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結論から言えば、ミスはミスです。
しかし、発生の原因は医療改正によるものと思われます。
リハビリの再診療については、先日ブログで述べたように、どこでもやっていることで、監査に入れば見つかります。特に違法性があるとは思いません。医療報酬制度に問題があるだけです。
次に、電気代の徴収ですが、数年前にホテルコストと称して、入院の一部を患者さんの実費負担に改正されたことによるものと想像します。
電気・設備費用は治療に関わらないので入院費から外す、その代わり、病院側は実費徴収(金額を強制的に設定され、実質、病院側は収入を減らされているんですよ)しても良いですよ、ということで別途電気代は徴収できなくなったのです。
大半の所は対応済みだと思いますが、この病院は担当部署がチョンボしたんでしょうね。
それに対する、知事のコメントは当たっていると思いますが、改正内容が分かりにくい(今の後期高齢者医療制度と同じで、完全に解っているのは、法律を作った官僚だけ)のが、本当の原因だと思います。
奈良県立病院不当徴収、関係者の処分を検討 知事「たるんでいた」
記事:毎日新聞社 【2008年4月17日】
県立病院が再診料や電気代の不当徴収を続けていた問題で、荒井正吾知事は16日、「(対象者に)すまなかった。構造的というより、患者にサービスをするという心構えの問題。たるんでいた」と述べ、関係者の処分を検討する方針を示した。定例会見で語った。
荒井知事は、未判明の過去の不当徴収額も「分かる限り調査する」と明言。「時効と言い張る立場にない」と民法の時効(電気代は2年)が過ぎた徴収分の返還が法的に可能か検討するとした。
電気代は06年7月、再診料は昨年8月に県が把握しながら公表していなかった点を問われ、「速やかな発表が必要だった」と述べた。
県立3病院(奈良、三室、五條)と県立医大病院は国が徴収を認めていない入院患者のテレビ視聴などの電気代を長年徴収。徴収額は06年6月までの10カ月だけで114万円。三室、奈良両病院は、医師が診察していないリハビリ患者から再診料を取っていた。三室病院は今年1月までの1年だけで約73万円を余分に徴収していた。【中村敦茂】
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