YAMINABE the Second Operation

この11年間の数多くの思い出を携え、私は新たな旅へと出発します。それでは皆さん、御達者で。

MY FAVORITE 動画

[ リスト ]

 さあいよいよ本シリーズこと、【哀愁漂うユーロピアン・メロディ】シリーズも、今回の第12弾目を持ちまして、遂にラスト、完結編まで辿り着きました!
 
 平成24(2012)年10月13日にシリーズ第一弾の記事を発表して以来、早1年以上が過ぎた事になります。長かったですねえ・・・・・。
 
 
 
 
 
 さて本シリーズのトリを飾る題材は、ミッシェル・ローランの作詞・作曲した『サバの女王』です。1967年に発表されました。
 
 
『シバの女王』の方が一般的な呼び方かも知れませんが、原曲タイトルのスペルが「Saba」なので、それを尊重して「サバ」と表記しています。
 英語表記だと「Sheba」となり、「シバ」の発音に近くなりますが。
 
 
 
 
 
 どうもよく判らないのですが、歌の題材は旧約聖書に登場する、嘗て古代のアフリカ大陸に存在したというサバ王国(シバ王国)。
 位置は現在のイエメンか、エチオピアか、あるいはその両国に跨っていたのか、未だにハッキリしていないようです。
 
 そこを治めていた女王だというのですが、女王の名前までもが「マケダ(マーキダ)」に「ビルキス(バルキス)」と、両方の説があって、これまたハッキリしてないようです。
 
 そして治績も不詳で、賢人王として高名な、古代イスラエル王国のソロモン王と結婚したという伝説があります。
 
 まあそれらはともかくとして、これまでにこの女王は歌劇・映画・音楽等の作品の題材にされて来たようです。
 
 
 
 
 
 まず最初の動画は、この曲の生みの親であり、オリジナル・シンガーでもあるミッシェル・ローランの歌です。
 動画のすぐ下に、原語歌詞と日本語訳を掲載しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
原語歌詞&日本語訳は☟から引用
 
 
Ah ! Qu'elle revienne
ああ!彼女(女王様)が、再び姿をお見せ下されば
 
Ah ! Qu'elle m'entraîne
ああ!彼女がお導き下されば
 
Cette folie
ぼくの生き方をめちゃくちゃにしてしまった、あの陶酔へと
 
Qui avait bouleversé ma vie
 
Je le questionne
ぼくは(女王様に)お尋ねいたします
 
Mais il déraisonne
しかし、たわごとを並べ立てるのでしょう
 
Ce coeur perdu
限りない思い出の中をただよう、この(救いようのない)心は
 
Dans l'infini du souvenir
 
Viens reprendre ton royaume
あなた様の王国(天国)を、再び、お治め下さい
 
Toi, ma reine de Saba
あなた様、ぼくのサバの女王様
 
Reviens me faire l'aumône
再び、ぼくにお慈悲を施し下さい
 
D'un petit peu de toi
あなた様より、わずかなりとも
 
J'ai essayé de comprendre
一瞥の情けなりとも、ぼくには、満足すべきものと思い耐えてきました
 
Un autre regard déjà
 
Mais je n'ai pas pu attendre
でも、ぼくは待っことができなくなってしまいました
 
Un autre bruit de pas
とりわけ(女王様の)靴音を
 
Dis, tu m'écoutes ?
お申し下さい。あなた様は(ぼくの願いを)お聞き入れ下さるのですか?
 
Tu es sans doute
あなた様には疑うところなど何もありません
 
Déjà partie
わずかすらも(ありません)
 
Si loin de tous nos souvenirs
あなた様とぼくの思い出のすべてにわたって
 
Est-ce ma faute ?
それはぼくの過ちでしょうか?
 
Est-ce ta faute ?
それはあなた様の過ちでしょうか?
 
Si, malgré moi,
とても、心苦しいのですが
 
Je ne peux plus vivre sans toi
あなた様なしでは、ぼくはもう生きていくことができません
 
Viens reprendre ton royaume
あなた様の王国(天国)を、再び、お治め下さい
 
Toi, ma reine de Saba
あなた様、ぼくのサバの女王様
 
Reviens me faire l'aumône
再び、ぼくにお慈悲を施し下さい
 
D'un petit peu de toi
あなた様より、わずかなりとも
 
Viens reprendre ton royaume
あなた様の王国を、再び、お治め下さい
 
Il attend que tu sois là
あの王国(の陶酔)が、再び、かなえられますよう、あなた様がそこに現れて下さることを待ち焦がれています
 
Pour revivre, ce royaume,
 
Ma reine de Saba !
ぼくのサバの女王様
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 以上が原曲の歌詞ですが、何だか・・・・・感性が変です(笑)。まるでM男の歌みたいです(笑)。
 
 
 
 
 
 他にもレイモン・ルフェーヴルのイージー・リスニングとかでも知られていますね。
 同じくイージー・リスニングの大御所ポール・モーリアも手掛けたようで、両者の作品を聴き比べてみて下さい。
 
