ぼくとがま…

生きものについて、ぼちぼち。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

イメージ 1

買い物ついでに、途中の水田でぶらぶらしていると、アオモンイトトンボを
見かけました。未成熟の♀(異色型)です。

異色型というのは、読んで字のごとく、標準タイプとは違った色彩のこと。
通常は突然変異の奇形という意味ではなく、ある程度の個体がこの系統を
有している場合に用いられます。

頭部から第2腹節あたりまでが橙色、そこから先は淡青色。
色味も原色に近く、周囲が水田の灰褐色、稲の緑色といったアースカラーで
あることもあいまって、非常に鮮やかに目に映ります。

成熟するにつれ、橙×青の色彩は、くすんだ緑褐色に変化していくのですが、
その日見た数個体は、全て未成熟かつ異色型でした。
なんか異色型の方が多いような。だったら♀の標準型とすべきは、橙×青の
方ではないか。などと思ってしまいます。

日を改めて、成熟したころあいを見て再度見に行きましょう。


トンボというのは、昆虫界では比較的好まれている部類に入ります。
作物害虫を捕食しますし、意匠も美しく、風情もある。
以前も書きましたが、日本はかつて秋津州と呼ばれていました。秋津とは
トンボのこと。稲作文化とよく馴染み、ずいぶん昔から市民権を得ていた
ようですね。

なかでもイトトンボ類というのは、体躯が小さく、色彩が鮮やかなものが
多いからか、普段虫と接しない方々への受けも良いですね。
ヤンマの顔は怖いけど、イトトンボの顔はかわいいらしいです。
知人は、「虫の中でいちばん清潔感を感じる」と評価してました。

うーん、清潔感、ねぇ。

イメージ 1

屋外に立てかけてあった竹箒の上で、ハナグモがアシブトチズモンアオ
シャク(以下、チズモン)を捕食していました。

ハナグモのサイズと、チズモンの体幹のサイズにはそれほどおおきな
差はない(とはいえ、チズモンの方が一回り大きいのですが)のですが、
鱗翅目は翅が大きいこともあって、かなり不相応な獲物を手にしている
ように見えます。

ハナグモは、通常は花冠や葉など、植物の上で獲物を待ち伏せすることが
多いのですが、何か思うところがあって?竹箒の上に待機していたのか。
あるいは、すぐ近くにあるイタドリやコイケマ(ガガイモ科がチズモンの
食草です)などの上で待ち構えていたところ、獲物の力が予想外に強くて、
振り回されて、何とか踏ん張ったのが箒の先っぽであったのか。
どちらにせよ、屋外に箒を立てかけた甲斐があったというものです。
(本当は、置き忘れていただけですが…)


「チズモン」というのは、ご覧の通り翅の模様が地図のように見えること
からの命名だそうです。
概ね、緑色と褐色から構成されていますが、これは帝国書院などの彩色
地図に、似ているなぁと素直に思えます。

一般的な彩色図では、概ね緑色は平原(低地)、褐色は山岳地(高地)という
記載になっていますよね。

とすると、翅の縁部に大山脈があるが、ところどころ盆地上の平坦部が
見られ、その大山脈に並行して小山脈が伸び、体幹部に楔形の巨大山塊が
あり、といった随分複雑な地形のようで。
青色は見えないので、湖沼、川、海といった開放水面は無いわけですね。

Google Earthでも使って、似たような地形を探すのも面白いかも。
だいぶ骨が折れそうですがね…。

まあ、この色彩は本来は保護色になっているわけで、一部が枯れた葉に
見えたり、あるいはコケ類(地衣、蘚類)と見事に同化していたりするの
ですが、もしかすると地図帳の上にいるときが一番目立たないかも?

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事