ぼくとがま…

生きものについて、ぼちぼち。

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スピードプレイ・ゼロ

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ペダルはスピードプレイ・ゼロのステンレスシャフト。

膝に優しいといううわさを耳にして買ったが、使ってみると、確かに膝痛が発生する頻度が減ってきた。

踏みにくいとか、そういう不都合も特に無い。

初期はクリートをはめにくいことがあり、ドライタイプのルブを塗っていたが、しばらく使うとアタリがついたのか、うまくはまるようになった。

このペダルも、潰れるまで使うだろう。

グリスアップが簡単なのもいい。

CAAD9

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こんな自転車に乗っている。

Cannondale CAAD9

アルミでシャキシャキした反応で小気味よいです。踏んだらきちんと前に出てくれる感じ?
ハンドリングはちょっとクイック。
フォークはそこそこ振動をいなしてくれてるっぽい。
そこまで後輪からの突き上げが無い気がするのは、アワーグラス・シートステイの効果か。

特に不満なし。潰れるまでメインで乗ってそう。

コンポは基本的に105(5600系)、リアディレーラとブレーキはアルテに。
完成車標準装備のテクトロブレーキは、ちょっとひどい代物だった。
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タマキビがいましたよ。

全国の海岸でおなじみ。
海水の中に入らず、ひたすら潮間帯よりも上、満潮時にも水に漬からない、波しぶきがかかる程度の場所にいる。
そんな場所で、岩肌に付着している藻類などを食べて、つつましく生きている、殻幅1cmくらいの丸っこい、可愛らしい小さな巻貝。

海水中に落とすと、あわてたように水上に出ようとする。
それが面白くて、大量に獲ってはタイドプールに投げ込んでいた不届きな少年が、僕を含め何名かいたはずだ。

コップに少し海水を汲み、そこにタマキビを入れておくと、みんなコップの縁あたりにのぼっていく。そういう夏休みの自由研究的な実験は有名。
長期間にわたってそれをやると、どうも潮の満ち引きを感知しているような行動をすることがわかるらしい、というのも有名な話。
僕は長期間の観察に耐えられなかったので、そこんところはわからない。

食べるとまあまあ美味しいが、なんせ小さな貝なので、あまり食べた気がしない。
磯の岩の割れ目などで、ひしめき合っている様子を愛でるくらいがちょうどよい付き合い方な気がする。
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ヒザラガイがいましたよ。

磯に行けば普通にいるのに、よく考えてみると何の仲間かよくわからない生きものの筆頭。

貝といわれれば貝に見える。
節のある甲羅があるので、ダンゴムシの仲間だといわれると、100人中数人は騙されてしまう。

実際は軟体動物なので、貝に近い生きものだ。
しかし、二枚貝とか巻貝とかとはちょっと違う。
多板綱という、軟体動物の中でも原始的な分類群に属する。

ヒザラガイとして分類されている種のなかに、いくつかのタイプがある。
いまのとこと同一種として分類されているが、もしかしたら今後もっと分かれるかもしれない。
背負っている8枚の殻のそれぞれが、一様に黒褐色のやつ(クロ型)と、2つの斑点があるやつ(メダマ型)の、2タイプある。上の写真はメダマ型だ。
ミトコンドリアDNAを調べると、違いがちゃんとあるらしい。
分布も、東北のほうにはクロ型、瀬戸内にはメダマ型、静岡あたりでは両者が混じるらしい。
抱卵・放精のタイミングも違うし、卵の色も違うということで、生殖的に隔離された姉妹種なんじゃないか、ということだそうだ。

さらに、クロ、メダマに加え、殻の周縁が青い金属光沢で縁取られるシオ型というのもあるらしい。
こちらは見たことがないが、やっぱり別タイプで、調べるといろいろ違うのかも。


こいつは潮間帯の岩肌の上に生えている藻類なんかを、歯舌という、やすりのような器官で、ザリザリと削り取って食べている。
我々の歯は、主にカルシウムでできている。ヒドロキシアパタイト、つまりリン酸カルシウムと水酸化カルシウムの複合体が主成分だ。
一方ヒザラガイの歯舌は、鉄が主成分だ。中でも磁鉄鉱を含むところが特徴的だ。
生きものの体の中で、無機鉱物を生み出すことを、バイオミネラリゼーションという。カルシウムについては、歯だったり、殻だったり、いろんな生物が対象になる。
しかし、体内で磁鉄鉱をつくる生きものはそうはいない。だからその分野でも、注目を浴びていたりする。

バイオミネラリゼーションつながりで、もうひとつ面白い特徴がある。それは、目だ。
ヒザラガイの目は、あんまり目らしくない。
背負っている殻の中に、すごく細かい管がたくさん通っていて、その先に目のような器官があって、光を感じているらしい。
イメージ的には、ナウシカに出てくる王蟲の目を、もっともっと細かく、小さく、多数に、いい加減にしたような感じだと思えばいい。

で、ヒザラガイの一部のグループには、眼にレンズがついている。
眼にレンズを持つのは、いろんな生きものに共通した特徴だ。多くの生きものでは、レンズはたんぱく質でできている。我々の眼もそうだ。
ヒザラガイの仲間では、このレンズが無機物でできている。炭酸カルシウムの結晶だ。宝石名・鉱物名で言えば、アラゴナイト(霰石)だ。
砂まじりの海水が打ち付ける場所では、たんぱく質の柔らかい眼よりも、鉱物質の硬いレンズのほうが都合がよさそうだ。そのへんもなかなか興味深い。


ぱっと見では動かないのではないかと錯覚させるが、歩みは遅いものの、それなりに動く。
強い波風にもさらわれることなく、岩肌にへばりついている。
その吸着力たるや、なかなかのものである。素手でひっぺがすのは相当困難である。
引っぺがすと、腹側(岩にくっついている側)に、くりんと丸まる。その様子が膝のお皿のようなので、ヒザラガイという名になったらしい。


ということで、ヒザラガイを総括すると、

  鉄の歯と宝玉の眼を持つ原始の貝

と、相当かっこいい生きものになるのだ。まさに中二病である。



そういえば、ヒザラガイは結構おいしいものだ。

背中の殻とか内臓とかをとって、塩で洗ってぬめりを取ってしまう。この下ごしらえは多少面倒だ。
細かく刻んでしょうゆを垂らして、刺身でもよい。茹でたり、炊き込みご飯でもいい。
歯ごたえがよく、よく言えばアワビのような味、悪く言えば得体は知れないがとりあえず貝の味、という感じ。
個人的には、好きな味だ。ただ、たくさん食いたいかというと、そういうもんでもない気がする。
磯釣りに行ったついでに、カメノテなんかとともに三つ四つほど採ってきて、酒のアテにするくらいがちょうどいいような。
採りすぎ厳禁。あと、アタっても知らない。
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カメノテがいましたよ。

磯、岸壁、テトラポッドと海沿いならほぼ、どこでもいる。
岩の裂け目、ケーソンの継ぎ目なんかに群生している。
岩なんかに固着して、蔓脚で水中を漂うプランクトンなどを絡めとって食べて生きる。
フジツボみたいな生きかただ。

こう見えても甲殻類なのは有名な話。

おいしいのも有名な話。

魚釣りに行ってボウズだったとき、いくらかカメノテを頂いて帰って、味噌汁にしたり吸い物にしたりしながら、ささやかな反省会を催すのである。
大きいものは、身も食える。

人が食べておいしい海産物は、他の生き物が食ってもおいしいもの。
チヌの落とし込み釣りなんかで、手持ちのえさがなくなったときなどは、カメノテも使う。



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