とする思いだった。
反省点を確認して、今日の稽古前に自分でより自然な動きや台詞まわしを考えて練習してみた。
先日主に舞台で活動している女優さんの知り合いに、いろいろアドバイスを受けた。
分かりやすい話で、自分がどこに向かって努力すればいいかが、少し見えた気がした。
彼女のアドバイスによると、いい人の役でも悪役でも、自分の中でその正当性をまず見つける事だという。
役の上での言動を納得しておかないと、どうしても嘘っぽい演技になるという。
お客さんは、きれいにだまされに来ているのだから、それを裏切ってはいけないと。
彼女の話を聞いて、芝居の深さを垣間見た思いだった。
大阪公演が終わってから、名古屋・長野・北陸とツアーが続いた。
そこできーちゃんから風邪をうつされ、扁桃腺は腫れるわ咳はでるわ熱は出るわで大変だった。
これまでの芝居を含めた無理が、一度に噴出した感じだ。
その間仕事もあったけど、熱っぽいまま現場に行って、ステージで歌の途中に出そうな咳を必死でこらえたりして
改めて健康のありがたみを認識した。
各地で歓迎してもらったり、上里の蕎麦工房・高橋さんでのすばらしい経験など、
日記に書きたい事は山ほどあったが、仕事から戻ると這うように布団に入って終わる日が続いた。
まだ少し咳が残ることもあるが、ほぼ治ってきたし、芝居の稽古が始まったのでまた日記を再開しよう。
嬉しい知らせもいくつかあった。
東京ボーイズの仲八郎さんからの誘いで、新宿末広亭に出ることが決まった。
1/31のボ−イズバラエティ協会の公演だ。
協会に所属していないと、原則的に末広亭などの定席には出れない。
以前から協会への加入を勧められていて
入りたい気持ちもあったのだが、いろんな事情でとどまっている。
今回も会員としてではなく、ゲストとしての出演だが、演芸の仕事を始める前から
末広亭は私にとっての『聖地』だ。
ここでボーイズバラエティ協会の公演や一般の定席にも何度となく客として訪れている。
その頃は自分が舞台に上がる側になるとは夢にも思っていなかった。
ライブ活動だけでなく、大須演芸場や東洋館に出だしてから、いつの日か末広亭に出ることが私の夢となった。
「笑点」に出る夢は、思いがけず早めにかなってしまったが、ついに末広亭の高座に上がる日が来た。
大須演芸場に初めて出た時、雰囲気が末広亭と似ていたので、とても嬉しかった事を覚えている。
今から1/31まで、私の中ではちょっとした興奮状態が続きそうだ。
芝居の稽古は本番まであと一回しかない。それまで個人練習をして悔いの残らない舞台にしよう。
東京の友人何名かから「チケットを買ったよ」と連絡をもらっている。
前売り4,000円・当日4,500円というそこそこのお金を払って、年末の忙しい時間を割いて来場してくださる方に
がっかりさせない演技をしよう。
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