ぼくとがま…

生きものについて、ぼちぼち。

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百四回目(サワガニ)

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近所の川沿いの土手に、サワガニがいましたよ。
おなかに卵を抱えていますね。子守りも大変です。

サワガニはかなり分布の広い淡水性のカニです。
あまり汚い、または高水温の環境下では見ませんが、多くの河川の
上流域に棲息しています。その名の通り、沢に棲んでるわけです。
渓流の川原の浮石をひっくり返すと、潜んでいる本種を見つける
ことが出来ますね。


画像のとおり、メスは生んだ卵をおなかに抱え、孵化するまで
保護します。

普通、カニの仲間は、卵から生まれた直後は、親と同じ形をして
いません。ゾエア、メガロパと呼ばれる幼生(プランクトン)の
期間を経て、やっとカニの形になります。

が、サワガニは、卵から生まれてくるときは、既に一人前のカニの
形をしています。
これは、生息場所が河川であることと関係しています。

甲殻類の幼生は小さくて、プランクトン生活を余儀なくされます。
プランクトンですから、遊泳・移動能力はさほど高くはありません。
河川は常に一定以上の速度で流れていますから、そんなところで
悠長にプランクトン生活を営んでいると、あっという間に下流まで
流されてしまいます。

好適な生息環境にとどまるためには、孵化直後に、あるいは親の
保護から開放された際に、ある程度の移動力を持っていることが
要求されます。

サワガニはその辺をうまく工夫していて、子どもが幼生から仔ガニ
に成長するまでの栄養を含んだ大き目の卵を生み、卵の中で変態を
終わらせ、移動能力の高い仔ガニの形で孵化させ、河川での生活に
支障がないようにしているわけです。
うまく進化したものです。


サワガニは、食べてもおいしいカニです。
非常に小さいカニですから、タラバガニの様な食べ方は無理ですが、
丸ごと揚げたりすると、なかなか良いおつまみになります。
山間部の旅館や民宿で出されることもありますね。

ただ、自分で調理する際には、十分過熱するよう気をつけましょう。
サワガニは、肺気腫などの病気を引き起こす、ウェステルマン肺吸虫と
いう寄生虫の中間宿主でもあります。
生食すると、感染の危険性があります。素手で触った後も、きちんと
手を洗った方がいいでしょうね(サワガニに限らず、野生動物を触ったら、
食事等の前に手を洗いましょうね)。

ぼくは小学生の頃、渓流釣りに行ったらぜんぜんつれなくて、かわりに
サワガニを山ほど捕まえて、焼いて食べた記憶があります。
結構生焼けだったけど、寄生虫は大丈夫だったのだろうか。
あれから17年、症状が出てないからOKかな…。

先日、深夜1時。がまさんの体表が濡れていました。

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ケージ内にはがまさんの全身が浸かるほどの水入れはありません。
ヒキガエルは自ら、全身くまなく水浴びするようなことはありません。
この水分は、体表から染み出してきたもののようです。

またよくみると、普段は黒いはずの体表のいぼ(突起)が白っぽくなって
います。そして、しきりに口をパクパクさせています。

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何かというと、これは脱皮の前兆のよう。
古い皮膚と新しい皮膚が分離しつつあり、全身が水ぶくれのような状態
になっているわけです。

間違い。
突起の先っちょが黒く色素沈着している個体では、脱皮の前兆として突起が
白っぽくは見えることはありませんでした。
脱皮直後の新しい皮膚では、突起の黒い部分は確認できず、時間の経過
とともに色素が沈着するようです。
つまりこのケースは、脱皮直後なのでありました。(2008/8 追記)

ヒキガエルは自分の四肢と口を使って、ベリベリと古い皮膚を剥ぎ取り
ながら、もったいないので?食べるという習性を持っています。

うまくいくと、その様子を撮影できるかも。
ウキウキ。ワクワク。


―ウキウキしてるつもりがいつのまにかウトウトしてしまいました。
急いでケージを見てみると・・・

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はい。脱皮はとっくに完了。
やけにこざっぱりした顔のがまさんがぼくを見ていましたとさ。

あ〜ぁ。

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アゲハチョウが寝ていましたよ。

日中仕事をしているぼくは、夜に生きものの観察をすることが
自然と多くなり、そのために就寝中の昼行性の動物に出くわす
ことが多くなるのです。

本当は、花を訪れる活動的な姿も見たいのですがね。

鱗翅目、とりわけチョウの仲間ですが、ご覧のように羽を閉じて、
葉や枝にぶら下がるよううな格好で寝ている様子をよく見ます。

何かの下にぶら下がれば、雨滴に直撃することは少なくなりますし、
鱗片の生える向きは翅の基部→端部方向なので、霧の夜などに
露が翅に付いたとしても、よりスムーズに排水されるでしょう。
また、昆虫の脚の先端には爪が付いていますから、これをきちんと
足場に引っ掛けてぶら下がっておけば、力を多少抜いても大丈夫。

まあ、理にかなっていると言えますね。


さて、アゲハチョウはおそらく日本で一番有名なチョウなのでは
ないでしょうか。
あちこちで吸蜜している様子を観察できますし、図鑑の鱗翅目の
項目の中では、トップページに掲載されることも多いような気が
します。

幼虫時代はミカン科の植物を摂食します。
山林には意外とミカン科の植物が多く(種類は少ないが、個体数は
多い)生えているもので、サンショウやイヌザンショウ、キハダ等に
幼虫がついている様子も目にします。
もちろん、害虫管理が厳しくない柑橘類の果樹園でも見ることが
あります。

飼育例も山ほどあり、鱗翅目の代表として、成長過程が理科教材や
図鑑に掲載されることも多く、ネットで検索してもかなりの好例が
見受けられます。

1齢幼虫の色彩は鳥の糞に似ているとか、幼虫に刺激を与えると肉角を
出して悪臭を漂わせるとか、学校で習いませんでしたか?
もうすでに記憶のかなたでしょうか・・・。

以前、本ブログで、アオダイショウの木登りについて紹介しました。

で、ちょうど木登りをしているところに出くわしましたので、
参考までにアップします。

まず1枚目。

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ご覧のように、ほぼ垂直に木の幹を登ってゆくことが出来ます。

その秘訣は、というと…

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このように、腹部の鱗を器用に樹皮の凹凸に引っ掛けながら
進んでいくことにあります。

普通、ヘビの体の断面は円形に近いのですが、木に登るときは
腹部=蛇腹の部分が、若干出っ張るというか、角ばるというか、
凹凸に食い込むように変形しているのが分かるでしょうか。

こういう技術を持っているので、アオダイショウは木登りが上手
と言うわけです。

ヤマカガシあたりにはなかなか出来ない芸当です。

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