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特集の読者の反響を特集していました。
今更ながらですが、未だに現実が報道されていない(行き渡っていない)です。
何度でも、同じコトでも掲載していきますが、お許し下さい。
明日の私:どこで死にますか 第1部・療養病床削減 反響特集
国が進める高齢者の長期入院施設「療養病床」の削減政策について、4月スタートの「明日の私 どこで死にますか」のシリーズで取り上げたところ、全国から数多くのお便りをいただきました。届けられた家族や医療現場の声、授業で活用した高校生の意見など、一部を紹介します。
◇若者も疑問、不安−−福祉学ぶ高校生が感想文、「理解深める契機に」
群馬県伊勢崎市の県立伊勢崎興陽高(大平孝雄校長、453人)は、「医療行政に恨み節」の見出しがついたシリーズ3回目(4月21日)の紙面を授業で取り上げた。毎日新聞に寄せられた生徒の感想文には「私は年を取りたくない」「もっと福祉を大切に考えて」−−などの不安、福祉行政への注文が相次いだ。
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指導にあたった中山見知子教諭は「明確な正解が出ない難しい問いだからこそ自分なりに考えることが大事。福祉の理解を深めるきっかけにしてほしい」と話した。【坂口裕彦】
◇困る人たくさん出る
筋肉の病気の夫(60)を12年間、自宅介護しており、人ごととは思えません。気管切開のため、たんの吸引が必要で、食事は胃ろうからです。主治医は自宅介護できると言ってくれますが、年齢を重ねれば体力も衰えるし、自宅介護は難しい。将来は不安です。国は老人保健施設や特別養護老人ホームへの転換も言いますが、夫のように医療行為を伴う場合は入れません。困る人がたくさん出てくると思います。=東京都足立区、主婦、荒川雪江さん(48)
◇国の非情さに怒り
妻(68)はリウマチで要介護5です。昨夏に肺炎で入院し、一応病状が安定したとして別の病院の療養病床に入りました。当初から「2、3カ月しか受け入れられない」と言われ、さらに別の病院に移りました。私も慢性疾患を抱え、胃ろうやたんの吸引が必要な妻の介護は身体的に耐えられません。全く人間のたらい回しで、病院をこう仕向ける国の非情さに怒りがこみ上げます。=山形県鶴岡市、無職男性(75)
◇医療区分に問題あり
療養病床を減らすために患者の医療区分(1〜3)により診療報酬に差がつけられましたが、区分に非常に問題があります。たんの吸引は1日7回以下だと、一番軽い区分1。しかし生命にかかわるため、看護師にしか認められていません。夜間など、常時、看護師を配置していない介護施設で対応するのは難しいと思います。それなら介護型療養病床を残せばいい。数字合わせだけの改革に不安を感じます。=山口県、医師、男性(47)
◇勤め先の病院も大幅減収
勤務する南相馬市立小高病院は総病床99のうち51床が療養病床で、昨年7月から大幅減収となり大変苦慮しています。私の場合も、10年近く寝たきりの父の介護に母がほぼ一人であたった現実がありました。そもそも自宅介護が難しいから、介護保険制度や療養型病床の創設に至ったはず。目立った産業のない地域では、福祉・医療施設こそ「労働集約型の事業所」で、地域社会維持に必要不可欠ですが、将来に展望を見いだせません。=福島県南相馬市、病院事務長、鈴木直清さん(56)
◇政策、思いつきでは困る
身につまされる思いで読みました。脳梗塞(こうそく)などを患った81歳の母を介護しています。政策が思いつきのように思えて仕方ありません。病気の老人は早く死ね、ということのようです。療養病床が減ったら、その人たちはどこに行けばいいのでしょう。社会復帰を目指している人もいるのです。もう少し老人を尊重すべきです。=神戸市、看護師、女性(52)
毎日新聞 2007年5月19日 東京朝刊
自分が、介護の立場にならなければ、分からないのです。
有名人が親の介護をしたということが時々、放送されたり、本になったりします。
みれば、大変さが伝わってきます。
しかし、現実はもっと淡々と進みます。
そして、介護する側も心身症になるまで頑張らないといけません。
施設で面倒を見て貰うのが一番良い方法です。
そして、その施設の充実を図るのが行政です。
原資がないのは分かります。
だからといって、削るだけでは策がないと思いませんか?
戦争よりも大事なことにお金を使うべきです。
愛国心も大事ですが、親や兄弟・姉妹を大事にすることがまず一番だと思います。
そして、近所と最後に国になれば良いと思います。
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