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いつになったら「俺が責任を取るから、暫定的に運用しろ!」と、言う人が出てくるのでしょう? それだけの事だと思いますが・・・。 命つなぐ処置に法の壁 胃ろう「弾力運用認めて」「日本の試練 現場から」介護士による医療行為 2011年4月13日 提供:共同通信社 東日本大震災は介護と医療の「壁」を浮き彫りにした。介護福祉士に認められていない医療行為について、政府は原則論を崩さず、国会にも規制緩和を急ぐ動きはない。「命をつなぐ処置なのに」。体調不良を訴える高齢者を前に、被災地では弾力的な運用を求める声が上がっている。 ▽高齢者に脱水症状 「このままでは間接的な震災死を招きかねない」。宮城県女川町の特別養護老人ホーム「おながわ」の木村利彦(きむら・としひこ)・お客さま相談室長(63)は危機感を募らせている。被災後に直面したのは、口から食事を取れなくなった高齢者への「胃ろう」をめぐる問題だ。 胃ろうとは、胃に穴を開けて管で栄養剤を直接送り込む処置。自力でたんや唾液を排出できない人の鼻や口に管を入れ外に吸い出す「たん吸引」とともに、医師や看護師ら医療職にしかできないと法律で定められている。厚生労働省は「家族や研修を受けた介護福祉士には例外的に認める」としている。 震災発生時、ホームにいた高齢者は長期入所の38人と短期利用者約30人。町内の要介護者や家族の避難も受け入れ、一時は約150人に増えた。 看護師は4人いたが、被災により、うち2人だけで入所者のケアをすることに。「停電や断水の中で手が回りきらなかった」と木村室長。やむなく胃ろうの回数を1日3回から2回に減らした。 だが、経口摂取できない入所者は、水分補給も胃ろうに頼ることになる。ケアマネジャーの杉元司郎(すぎもと・しろう)さん(36)は「胃ろうを減らし、脱水症状や血圧上昇などを起こす人が出た」と話す。 ▽国は原則論 「高齢者にとっては命をつなぐ処置。被災地に医療と介護の壁はない」。東京都内の病院から女川町に派遣された医師は、法に縛られない柔軟な対応を求める。 「こういう場合に医療職以外が手掛けてもよいのか、国や県に意見を聞ければ...」とホームの木村室長。だが、津波で大きな被害を受けた女川町では通信の断絶が続き「不安の中で介護を続けなければならなかった」。 厚労省内にも「体調不良を起こしている人を前に、法律がどうとかは言えない。緊急避難的に介護福祉士が手掛けてもいいのでは」との意見はある。だが、表向きは「胃ろうは命に関わる行為。災害対策ならなんでもOKとするのは危険性の方が高い」と原則を貫く姿勢。災害救助法の適用地域での特例は「検討していない」と消極的だ。 女川町内のほかの特養施設は、津波被害で運営できない状態。杉元さんは「町の人はここを頼りにしている。前例のない非常事態で法律も未整備なのだから、弾力的にできないものでしょうか」と疑問を投げかけた。 ▽動かぬ国会 厚労省は昨秋、胃ろうやたん吸引を行う要件を緩和し、介護福祉士にも拡大する方針を決めた。関連法案はくしくも3月11日午前に閣議決定。直後に発生した震災で手続きが遅れたが、4月5日に国会提出された。 厚労省幹部は「被災地でこんな事態が起きている以上、成立を急ぐ以外に手がない」と気をもむ。しかし、国会で法案審議を急ぐ声は、与野党ともに聞こえてこない。 |

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