 2個目がレイモン・ルフェーヴル版で、3個目がポール・モーリア版です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 如何でしょうか?私は個人的にはレイモン・ルフェーヴル版の方が好みかなと。
 
 
 
 
 
 そして最後の4個目の動画です。
 アルゼンチン人の女性歌手兼ギタリストの、グラシェラ・スサーナの日本語ヴァージョンの歌です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 以下は、なかにし礼作詞(訳詞)の日本語歌詞です。
「訳詞」と言っても直訳ではないのですが、原曲歌詞の世界観に沿って作成したのでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
貴方故狂おしく  乱れた私の心よ
惑わされ 背かれて 戸惑う愛の幻
 
私は貴方の愛の奴隷  命も真心もあげていたいの
貴方がいないと生きる力も  失われて行く砂時計
 
 
 
 
思い出は遠過ぎて  涙は今日も頬濡らす
悲しみを連れながら  歩けば影も重たい
 
私は貴方の愛の奴隷  例え嫌われても愛しているわ
けれども貴方が帰る望みは  失われて行く砂時計
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 う〜〜〜〜ん・・・・グラシェラ・スサーナの少々たどたどしい日本語発音は御愛嬌だとしても、何だか情念がドロドロに濃厚そうな歌詞で、時代を感じさせると言いますか・・・・ちょっと重たいテイストですね(^^;A)。
 
「愛の奴隷」とか言ってる辺りがもう・・・・・今時こんなの歌ったら、ネタにされていそうです(苦笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 さて、以上で一年以上も続いた本シリーズも、遂に完結となりました。
 最後まで御付き合い下さった皆様、誠にどうもありがとうございました。<(_ _)>

「MY FAVORITE 動画」書庫の記事一覧

閉じる コメント(16)

顔アイコン

ポール・モーリアの「ラブ・サウンドの王様」に対して、レイモン・ルフェーブルは「ラブ・サウンドのシャルマン」がキャッチフレーズとして有名ですね。
拙者は数回レイモン・ルフェーブルのコンサートに行きましたが感動しました。
ルフェーブルには「新・シバの女王」もありますが、旧バージョンがいいですね。
ポール・モーリア、ルフェーブル共に鬼籍に入られましたがとても残念です。
ユーロピアン・メロディは彼らの存在なしでは考えられません。

ナイスです。

2013/11/16(土) 午後 6:33 アメブロにタイトル同じで移行。

懐かしいですね。
私には10代の多感な頃に耳馴染みだったせいかグラシェラ・スサーナ版が一番しっくりきます
グラシェラ・スサーナのアドロも好きです。

ナイスです。

2013/11/17(日) 午前 0:40 ルーシー

顔アイコン

>カマちゃん

ナイス☆感謝します!


その二人に冠せられたキャッチフレーズはそうみたいですが、「シャルマン」てどういう意味なんでしょうね?(苦笑)

ポール・モーリアもレイモン・ルフェーヴルも、ラヴ・サウンドと言うのか、元はどんな曲だっろうと、ムーディだけど、決して重くなくて、聴き易い曲にアレンジする名人ですよね。
だから「イージー・リスニング」というのでしょうけど。


カマちゃんはレイモン・ルフェーヴルのファンでしたか!?随分コンサートに行かれたのですねえ!!
やはり生で聴くと違った感慨が湧くのでしょうね。
ジャンルは違えど、私にもそういった経験、なきにしもあらず、ですので。(^^)b


ルフェーヴルは『シバの女王』の新しいヴァージョンを作っていたのですか?それは知らなかったです。
ここに貼った動画のが旧ヴァージョンだろうとは思いますが。


今となっては二人とも、もうこの世にはおらず・・・・・
今でも生きていれば、どんな曲を、どんな風にアレンジしたのか?もう知る由もありません。

御二人に合掌・・・・

2013/11/17(日) 午後 9:50 ZODIAC12

顔アイコン

>ルーシーさん

ナイス☆感謝します!


グラシェラ・スサーナは世代的にもよく知らないのですよ。
元々大の日本ビイキで、すっかり日本に帰化している位しか(^^;)。

そうですか!10代の青春時代に馴染まれましたか(^^)。
まだ10代だったルーシーさんには、この歌が重く感じませんでしたか!?@@

『アドロ』という曲は知らなかったので、只今動画で確認して来ました。残念ながら、やっぱり聴き覚えのない歌でしたね。

2013/11/17(日) 午後 9:59 ZODIAC12

顔アイコン

シャルマン= 魅力的。魅惑的。チャーミング
(フランス語)だそうです。

2013/11/18(月) 午後 9:34 アメブロにタイトル同じで移行。

顔アイコン

そういう意味でしたか!わざわざありがとうございます。

でも「ラヴ・サウンドの王様」なら意味も通るし、解りますが、「ラヴ・サウンドの魅力的」っていうのは意味がよく解りませんよね(苦笑)。言わんとしてる事は何となく解るのですが(^^;A)。

2013/11/19(火) 午前 10:28 ZODIAC12

私が初めてこの曲に触れたのがオ−ケストラの重厚さでした。
唄が入るのは興ざめです。
ポ−ルモ−リアは軽い感じがして、やはりレイモン・ルフェ−ブルがお気に入りです♪

ナイス!

