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生きものについて、ぼちぼち。

昆虫

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イメージ 1


カミキリムシというと、ゴマダラカミキリやシロスジカミキリ
のような大きさ、形を想像しますが、もっと小さなものや
形の変わったものもたくさんいます。

本種はチャイロヒメハナカミキリという、1cm前後の小さな
カミキリムシです。

その名の通り、茶色くて、小さくて、花によく集まる種で、
初夏に咲く花の上で見ることができます。
どちらかというと、一輪咲きの立派な花よりは、小さな花が
たくさん集まって咲く植物の上にいることが多いようです。
上の写真も、コバノガマズミの花の上にいるところを映した
ものです。

花に集まる昆虫は、ハチやチョウだけではありません。
ハナカミキリやハナムグリ、ハナノミなどもよくいます。
それらを狙う捕食者、クモやカマキリも潜んでいます。
ちょっと注意深く観察すると、面白い世界が覗けますよ。


追伸

近くの葉っぱの上には、別のカミキリがいました。
セスジヒメハナカミキリかと思いましたが、いまいちよく
わかりません。

イメージ 2

ともすると、ハンミョウやゴミムシの仲間にも見えなくも
ない形態ですが、立派なカミキリムシの仲間です。

イメージ 1

オオクチキムシがいましたよ。

その名の通り朽木によくいる甲虫です。上の写真も朽木の上に
いるところを撮ったものです。
幼虫もやはり朽木にいて、食べ物も朽木。「名は体を表す」を
地で行っている昆虫ですね。

倒れたままの木のある林とか、伐採した不要木を積んである
場所なんかでよく見る種です。腐朽木の樹皮を剥ぐと出て
きたりします。
成虫はキノコの類を食べているようで、キノコの生えた木の
上にもいたりします。
灯火に寄ってくることもあり、街路灯や民家の窓の下あたりで
ジタバタしているところを見かけることもあります。

見かける機会は多いのですが、いかんせん地味で、害虫扱い
されることも殆ど無いので、知名度もへったくれもありません。
邪険にされることもなければ注目されることもなく、ひっそり
生きている昆虫、といった印象を受けます。
まあ、こういった昆虫が大多数なんですけどね。


一見ゴミムシの仲間に見えますが、分類群としてはかなり
離れています。生態も異なり、ゴミムシの仲間はおおむね
肉食か雑食であるのに対し、本種は朽木や菌類です。
形態が似ているのは、両者とも地表や樹上を徘徊するのに
都合がいい形に進化していったところ、同じようなところに
行きついたから、ということなのでしょうかね。

本種に近いのは、むしろゴミムシダマシの方でしょう。
ゴミムシダマシと聞くとなじみのない昆虫に思えますが、
別称:ミルワーム(の近縁種)と言えば、ピンとくるのでは
ないでしょうか。

イメージ 1

ち〜っこいナナフシがいましたよ。
庭のツツジの花びらの上。2.5cmくらいでしょうか。

我が家の庭では昨年もたくさんのナナフシを見ました。
庭の中で繁殖しているようですね。
今後もたくさんの個体を見ることでしょう。

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イボタガが交尾してましたよ。

蛾の舞う季節というと、どうしても夏を想像してしまいます。
たしかに見られる種数は多いですし、灯火にたくさんの個体が
集まっている様子を見る機会も多いですからね。

でも、夏じゃなくても蛾の成虫は見られます。


イボタガは春の蛾なのです。
地域によりますが、4月前後に成虫が出現します。
そして春のうちに伴侶を見つけて繁殖活動を終えてしまいます。
春植物ならぬ、春昆虫といったところでしょうか。

おおむね5月以降は、卵や幼虫しか目にすることがありません。
この幼虫がまた一風変わっていて、面白い形なのですが…それは
また別の機会にお見せするとしましょう。


名の由来はイボタノキを食べる蛾、という生態から。
もっとも、イボタノキでなくとも、他のモクセイ科の常緑樹で
あれば食べるようです。ネズミモチやヒイラギ、キンモクセイ
などにも幼虫が付いていたりします。
我が家の裏で虫を探していると、甲虫っぽい羽音が
耳に入りました。

何だろうと思って見回すと、やはり甲虫。
動向を見守っていたところと、家の壁にぶつかって
墜落しました。

さて、何が飛んでいたのだろうと思って駆け寄って
見ると。

イメージ 1


どうやらセンチコガネのようです。

夕暮れ時にフラッシュを使って撮影したので、画像の
ような色合いになっていますが、自然光の下では赤紫
がかった(地域差や個体差があり、青紫がかるものや
緑色っぽいものもいます)金属光沢を見せていました。

きれいな甲虫です。体のつくりも、がっしりして力強い。
なかなかカッコいいですね。


センチコガネはいわゆる糞虫です。獣糞などを糧として
生きています。小動物の死体に集まっているところを
見ることもあります。

糞に卵を産み、幼虫は糞を食べて育ちます。
糞虫と呼ばれる所以です。
ただ、糞虫と聞いてよくイメージするフンコロガシの
ような糞団子は作らず、糞塊の下に潜り込み卵を置いて
くるようです。

成虫は産卵や食事の際に糞をかき分ける必要があるからか、
脚力がとても強いです。
特に、とげとげのついた頑丈な前肢は強力で、手で握って
持っていると、指の間をこじ開けようとします。
軽く握った状態でいると、すんなり逃げられてしまいます。


ちなみにこの種名の由来は、その生態を表したもの。
「センチ」は「セッチン(=雪隠、便所の意)」がなまった
言葉で、糞を利用する様子から名付けられたそうです。

便所の婉曲語が用いられていてよかったのかもしれない。
コエダメコガネとかいう命名がされていれば、また印象が
違ったのではないか。
でも、同じ食糞性コガネムシにはマグソコガネっていう
ダイレクトなネーミングをされた奴がいるな。
ベンジョコオロギ(カマドウマの俗称)というネーミングに
近いところもあるなぁ。

そんなことを思いながら観察してると、パッと羽を開いて
どこかに飛んで行きました。

飛翔の瞬間を写したかったのですが、フライングで下の
ような中途半端な状態しか撮れませんでした。

イメージ 2


ちょっと残念。

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