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アゲハチョウが寝ていましたよ。
日中仕事をしているぼくは、夜に生きものの観察をすることが
自然と多くなり、そのために就寝中の昼行性の動物に出くわす
ことが多くなるのです。
本当は、花を訪れる活動的な姿も見たいのですがね。
鱗翅目、とりわけチョウの仲間ですが、ご覧のように羽を閉じて、
葉や枝にぶら下がるよううな格好で寝ている様子をよく見ます。
何かの下にぶら下がれば、雨滴に直撃することは少なくなりますし、
鱗片の生える向きは翅の基部→端部方向なので、霧の夜などに
露が翅に付いたとしても、よりスムーズに排水されるでしょう。
また、昆虫の脚の先端には爪が付いていますから、これをきちんと
足場に引っ掛けてぶら下がっておけば、力を多少抜いても大丈夫。
まあ、理にかなっていると言えますね。
さて、アゲハチョウはおそらく日本で一番有名なチョウなのでは
ないでしょうか。
あちこちで吸蜜している様子を観察できますし、図鑑の鱗翅目の
項目の中では、トップページに掲載されることも多いような気が
します。
幼虫時代はミカン科の植物を摂食します。
山林には意外とミカン科の植物が多く(種類は少ないが、個体数は
多い)生えているもので、サンショウやイヌザンショウ、キハダ等に
幼虫がついている様子も目にします。
もちろん、害虫管理が厳しくない柑橘類の果樹園でも見ることが
あります。
飼育例も山ほどあり、鱗翅目の代表として、成長過程が理科教材や
図鑑に掲載されることも多く、ネットで検索してもかなりの好例が
見受けられます。
1齢幼虫の色彩は鳥の糞に似ているとか、幼虫に刺激を与えると肉角を
出して悪臭を漂わせるとか、学校で習いませんでしたか?
もうすでに記憶のかなたでしょうか・・・。
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昆虫ってまぶたがないですよね。夜寝てるときって、回りの様子が見えてるんでしょうか?
その割には、近づいてもあまり逃げないですが。
2007/9/18(火) 午後 5:12 [ marum ]