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昨夜の月を撮ってみました。
月にうさぎがいるのはどうして? って不思議に思ったことがありませんか。
こんな仏教のお話から来ているんだそうです。
今は昔、天竺において、兎
三匹はいつも仲良く暮らしていたが、いつも話し合っていたことは、
自分たちは前世で犯した罪・障が重くて、いやしい獣の身に生まれた。
これは前世で生物をあわれまず、財物を惜しんで人に与えないなどの罪が深かったために、
地獄に堕ちて苦しみを受け、それでもなお報いが足りず、残りの報いとしてこのような身に生まれたのだ。
されば、今生こそ我が身を捨てて善業を重ねよう。 うさぎは見えるかな。
三匹は各自このように考え自分のことは顧みず、ひたすら他の者のために尽くそうと心がけていた。
帝釈天は彼等の行いをご覧になり、彼等は獣の身でありながら、珍しく殊勝な心がけである。
人間の身に生まれた者でも、生き物を殺し、人の財を奪い、父母を殺し、兄弟を仇敵のように思い、
笑顔の裏に悪心を隠し、 思慕の姿に怒りの心を秘めているものだ。
ましてこのような獣は、まことの信心が深いとは思いがたい。
ひとつ試してみよう。
そうお思いになって、たちまち老翁に姿を変えられた。
月が印象的な川崎風景。
力なく疲れてよぼよぼの姿となって、三匹の獣のいるところにいらっしゃった。
「わしは年老い疲れ果ててどうにもならぬ。お前たち三匹でわしを養って下され。
わしには子供もなく、家も貧しくて食物もない。聞けば、お前たち三匹は情深いとのことだ」
三匹の獣は、これを聞くと、
「それこそ私たちの本来の志です。さっそく養ってあげましょう」と言って、
まず猿
狐
思うがままに食べさせたので、老人はすっかり満腹した。
こうして数日が過ぎた。
老人は、「お前たち二匹は実に慈悲深い。これはもう菩薩といってよい」と誉める。
これを開いた兎
兎
人間に殺されたり、獣に喰われたりして、不本意にも空しく命を失ってしまうのが関の山だ。
いっそのこと今この身を捨てて、あの老人に食べてもらって、
永久に生死輪廻の世界を離脱することにしよう。
月をながめる時間がほっとする。
そう考えた兎は、老人のところに行って言った。
「私はこれから出かけて、おいしい物を求めて参ります。木を拾って火をたいて待っていて下さい」 そこで、猿
来るかもしれないと思って待っていると、兎
「お前は何を持って来たというのか。思っていたとおりだ。うそをついて人をだまし、
木を拾わせ、火をたかせて、それでお前があたたまろうというのだろう。憎らしい」と言う。
すると、兎
その時、帝釈天はもとの姿に戻って、この兎
あまねく一切の衆生に見せるために、月の中にとどめ置かれた。
されば、月の表面に雲のようなものがあるのは、この兎が火に焼けた煙である。
また、月の中に兎がいるというのは、この兎の姿である。
誰も皆、月を見るたびに、この兎のことを思い浮べるがよい。
【参照】今昔物語 天竺部 巻第五 第十三 月を見るときは、兎のことを思って複雑な気持ちになりそうです。
じゃなぜ兎は餅つきをしていると言われるの?
「うさぎが食べ物に困らないように」という説があります。
次に考えたのは、世界では月の模様は何に見えるのだろうかということ。
いろいろ調べてみました。
日本・韓国:うさぎが餅をつく。
中国:うさぎが薬草をついている(漢方の国ですね)。
ヨーロッパ:木につながれたロバ、キャベツ畑の泥棒、片手だけしかないカニ、かぼちゃを食べる男、(ローマ神話)本を読む人
東ヨーロッパ:人の横顔 アメリカ:女性の横顔→ アメリカ・インデアン:ワニ、トカゲ
インドネシア:女の人が編み物をしている ベトナム:大きな木とその下で休む男の人の姿 モンゴル:犬、うそをつくと月の犬は吠える ←カナダ:バケツを運ぶ少女
オーストリア:男の人が住んでいて、灯をつけたり消したりしている
ベラルーシ:月には死んだ先祖の霊が住んでいる カンボジア:菩提樹の木の根元に杖を持ったおじいさんが座っている ラオス:おばあさんが足で踏む米つきでお米を挽いている
インド:ワニ アラビア:吠えている(立ち上がる)ライオン→ ドイツ:薪をかつぐ男 世界では様々な見方があるものです。
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休憩




こんなに調べたズミンさんに感動です…
を叩いていると思いますよぉん♪
私は、これから、月には、ズミンさんがPC
[ - ]
2011/2/20(日) 午後 4:25
MUMさん
来月は3月20日が満月でぇーす。きれいな月が見えるといいですね。
しっかり毎日PCを叩いていますから、そのように見えるかもよ(笑)
[ ズミン ]
2011/2/20(日) 午後 4:35
ズミンさんの探究心には感心します。
我が家は フランス系でもあるのですが
以前月を見ながらウサギの餅つきの話をした時
<月見てなんて思うの?>と旦那に聞いた事があります。
<ブルーチーズ>と即答。
確かに 月の黒点がブルーチーズっぽく見えて
さすがフレンチなんて変な納得をしたものです。
一般のフランス系の考えなのか 単に旦那の考えなのか
また聞いてみないと分かりませんけどね。
確かに 世界では色んな見方があるようですね。
でも 勉強になりました ありがとう ポチ
[ pippa ]
2011/2/20(日) 午後 7:45
僕は、月を見上げたり、写真を撮ったりしますが、
最近の月は、ウサギがイナバウアーをしてるように見えてますが
色々な国では、ウサギじゃなくて色々なモノに見えるんですね〜
でも、月に何かの形を思い浮かべてるのは、同じなんですね〜ポチ
[ くんくん ]
2011/2/20(日) 午後 8:50
月ってロマンチックですよね。
月と兎にそんなお話があったとは。
これから月を見たら、手を合わせてしまいそうです(-_-)
それにしても、お国によっていろいろな見え方がするんですね!
