ぼくとがま…

生きものについて、ぼちぼち。

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ウシガエルのオタマジャクシがうようよいます。
上陸しかけの個体もうようよいます。

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つい最近まで、親ガエルがモーモー鳴いていたと思ったら、もう繁殖活動を
終えていたようです。
今でも夜中に1個体か2個体の鳴き声を聞きますが、あぶれてしまったオスが
鳴き続けているのでしょうか。

ウシガエルの幼生は、他種と比べてかなり大きいです。
親があんだけ大きければ、仔の大きさもさもありなんといったところ。
全長10cmを超えることはざらで、15cm程度になるものもいます。

尾を吸収して仔ガエルになったときには、すでに4〜5cmはあり、アマガエルや
ツチガエルの成熟個体と比べても遜色ない図体です。

しかし、この池では他のカエルをあんまり見ないな。
ウシガエルに駆逐されつつあるのかな。

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フタオビホソナガクチキムシがいましたよ。

フタオビオオキノコやヤマナメクジのよく集まる倒木の上に、妙な模様の
コメツキムシがいるなぁと思って近づいてみると、どうやらコメツキムシ
ではありません。細長い体形は似ていますけど、頭部・前胸部のあたりが
しっくり来ません。

じゃあ何の仲間なんだろうと思い、家に帰っておもむろに図鑑をめくって
みると、ナガクチキムシ科の甲虫、フタオビホソナガクチキムシでした。

そういえば、前にもコメツキだかタマムシだか分からない、細長い甲虫を
見つけて、調べてみればナガクチキムシの類だったっていうことがあった
なぁ。当時からあんまり成長してないですね…。


フタオビというのは、鞘翅にある赤い紋が、2本の帯状の模様に見える
ところから名付けられたのでしょう。で、細長く、朽木に集まる虫だと
いうことで、フタオビホソナガクチキムシ。わかりやすいなぁ。

フタオビオオキノコほど多くは見かけませんが、あっちこっちに転がって
いる伐倒木を見て回ると、ちらほら見かけます。
普段見なかっただけで、意識的に探せば見つかる種なんでしょうね。


そういえば、こいつも「黒地に赤い四つ紋」系の甲虫ですね。

やはり、この模様を持った昆虫に共通する何かがあるのだろうか。

うーむ、分からない。
もっといろんな昆虫を見てみないと…。

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オオトモエがいましたよ。

サルトリイバラなどを食草とする、大形の蛾です。
成虫はよく樹液を吸いに来ます。この個体も、いつもの樹液スポットに食事に
来ていたものです。

こいつもオスグロトモエと同様、翅に巴模様を持っている蛾ですが、オスグロ〜
ほどきちんとした巴でもないですね。ちょっといびつな感じ。
巴模様というよりは、純粋に目玉模様に見えますね。白い縁取りが目玉を強調
しているように感じます。

開張100mm程度になるので、かなり迫力があります。天敵であろう鳥たちにも、
かなりのインパクトを与えられそうな感じがします。
人間にもかなりのインパクトを与えるかもしれませんね。

翅の中央をぐるっと貫く半円状の白いラインが、これまた見事です。
前翅と後翅にまたがっている模様ですが、合わせ目がきちっと合っています。
4枚の翅を使ったトータルデザイン、さすがです。

しかしこの白いライン、目玉模様の下方に位置しているせいか、大きな口を
「に〜っ」としているように見えます。
そう見えてくると、前胸部の盛り上がりが鼻に見えてきます。

茶色くて、見開いた目、丸っこい鼻、大きな口――。

あらら、なんかいびつなトトロに見えてきたぞ。
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ムクゲコノハがいましたよ。

いつもの樹液スポットには、ヤガの類がよく来ます。
本種もそのうちの一種です。開張90mmほどの大形の蛾です。

種名からは、ムクゲを食する木の葉のような蛾というふうに解釈しそうに
なりますが、これはどうやら間違いのようです。

本種の食草は、クヌギやコナラのようなブナ科植物か、オニグルミやサワ
グルミのようなクルミ科植物など。ムクゲを食べることはないようです。

ではムクゲとは何かというと、毛がふさふさと生えている様子のこととか。
ということは、本種名は、毛がふさふさしている木の葉のような蛾、という
意味になりますね。

毛がふさふさ…しているかな。確かに胸部〜後翅の付け根などはもふもふ
した感じがしますが、鱗翅目、特に大形の蛾って、基本的にもふもふした
奴が多いからなぁ。


前翅を閉じているときは枯葉のように見えますが、これをパッと開くと、
なんとも鮮やかな後翅が現れます。

外縁部はピンク色、中央部は黒地にやや光沢のある青白い模様。
これもやはり、目玉模様の一種なのでしょう。
真ん丸な目玉ではなく、半円状ですが、これはこれで睨みを効かせている
ような感じもしますね。

地味な蛾と思って近づいた天敵にガツンと一閃、ド派手な後翅の模様を
見せ、敵がうろたえている間にどこかに逃げるなり、翅を閉じるなりして
しまう。すると敵は獲物の位置がよく分からなくなり、あるいは怖がって、
捕食を諦めてくれる。
そういうかたちで、生き残る可能性を高めているようです。

樹液に来る個体を観察していると、たいていの場合前翅を開きっぱなしに
していますね。食事中は無防備になるから、あらかじめ威嚇体制をとって
いるのでしょうか。それとも、樹液を取りあうライバルへの牽制か。

もしかして、ぼくに対して威嚇しているのか?
それなら逆効果ですよ。
びっくりするどころか、駆け寄って来るよ。捕まえはしないけど。


ちなみに裏面は、こんな感じです。前翅表面の地味さとは打って変わって
派手な色彩。一面が橙色がかり、黒い紋をあしらってます。

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こういうところを見ると、本種は、
「地味な蛾だが、後翅に派手な模様を持っている」のではなく、
「派手な蛾だが、世を忍ぶため、人目につく箇所だけ地味になっている」と
考えたほうが、しっくりくるような気もします。

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