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生きものについて、ぼちぼち。

両生・爬虫

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ニホンカナヘビ、ニホンヤモリに続きニホントカゲの登場です。

我が家の周辺では、石垣や擁壁の隙間、水の出ない排水孔などから
ちょろちょろと出てきては、日光浴をしています。

ニホンカナヘビと比べると、若干見る頻度は少ないですね。
また、青い尾を持つ幼体を目撃することが多く、画像のように
ある程度の大きさになった成体を見ることはそんなに無いような
気がします。
個体数がニホンカナヘビほど多くないのか、本種のほうが俊敏で
ぼくの目視を待たず逃げ去っているのかは分かりませんが。

ニホンカナヘビが細長い体型で、鱗につやが無いのに対し、本種は
全体的に太めで、鱗に光沢があるため、より爬虫類っぽいというか、
貫禄があるというか、なんとなく「格上」のような気がすること、
幼体から成体になるまでに体色の変化があること、またカナヘビよりも
捕らえにくいことなどから、幼少のころの虫(及びその他)ランキングでは、
ニホントカゲ>ニホンカナヘビでした。

また、本土でよく見るトカゲ類は緊急時に尾を自切します。
自切した後に時間をかけて再生しますが、尾の形は全く元通りとはならず、
寸詰まりになったり、自切した箇所が段になったりします。
自切個体はやはり見た目がかっこ悪くなるので、ランクが下がってしまいます。

なので、今までに自切をしたことの無い個体を見つけ、自切させずに
捕獲するということが幼少の頃のぼくらの至上命題であり、捕獲技術―
間合いの詰め方、掴むべき部位、行動の予測、出す手のスピードの向上に
切磋琢磨したわけです。
一種のスポーツでしたね。よく考えてみれば。

そんなこんなで、今でも大きなニホントカゲを見つけると、胸がときめいて
しまいます。
ぼくももういい年ですし、むやみに捕まえようとはしませんが。
(幼少の頃の捕獲技術はとうに失われ、不発に終わることが確実でしょうし)

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カエルツボカビ感染個体が野外で発見されたとの報道が、
先般ありましたね。
今更ながら、の話題ですが。

カエルをはじめ両生類に縁のない人たち(日本においては
こちらの方が大多数なのでしょうが)にとっては、さほど
関心のない事件なのでしょう。

ワイドショーのコメンテータも、まったく理解していない
ような(「とくダネ!」という番組だったか)。
「魚やザリガニなんかに移るのが心配です」と言うような
見当違いのコメントや、「ぼくはカエルが嫌い」など、もう
何を意図しているのかよくわからないコメントを述べる方も
いたような。

せめて、報道に携わる立場なら、事前に勉強し、事の緊急性を
訴えていただきたかったものです。

国内では、両生類の多くは昆虫等を捕食する消費者で、同時に
他の肉食動物に捕食される立場でもあります。
このニッチを埋める生物はそんなにいないように思います。
両生類の減少(場合によっては絶滅)は、水辺の生態系を大きく
狂わせるかも知れません。


念のため説明しますと、カエルツボカビ症(病)というのは、
ツボカビの一種(Batrachochytrium dendrobatidis)の感染に
より引き起こされる疾病です。
海外では猛威を振るっている地域もあるようです。
カエルのみでなくサンショウウオなど、両生類全般が感染
する可能性があります。菌は主に皮膚に寄生します。

両生類の皮膚は、呼吸や水収支に重要な役割を果たして
います。カエルは口から水を飲まず、皮膚を介して水分を
吸収しますし、また皮膚呼吸への依存度も高いのです。

本菌の感染は、皮膚の機能不全を引き起こします。
なので、呼吸と水分代謝の障害という致命的なダメージが
加わることになります。
さらに、本菌は毒素の生産もするようですし、機能不全を
起こした皮膚は他の菌に感染しやすくもなるし、踏んだり
蹴ったりでカエルは弱っていくと。

感染後に放置すれば、致死率は90%以上との報告もあるよう
です。すごい数値です。
致死率だけ見れば、エボラ出血熱クラスの感染症ですね。

加えて本菌は、寄主を離れても比較的長期間(水中では数週間
以上)生存できるとのこと。
本菌を死滅させられるほど高温にはならない日本の陸水域に
おいては、一度野外に出れば、その根絶は事実上不可能です。
(消毒薬を垂れ流せば根絶は出来ましょうが、他の生物も多く
死滅するでしょうから)

両生類界においては、映画「アウトブレイク」さながらの
緊急事態なのですね。



我々に出来るのは、野外にツボカビ菌を逸脱させないことと、
感染状況の把握に努めること。

両生類を飼育されている方、個体の状態に気をつけて下さい。

感染が疑わしい場合は、野外に放逐しない。野外採取個体、
購入個体を問わずです。
感染が疑わしい場合、獣医さんや検査機関等に相談するのが
望ましい と思います。

また、治療法があるので、飼育放棄しないで下さい。
やけになって、窓から投げ飛ばしたり川に流したり、ネコに
あげたりしないで下さいね。

また、死亡個体を安易に野外に放出しないでください。
庭に埋葬する前に、殺菌を行なってください。
殺菌は、加熱(煮沸、焼却)すればできます。

トイレにも流さない。(下水中でも菌は生存する可能性大)
生ゴミに出す場合(焼却処分されることが前提ですが)は、
梱包をかなり厳重に行なうか、殺菌を行なってからにして
ください(生ゴミを漁る動物による病原の移動もありうる)。

