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| 第96話 |
| 蝮と狐 |
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| 蝮が茨の束に乗って、川を運ばれていた。通りすがりの狐がこれを見て言った。 |
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| 第97話 |
| 仔山羊と笛を吹く狼 |
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| 仔山羊が群れから遅れ、狼に追い掛けられた。 |
| 仔山羊が振り向いて狼に言った。 |
| 「狼さん、貴方の餌食となる事は覚悟の上です。 |
| ただ、野垂れ死には御免ですので、どうか踊って死ねるように、笛を吹いてもらえませんか?」 |
| そこで狼が笛を吹き、仔山羊は踊り出した。 |
| すると犬たちが笛の音を聞き付け、その場へやって来て狼を追い払った。 |
| 狼が振り向いて仔山羊に言った。 |
| 「まったく、俺も良い様(ざま)だぜ。 |
| 肉を捌くのが専門だってのに、笛吹きの真似なんぞしたばっかりに・・・」 |
| このように時と場所を弁えずに行動する者は、一旦は手中に収めた筈の物さえも、最終的には失ってしまうものである。 |
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| 第98話 |
| 屋根の上の仔山羊と狼 |
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| 仔山羊が屋根に上がって、そこを通り掛かった狼に悪態を付いた。 |
| それに対して狼は言った。 |
| 「悪態を付いているのはお前さんじゃない。その場所だ。」 |
| 時宜を得れば、己よりも強者である相手をも見下せる勇気が得られるという事を、この話は説いている。 |
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| 第99話 |
| 神像売り |
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| ある男が木彫りのヘルメス神[★99−1]の像を制作し、市場へ売りに行った。 |
| だが一向に売れないので、 |
| と大声を出した。 |
| するとその場に居合わせた男が尋ねた。 |
| 「そんなに有難い物をどうして売ったりするのか? |
| あんた自身がその御利益に与ればいいだろうに。」 |
| 「俺にはすぐに御利益が必要なのに、この神様と来たら、ゆっくりとしか儲けさせてくれないからだよ。」 |
| 恥ずべき利益を追い、神々をも蔑ろにするような者にこそ、この話は当て嵌まる。 |
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| [★99−1]・・・・・オリュンポス十二神の一柱。 |
| 多面的な性格と霊験を持ち、狡猾な策略に長けていたり、商売・財産・幸運等の守護神でもある。 |
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| 第100話 |
| ゼウス、プロメテウス、アテナとモーモス |
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| ゼウス[★100−1]・プロメテウス[★100−2]・アテナ[★100−3]の三神が、一人は牡牛を、プロメテウスは人間を、もう一人は家を拵え、モーモス[★100−4]を審判に頼んだ。 |
| モーモスはこれらの創造物を妬ましく思った。 |
| 「牡牛の眼を角の先に付けて、突いている所が見えるようにしなかったのは失敗だった。」 |
| 「人間の心を外側に取り付けて、悪人を見逃す事がないよう、また各人が考えている事がよく見えるようにしなかったのは失敗だった。」 |
| 「悪人と隣近所になってしまった時の為に、引っ越しがし易いよう、家に車輪を取り付けておかなかったのは失敗だった。」 |
| ゼウスはモーモスの嫉妬に腹を立て、モーモスをオリュンポス[★100−5]から追放したのであった。 |
| 絶対にケチが付けられない完璧な物などは、何一つないのだという事を、この話は説いている。 |
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| [★100−1]・・・・・ギリシア神話の最高神であり、オリュンポス十二神の一柱。全ての神々の王。 |
| [★100−2]・・・・・神々の一柱で、巨人であるティターンの一族。 |
| 天界から火を盗み、それを人類に与えた。人類を創造したとも言う。 |
| [★100−3]・・・・・ゼウスの娘。知恵・芸術・工芸・戦略等を司る。 |
| [★100−4]・・・・・神々の一柱。何にでもケチを付け、扱き下ろす神。 |
| 難癖や批難を擬人(神)化した存在。 |
| [★100−5]・・・・・ギリシア神話の神々の住む世界。 |
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トラックバックされた記事
https://blogs.yahoo.co.jp/zodiac3721/trackback/510059/15999585
最近日本では買い物のあとにレシートを破棄する人が多く、また、店側も近所にポイ捨てされると困るからなのか、レジ前に「不要レシートを入れてください」と言う箱をおいてある事が多い。
台湾の店でも「不要レシート回収」用の箱がおいてある事がある。
ただ、それでもレシートを持ち帰る人が多い。
と言うのは台湾のレシートはちょっとしたくじになっているのです。
2ヶ月〆翌月25日に当選番号が発表になり、数字の合致桁が多くなれば多くなるほど賞金が多い。
これは宝くじと同じです。
賞金は日本円
2018/1/28(日) 午後 7:11 [
千葉発日台共栄
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全話、韓国に当てはめると解りやすいです。
96話:セウォル号と船長とクネ婆さん。
97話:韓国と中国の関係。
98話:朝鮮半島の韓国。
99話:韓国が慰安婦問題を長引かせている。
100話:妬み、嫉み、嫌がらせ。チョンを象徴しています!
2017/12/17(日) 午前 11:43
>>たけしさん
ナイス☆感謝します!!
96話目をまさかクネクネとセウォル号に喩えるとは意表を突かれましたww
98話目は自分より弱いと思い込んだ相手に対しては、どこまでも横柄で居丈高ww
100話目は相手を妬み、蔑み、貶める事でしか自尊心を保てない劣等民族の惨めさですなww
しっかしいつも思うのですが、何で白丁はこうもあらゆる寓話に当て嵌まるのでしょう?ww
2017/12/17(日) 午後 2:30
99話は占い師が当てはまるかもしれません。人間の将来が解るのであれば自分が宝くじを買って儲ければいいのですが、占い師は宝くじを買わないそうです。だから占い師に自分の将来をゆだねる奴はどうしようもないやつ・・・と言えますが。
2018/1/28(日) 午後 7:08
>>千葉日台さん
こちらにもナイス☆どうもありがとうございました。
占い師とかスピリチュアル系の人って、何故だか自分の運命までは分からないって感じですよね。
もし宝くじを当てたり、自分自身の未来を言い当てられたなら、信憑性がより高まって、客が爆発的に増えそうなのに(笑)。
こういう理屈を超越した領域の事は、科学的な実証が不可能ですから、本物かインチキか判断に困ってしまいますよね(笑)。
2018/1/29(月) 午前 10:43