YAMINABE the Second Operation

この11年間の数多くの思い出を携え、私は新たな旅へと出発します。それでは皆さん、御達者で。

ラ・ロシュフコー箴言集

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#361
嫉妬は必ず恋愛と共に生まれる。だが必ず恋愛と
共に死ぬとは限らない。






#362
恋人に死なれた時の女が、周囲に悲しみを見せる
理由は大抵の場合、その恋人を愛していたから
と言うだけではない。

別の男に対して、より一層自身が男に愛される
価値のある女である事を、見せ付ける為にする。






#363
他人から受ける強制はほとんどの場合、己自身に
よって課された強制程には苦痛ではない。






#364
己の妻の事などは、他人に対して滅多に
語るべきではない、という事ならば
大抵の人がよく知っている。

だが己自身の事に関しては、
尚更そうすべきではない、という事を
知っている人は滅多にいない。






#365
先天的なままにしておいたのでは、寧ろ短所に
成り下がってしまう長所もあれば、反対に
後天的に身に着けようとしたのでは、決して
完璧にはなり得ない長所もある。

例えば富とか信頼を賢く使いこなせるように
なるには、後天的に獲得した理性が
必要となるし、善良さや勇気などは、
先天的に付与されていなければならない。






#366
我々は率直に秘密を打ち明けてくれた相手に対し、
如何程に不信を持ったとしても、それで相手が
他人と話す時と比べれば、自分にはより真実を
打ち明けているのだと思い込みたがる。