2013/11/22(金) 午後 5:51 たけし

顔アイコン

話それますが、タンゴはアルゼンチンよりコンチネンタルが好きです♪♪

2013/11/22(金) 午後 5:54 たけし

顔アイコン

ナイス☆どうもありがとうございます。


たけしさんもこの曲を御存知でしたか。
私は最初はこの曲がどういうジャンルに分類されるのかも知りませんでした。
昔はイージー・リスニングなんて全く知らなかったですから。


歌があると興醒めですか?まあグラシェラ・スサーナの歌の方は、ちょっと・・・・ウ〜〜〜〜ンですが(^^;)。
いえ、歌い方がじゃなくて歌詞の内容が、ですけど(苦笑)。
けれど元はミッシェル・ローランの歌みたいですから、ミッシェル・ローランの歌の方だったらいいんじゃないですか?


>ポ−ルモ−リアは軽い感じがして、やはりレイモン・ルフェ−ブルがお気に入りです♪

同じ事感じられましたか。私もポール・モーリア版は、レイモン・ルフェーヴル版に比べて、重厚感に欠けるかなと思います。

「アルゼンチン・タンゴ」と「コンチネル・タンゴ」の差はよく知らないのですよ(^^;)。
タンゴの曲は『ラ・クンパルシータ』ぐらいしか知らないもので。

2013/11/24(日) 午前 8:36 ZODIAC12

少なくとも日本語版の聖書にはシバの女王という固有名詞は書かれていないですね。南の女王とだけ記されています。

2013/11/24(日) 午後 7:06 [ 彩帆好男 ]

顔アイコン

そうでしたか。何だか素気ない記述ですね。
サイパンさんはこの曲を御存知でしたか?

2013/11/25(月) 午前 9:49 ZODIAC12

顔アイコン

4曲聴いてみて、私もミッシェル・ローランのが一番いいかなぁ〜
これを聴いた時、どこかで聴いた曲とは思ったんですけど、
2番目のを聴いてはっきり知ってる曲だと思いました。
シバではなくサバだったんですねぇ…

なかにし礼氏の訳では、男女入れ替わって書かれています。
当時日本では女性が耐えるものって時代だったのかな。
今みると時代感覚が分かる訳ですね。
でも、なかにし氏は上手いと思います。

こうして原曲・原曲の訳、日本人の作詞と並べてもらって、初めて見えてくるものがあるのですね。
お疲れ様〜

2013/11/30(土) 午後 0:54 yatugatake

顔アイコン

あ!やつがたけさんは原曲派ですか!(^^)b
原曲が一番好きと答えた方は、ここじゃ初めてですね。
私は原曲とルフェーヴル版の、両方好きですが。

でもミッシェル・ローランの原曲よりも、ルフェーヴル版の方が有名かも知れませんね(^^;)。
『恋はみずいろ』もオリジナル・シンガーのヴィッキーの原曲よりも、ポール・モーリアのアレンジ版の方が有名みたいですし(^^;)。


>シバではなくサバだったんですねぇ…

「鯖(さば)」じゃありませんけどね(大笑)。「鯖の女王」じゃマヌケですよね(大笑)。
まあ「シバの女王」でもいいのでしょう。フランス語表記だとそうなるってだけで。

2013/12/1(日) 午前 9:48 ZODIAC12

顔アイコン

御指摘の通り、ミッシェル・ローランの原曲と、邦語版では、歌の中の主人公が男女逆転してますね。

当時の価値観とかが反映されているという御指摘も、多分その通りかと思います。
当時は世の女性から反発食わずに済んだのでしょうかね?(苦笑)

心情をよく表現している歌詞だとは思いますが、今だったらギャグネタにされるか、女性からの反感を煽るか、になりそうな気がしますが(^^;)。

これはもう日本語訳なんかじゃなく、なかにし礼独自の作詞したものと見做していいでしょう。


>こうして原曲・原曲の訳、日本人の作詞と並べてもらって、初めて見えてくるものがあるのですね。お疲れ様〜

ありがとうございます。そう言って頂けるなら、紹介した甲斐がありました。(^^)v

2013/12/1(日) 午前 9:48 ZODIAC12

曲の方は知りませんでした。

2013/12/1(日) 午後 1:51 [ 彩帆好男 ]

顔アイコン

そうでしたか。

2013/12/1(日) 午後 5:48 ZODIAC12


.
ZODIAC12
ZODIAC12
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

過去の記事一覧

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
友だち(1)
  • yatugatake
友だち一覧
検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事