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カミキリムシというと、ゴマダラカミキリやシロスジカミキリ のような大きさ、形を想像しますが、もっと小さなものや 形の変わったものもたくさんいます。 本種はチャイロヒメハナカミキリという、1cm前後の小さな カミキリムシです。 その名の通り、茶色くて、小さくて、花によく集まる種で、 初夏に咲く花の上で見ることができます。 どちらかというと、一輪咲きの立派な花よりは、小さな花が たくさん集まって咲く植物の上にいることが多いようです。 上の写真も、コバノガマズミの花の上にいるところを映した ものです。 花に集まる昆虫は、ハチやチョウだけではありません。 ハナカミキリやハナムグリ、ハナノミなどもよくいます。 それらを狙う捕食者、クモやカマキリも潜んでいます。 ちょっと注意深く観察すると、面白い世界が覗けますよ。 追伸 近くの葉っぱの上には、別のカミキリがいました。 セスジヒメハナカミキリかと思いましたが、いまいちよく わかりません。 ともすると、ハンミョウやゴミムシの仲間にも見えなくも
ない形態ですが、立派なカミキリムシの仲間です。 |
昆虫
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オオクチキムシがいましたよ。 |
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ち〜っこいナナフシがいましたよ。 庭のツツジの花びらの上。2.5cmくらいでしょうか。 我が家の庭では昨年もたくさんのナナフシを見ました。
庭の中で繁殖しているようですね。 今後もたくさんの個体を見ることでしょう。 |
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イボタガが交尾してましたよ。 蛾の舞う季節というと、どうしても夏を想像してしまいます。 たしかに見られる種数は多いですし、灯火にたくさんの個体が 集まっている様子を見る機会も多いですからね。 でも、夏じゃなくても蛾の成虫は見られます。 イボタガは春の蛾なのです。 地域によりますが、4月前後に成虫が出現します。 そして春のうちに伴侶を見つけて繁殖活動を終えてしまいます。 春植物ならぬ、春昆虫といったところでしょうか。 おおむね5月以降は、卵や幼虫しか目にすることがありません。 この幼虫がまた一風変わっていて、面白い形なのですが…それは また別の機会にお見せするとしましょう。 名の由来はイボタノキを食べる蛾、という生態から。
もっとも、イボタノキでなくとも、他のモクセイ科の常緑樹で あれば食べるようです。ネズミモチやヒイラギ、キンモクセイ などにも幼虫が付いていたりします。 |
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我が家の裏で虫を探していると、甲虫っぽい羽音が 耳に入りました。 何だろうと思って見回すと、やはり甲虫。 動向を見守っていたところと、家の壁にぶつかって 墜落しました。 さて、何が飛んでいたのだろうと思って駆け寄って 見ると。 どうやらセンチコガネのようです。 夕暮れ時にフラッシュを使って撮影したので、画像の ような色合いになっていますが、自然光の下では赤紫 がかった(地域差や個体差があり、青紫がかるものや 緑色っぽいものもいます)金属光沢を見せていました。 きれいな甲虫です。体のつくりも、がっしりして力強い。 なかなかカッコいいですね。 センチコガネはいわゆる糞虫です。獣糞などを糧として 生きています。小動物の死体に集まっているところを 見ることもあります。 糞に卵を産み、幼虫は糞を食べて育ちます。 糞虫と呼ばれる所以です。 ただ、糞虫と聞いてよくイメージするフンコロガシの ような糞団子は作らず、糞塊の下に潜り込み卵を置いて くるようです。 成虫は産卵や食事の際に糞をかき分ける必要があるからか、 脚力がとても強いです。 特に、とげとげのついた頑丈な前肢は強力で、手で握って 持っていると、指の間をこじ開けようとします。 軽く握った状態でいると、すんなり逃げられてしまいます。 ちなみにこの種名の由来は、その生態を表したもの。 「センチ」は「セッチン(=雪隠、便所の意)」がなまった 言葉で、糞を利用する様子から名付けられたそうです。 便所の婉曲語が用いられていてよかったのかもしれない。 コエダメコガネとかいう命名がされていれば、また印象が 違ったのではないか。 でも、同じ食糞性コガネムシにはマグソコガネっていう ダイレクトなネーミングをされた奴がいるな。 ベンジョコオロギ(カマドウマの俗称)というネーミングに 近いところもあるなぁ。 そんなことを思いながら観察してると、パッと羽を開いて どこかに飛んで行きました。 飛翔の瞬間を写したかったのですが、フライングで下の ような中途半端な状態しか撮れませんでした。 ちょっと残念。
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