死亡個体が出たりした場合は、飼育機材の殺菌処理も充分
行なってください。
加熱できない機材は、ある程度高い濃度のハイターや逆性
石鹸に漬け込んでもよいかもしれません。

定期的な機材の手入れの際も、洗浄水や清拭布・紙等を
殺菌処理(消毒液に浸すとか、加熱するとか)するくらいは
しても良いかもしれません。

あなたの手も良く洗って、殺菌してくださいね。


ツボカビ感染個体を増やさないために。
明日もカエルやイモリを見てニヤニヤ出来るように。
手間を惜しまず、世話をしましょう。


がまさんには感染の兆候はありませんが、念には念をという
ことで、ぼくもキッチンハイターをまとめ買いして来ました。
ついつい今まで殺菌したことのなかったまな板や食器の
消毒もしたりして、カエルの飼育環境だけでなく、ぼくの
生活環境も衛生的になるというおまけ付きでした。


※画像のアマガエルは本文とはあまり関係ありませ
ん。

(参考)
http://www.azabu-u.ac.jp/wnew/detail07/070111.html
http://www.wwf.or.jp/activity/wildlife/biodiv/alien/chyt2007/index.htm

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夜の森を歩いていると、意外とよく遭遇する動物がいます。

そうです。

皆さんおなじみの、ニホンヒキガエルです。
東日本ではアズマヒキガエルですかね。

本土最大の無尾目(在来種中)にして地表徘徊生物の王。
耳腺から分泌するブフォトキシンは捕食者を辟易させ、
両生類では類稀な腕力を持ち、抱接時には相手を圧死に
至らしめる。
繁殖可能となるまでの生存率は数%以下、今日林床を
闊歩する彼らは数千数万の兄弟の屍を越えてきた実力、
運ともに最高位のつわもの。
水から離れられぬ宿命にある両生類にあって、繁殖期
の他は林内に生活の中心をおく、両生類の新たな進化を
導く挑戦者。
熾烈な生存競争に善戦空しくも敗退、ヤマカガシに捕食
された後も、その毒はヤマカガシに蓄積、ヤマカガシの
防御用分泌毒として生き続けるという存在感。
成熟した彼らを捕食出来るヘビは皆無。むしろ幼蛇を
捕食するカエル界の最強戦力。



ああ、こんなにも優れた生物であるのに、
なぜぼくの部屋の中に迷い込んできたのだろう。

六回目(ニホンヤモリ)

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家の近くの植え込みに、さも何かが隠れていそうな木の板が落ちて
いたので、そっとどけてみると、ニホンヤモリがいました。
タワヤモリかな?とも思いましたが、背中に粒状の大きめのうろこが
いくつも見えましたから、間違いないでしょう。

夜には、写真右上のように壁にへばりついて、灯火に集まる昆虫を
ぺロッとやっている、あいつです。
ぼくの田舎では、"カベチョロ"って呼んでいましたね。
壁をちょろちょろ這い回るからカベチョロ。いいセンスです。
中国ではヤモリを「壁虎」と書くそうで、この"かべとら"がなまって
カベチョロと化した、との話も聴いたことがあります。
ほんとかな。

ぼくの家の壁や軒下には、マッチ棒の先くらいの糞がたくさん落ちて
います。7割から8割が黒色で、残りが白色。鳥の糞のような感じ。
これはほとんど、このヤモリの糞なのですね。
いたる所に、かつ沢山見つかるので、我が家には相当のニホンヤモリが
住んでいるのでしょう。

ヤモリは家守・守宮などという漢字を当てることが多く、家を守って
くれるとか、ヤモリの住み着いた家には災厄があまり降りかからない
とか、守り神的な生きもののようですので、ぼくもそんなご利益に
あやかりたいものです。

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職場の近くにちょっとした遊歩道があるので、昼休みに散歩しました。

当然、動植物を物色しながらうろうろするので、傍目にはかなり変な人に
映るのでしょうが、気にしない。
というか、気になりません。

別に盗掘や乱獲をしに来たわけではないのですから、自信を持って自然
観察をすればよいのです。
興味深い動植物がそこらじゅうにあるのに、素通りするほうが無礼という
ものです。

一応、社会人ですので、遊歩道の柵を乗り越えてまで生き物を見つけに
行こうとはしませんがね。

とか思いながらうろうろしていると、同じく傍目を気にせずにぼーっと
しているニホンカナヘビを見つけました。

熾烈な競争社会に生きているわけなのですが、ひなたぼっこをしている
爬虫類を見ると、平和で幸せそうな感じを受けます。
カメなんかはその典型ですよね。

小学生の頃、団地の裏の土手でニホンカナヘビを捕まえて、プラケースで
飼育していました。
飼育当初は、隠れ家がわりの植木鉢のかけらの奥に引きこもりっぱなしで
したが、結構人なれするものでして、一ヶ月も経たないうちに餌の昆虫を
手渡し?出来るくらいになりました。
1年以上は飼育を続け、産卵までしましたが、何かの理由で(親に怒られて)
野外に放した…と、そんな思い出深い生きものでもあります。

多分、当時起こられた理由は、プラケースのふたの閉め忘れかなにかで、
飼育個体が逃げ、家中をうろちょろするようになったからだったような。

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