#367
貞淑であり続ける事にうんざりしていない女は、
それこそ稀少な存在である。






#368
貞淑な女というのは大抵は、秘匿された財宝の
ようなものである。

目立たず他人に気付かれていないからこそ、
安全に過ごせているに過ぎない。






#369
恋愛の感情を抑え込む為に、己の心に抑圧を
加える事は、恋する相手につれなく
されるよりも辛い。






#370
己がどれ程までに臆病なのかを熟知している
臆病者は、そう滅多にいるものではない。

#351
寧ろ御互いに愛が失われている時の方が、却って
別れるのが困難である。






#352
うんざりする事が許されない者が相手だと、大抵は
うんざりする羽目になる。






#353
オネトム(紳士)は狂人のように恋に狂ったとしても、
決して愚者のような恋はしない。






#354
短所の中には巧妙に活用する事によって、寧ろ
美点以上により輝く短所もある。






#355
誰かが死んだ時に、悲しみ以上に惜しさの気持ちが
上回る事がある。

そして反対に悲しくはあるが、然程に惜しいとは
思わぬ事もある。






#356
我々が常々他人を心底称賛する時は、相手が
自分の事を称賛してくれている場合に限る。






#357
小人物はつまらぬ事でも徒に傷付く。

だが大人物とは、それらを全てを知り尽くしながらも、
そのような事では一切傷付く事もない。






#358
謙譲の精神こそキリスト教的な美徳の真の証である。

その謙譲を欠いた時こそ、我々は自身の欠点の
全てをそのまま残してしまう。

更には傲慢がヴェールで我々の欠点を
覆い隠してしまい、他人の目からだけでなく、
己自身の目からも欠点を見えなくさせてしまう。






#359
女が不貞行為を働けば、こちらの愛は消え失せて
然るべきである。

そうなれば最早嫉妬に駆られるべきではない。

我々が嫉妬の感情を抱くに値するのは、斯様な
不貞行為など働かない女であらばこそ。

そうでなくばこちらが嫉妬するに値しない。






#360
女は他の男に対する重大な不誠実よりも、
我々に対する些細な不誠実が理由で、
我々にとっての価値や、我々からの評価を
暴落させてしまう。

#341
若者の燃え滾る情熱は、老人の冷め切った精神程には、
魂の救済の障害とはならない。






#342
出身地の御国訛りは話し言葉の中だけでなく、
思考や感性の中にも同じように残る。



※ 著者ラ・ロシュフコーの政敵であった、
イタリア人枢機卿ジュール・マザラン(ジュリオ・マッツァリーノ)を念頭に
置いたと見る説もある。

マザランは太陽王ルイ14世の教育係を務め、またリシュリュー亡き後の
フランスの実質上の宰相でもあった。

だがマザランは祖国のイタリア語訛りや、イタリア的な言動が、いつまで
経っても抜けなかったと言う。

他には当時「御国訛り」とは、出身階層に関しても比喩的に
使われていた。








#343
偉大な人物になる為には、自分の持てる運を全て
使い切れるだけの術を知らねばならぬ。






#344
大多数の人間は、植物と同様にそれぞれ隠れた
特性を秘めている。

そしてそれらは予期しなかった、偶然の時に
露わとなる。






#345
ふとした切っ掛けが己を他者に知らしめる。

それ以上に己自身に己の事を知らしめる。






#346
女の思考や心情に、法則などというものは存在しない。

それらより先に、必ず体質が同意してからあり始める。



※ もしかしたらラ・ロシュフコーは生前に、気分の変わり易い女性に
振り回されて、辟易させられた経験があるのかも知れない。








#347
我々は己と見解を共有しない者を、良識ある者とは
認めない。



※ 確かに人にはそういう傾向がありがちである。







#348
人は恋愛をすると、最も信じている事までしばしば
疑うようになる。






#349
恋愛が起こす最大の奇蹟とは、コケットリー(媚)を
なくす事である。






#350
我々は自身を策略に掛けようとする者たちに対して、
甚く激昂する。

その理由はそういう連中が、我々よりも上手だと
思い込んでいる事が、癪に障るからである。

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#331
女に愛されている時の方が、素気(すげ)無くされている
時よりも、却って女に対して誠実でい難い。






#332
女は己のコケットリー(媚)について、全て知ってる
訳ではない。



※ クリスティナ女王評。「私はそうではないと思う。」
 同時代の一読者評。「男と同様に。」








#333
女というのは相手の事を完全に嫌っていない限りは、
そうそうつれない態度を取ったりはしないものだ。






#334
女にとってコケットリー(媚)を抑制する事は、恋愛の
情熱を抑制する以上に困難である。






#335
恋愛においては相手を騙す手練手管の方が、相手を
疑う警戒心よりも、常に一枚上手を行く。



※ 「恋は盲目」と言いたいのだろうか?







#336
嫉妬というものを一切抱く事もない、徹底した恋も
存在する。






#337
ある種の優れた資質や美点は、生来備わった五感の
ようなものである。

それを欠く者には、それらの資質や美点を感じ取る
事も、理解する事も出来ない。






#338
余りに激しい憎悪を抱く時、その憎悪は我々の程度を、
我々が憎む相手よりも更に低位に落とさせる。



※ 何とも耳の痛い箴言である。







#339
我々は幸運も不運も、己の持つアムール・プロプル
(自己愛)の量に相応な程度にしか感じられない。



※ つまり何か?自己愛が強くないと、幸福感も不幸感も大して
実感出来ない、とでも言うのだろうか?








#340
ほとんどの女の才気は、理性よりも狂気を強めるのに
役立つ。



※ クリスティナ女王評。「誠に言い得て妙。」

#321
我々が求める度合い以上に我々を愛してくれる
者よりも、寧ろ我々を憎んでいる者の方こそが、
却って容易に愛せる。



※ どうも人間には、そういう不可解で不思議な心理が働くらしい。







#322
寧ろ軽蔑されて然るべき輩に限って、他者から
軽蔑される事を恐れるものである。



※ 特亜、パヨク等の反日連中の事か・・・・







#323
我々の持つ英知とやらも、所詮は我々の財産と同様、
運命の気紛れに翻弄されるもの、という点においては
大差がない。






#324
嫉妬心の裏側にはアムール(愛)以上に、沢山の
アムール・プロプル(自己愛)が隠されている。






#325
我々は不幸による苦痛を、理性の力では癒せない時は、
しばしば弱さによって紛らわせる。






#326
一通りの不名誉な事よりも、笑い者になる事の方が、
よほど名誉を傷付ける。






#327
我々が些細な欠点を明かすのは、大きな欠点など
ないと、相手に信じ込ませる為に過ぎぬ。






#328
嫉妬の感情は憎悪よりも癒し難い。



※ 嫉妬こそはあらゆる情念の中で、最も御し難くて性質(たち)の悪い、
厄介なものだと言うのは賛成だ。








#329
己は阿諛追従の類などは嫌っているのだと、人々は
時折思ったりする。

だが本当は阿諛追従そのものを嫌っているのではない。

阿諛追従の遣り方が下手なせいで、見え透いてしまう
事を嫌っているだけである。



※ 要するに誰もが決して阿諛追従、つまり「決して御世辞や
オベンチャラなんぞを言うんじゃない!」とまで思ってる訳じゃない。

本質は御世辞やオベンチャラなんだけど、決してそうだとあからさまに
感じさせないよう、巧妙にカモフラージュしてやれって事だな。

まあ確かに露骨で見え透いてると、気分良くないのは解るけど。








#330
人は愛している限りは赦せるものである。

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