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2008年度に、各都道府県に1カ所以上の「高度・急性期病院(仮称)」を創設するべく、検討を始めるらしい。
来年ではないか?
いろいろな問題を一挙に解決できるとでも思っているのでしょうか?
地域で最新の専門医療提供 高度急性期病院を創設 各都道府県に1カ所以上 08年度に導入方針、厚労省
記事:共同通信社 【2007年10月17日】
厚生労働省は16日までに、症状が重く外科手術など集中的な治療が必要な急性期の疾患で高度な医療が求められる治療に対応するため「高度・急性期総合病院(仮称)」を2008年度に創設する方針を固めた。
一般外来患者は受け付けず、入院治療が中心。400?500床の県立病院などからの移行を想定し各都道府県に最低1カ所以上設置する。医師や最新医療機器を集中させ、地域でも安心して最新の専門医療が受けられるとともに、外科医など医師の技術力を向上させるのが狙い。
難病治療や臓器移植も含めあらゆる疾患を対象とする大学病院などの特定機能病院とは異なり一般の疾患が対象だが、外来は救急や専門的な治療が必要な患者に限定、十分な診療ができる態勢をとる。
これに伴い、病院機能区分の再編も検討。高度・急性期総合病院で治療後、ある程度症状が改善した患者を受け入れる一般急性期病院と回復期リハビリ病棟、その後の療養に移る慢性期病棟や介護施設、在宅に分類。現在約90万床に上る一般病床の機能や役割分担を明確にする。
一般急性期病院は、救急搬送などの外来も受け入れ、比較的簡単な手術や、在宅療養の患者が急に症状が悪化した際の治療を担う。患者によっては、例えば脳卒中を発症した患者が搬送されて治療を受け、回復リハビリ病棟で機能を回復し、在宅というケースもある。
厚労省は、地方を中心に深刻な医師不足が続く中、勤務医が各病院に分散して高度な医療を担えなくなることを懸念、病院の集約や再編などが必要としている。
08年度の診療報酬改定に合わせて導入を目指しており、中央社会保険医療協議会(中医協)に近く提案。医師や看護師の配置などの認定基準や入院基本料の設定など具体案づくりに着手する。
▽急性期医療
急性期医療 主に病気のなり始めで、症状の激しい時期の医療。症状の重さなどを診断し危険性を判断した上で、外科的な手術や投薬、処置などの集中的・重点的な対応が必要になる。慢性疾患の患者であって症状が急に悪化した急性増悪も含まれる。急性期の患者が入院する病床は、急性期の段階が過ぎても症状が安定していない「亜急性期」患者の病床と合わせて一般病床という。これとは別に、長期の療養が必要な慢性期患者の療養病床などがある。
現状の病院でも、一般外来は禁止しているのですがくる者は拒まずですよね。
また、急性期の病院も亜急性期・回復期ともに病棟を持ち、医師は掛け持ちだから、有ってないようなものです、規則なんて。
直ぐ近くに療養病棟を持つ病院とか、施設を造り、上手く回していけば、収益が上げられます。
その様な実体を見て、今回の案を出しているのでしょうが、規則通りにするば赤字になることは間違いないと思います。
手を挙げられるのは、赤字を出しても潰れない病院しかないと思います。
そうです、国公立の病院と大学病院しかないと思います。
あと、一部の民間病院ですが、地方では有り得ません。
何故でしょうか?
次の記事を見れば、少し理解できます。
しっかりした財源確保を
記事:共同通信社 【2007年10月17日】
【解説】厚生労働省が高度・急性期総合病院(仮称)の導入を含めた急性期病院の再編に乗り出すのは、勤務医の負担を減らし全国各地で高度な医療を提供するためだが、それには、しっかりした財源の確保が必要になる。
患者は、軽症でも最新の医療機器や専門医がそろい、どんな病気でも対応ができる大きな病院を選びがちで、勤務医の激務の一因となっている。
小児の救急病院では夜間外来患者の9割は軽症という調査や、無料だからと救急車を利用し、本来高度な救命救急を担う病院を受診するケースもある。
他方、今年夏に奈良の妊婦が救急車内で死産となった。救急隊が搬送先を探しても見つからなかったためで、「たらい回し」との批判が出た。だからこそ、緊急時には腕の立つ医師や最新機器を備えた病院など高度な医療が患者に届かなければならない。
高度・急性期総合病院では、医師の配置基準も手厚くするため、宿直体制の充実も図られるという。一般外来は診ないため、勤務医の負担は軽減され、高度医療が必要な患者の治療に集中できる。
ただ日本はベッド数が諸外国に比べ多い割には、必要なところに十分なベッドや医療費が回っているとは言い難い。過剰診療になりがちな「出来高払い」の大胆な見直しなど、医療費の無駄遣いはなくさなければならないが、1人当たりの医療費は先進国の中で最低レベル。優秀な医師を育て全国どこでも高度な医療が受けられるようにするには、安定した財源を確保し、必要な医療資源を投入しなければ絵に描いたもちになる。
十分な医師を確保することが必要条件です。
また、医療報酬によっては相当な赤字が見込まれます。
公的な補助無しには無理だと思います。
民間では、無理だと思います。(稼働率が異常に高い都市部は可能かも?)
今ある大病院を整備して、国民を教育して、仕組みとして成り立つようにしないと絵に描いた餅になることは間違いない。
例えば、
頭痛が酷い時に、近くの医院行ったが、医師も原因を分かり易くは説明してくれない。
頭痛薬なるモノを貰って飲んだが良くならない。
どうしますか?
他院を受診する。
都市部の総合病院にいきなり行く。
医師に紹介状を貰って総合病院に行く。
医師に頼んでCT検査を予約する。
などなど・・・。
結構な割合で、総合病院に行きます。
そして、かなりの割合で、近くの医院には行かなくなります。(二度手間と思うみたいです。)
総合病院は患者さんにとっては、安心感が有るようですし、確かに、医院は二度手間になる場合もあります。
それが当たり前と思うのか?思わないのかが、大きな問題だと思います。
国民の教育が大事です。
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