ポチ☆
[ 五月生まれ ]
2011/2/20(日) 午後 9:38
月が見たくなって見てきました〜。
下ばかり見てないで上を見て月をみるのもいいですよね〜^^
昔の人は作られた綺麗な物はあまりなかったでしょうけど、自然の美しさを見ていろんな想像をしていたのでしょうね^^
[ 削除済み ]
2011/2/20(日) 午後 9:40
pippaさん
フランス語といえばクロワッサン(三日月)を思い出します。
月見がブルーチーズには笑いました。素敵すぎる発想ですね。
lune(リュヌ/月)というフランス語を覚えましたよ、もちろん調べたんですけれど。
[ ズミン ]
2011/2/20(日) 午後 10:33
くんくんさん
ウサギがイナバウアーでしたか、今度じっくり見てみたいですね。
月では餅つきの他にアイススケートもやっているのかも知れません。何でもやらないと忘れ去られてしまいますからね(笑)
[ ズミン ]
2011/2/20(日) 午後 10:35
五月生まれさん
そう、久々にロマンチックな気持ちになれました。
空をじっくり見上げるのは月が出ているときぐらいでしょうか。
世界の人々も月を見ていろいろな想像をめぐらせたんだと思います。
[ ズミン ]
2011/2/20(日) 午後 10:36
永遠の副長さん
世界の人が同じ月を見ても、それぞれ全然違う見方をしていたのにびっくりしますよね。
今度月を見上げたら、その時何に見えるか確かめてみてくださいね。また違う見方があるかも。
[ ズミン ]
2011/2/20(日) 午後 10:39
寒いけど、冬の月、夜空は、綺麗ですね。
これから、月を見る度に、ズミンさんのお話を思いそうです。
2011/2/20(日) 午後 11:43
myさん
お帰りなさい、沖縄は楽しかったですかー。
夜空を眺めるのもまたいいものです。
冬は空気が澄んでいるからなお月がきれいに見えますね。
来月はどんな満月になるかな。
[ ズミン ]
2011/2/20(日) 午後 11:51
月の事いろいろ調べましたね〜凄いです。
月と兎の話は手塚治虫の漫画の「ブッタ」で読んだ事があります。
川崎駅、最近はご無沙汰なので懐かしい感じがしました。
ぽちん
[ キヨッペ ]
2011/2/21(月) 午後 10:35
キヨッペさん
そうでした! 思い出しましたよ、私も読んだことがあります。
手塚治虫作品は要チェックですからね。
川崎駅周辺は最近、劇的に変わってきていますよ。
特に駅前、見に行ってみてはどうでしょう。
ぽちん、ありがとうございます。
[ ズミン ]
2011/2/21(月) 午後 10:48
ズミンさま☆こんにちわー♪
「仏教のお話から」だったのですね〜 (*´-`)。。。
このお話し・・・どこかで聞いたことがあると思ったら・・・
次の僕のブログネタ、ズミンさまの おかげ様で決まりました♪♪♪
記事書いたら トラックバックさせて頂きますね♪(^^)。
まずは ポチっ♪☆
2011/2/21(月) 午後 11:34
きーつんさん
何かヒントになりましたでしょうか。
次のブログネタ楽しみにしていますよ。
記事いつも読んでいただきありがとうございます。
ポチも嬉しいです。
[ ズミン ]
2011/2/21(月) 午後 11:38
バリのコンラッドホテルのプライベートビーチで見た月は幻想的でしたよ。
ビールを飲みながら一時間くらい浜辺で見ていました。
ぜひ体験して欲しいです。
[ kazu4622 ]
2011/2/22(火) 午後 6:58
KINKAZさん
プライベートビーチでお月見、なんて素敵なんでしょう!
想像しただけでも嬉しくなってきます。
月見という言葉がない国もあるみたいですから、日本の情緒あふれる慣習なんですよね。
[ ズミン ]
2011/2/22(火) 午後 9:24
生死輪廻で プログ 検索中です。
六道輪廻 人は さ迷いながら 時どき いろんな意味の喜びと出会い 生きるのだろうか?宗教研究会(名前検討中
[ 村石太ガールファイブ ]
2012/4/20(金) 午後 9:24
村石太ガールファイブさん
初めまして。
コメントありがとうございます。
生死輪廻について、何かこの記事で得られたことはあったでしょうか。
[ ズミン ]
2012/4/21(土) 午後 9:11