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突然ですけど、
The quick brown fox jumps over the lazy dog.
と入力してみてください。
スムーズに入力できましたか。難しいところはたぶんquickでしょう。
上にある文はA〜Zまでの文字を全部網羅しているんですよ。 さて、キーボードの左端を見てください。QWERTYとあります。その部分をQwerty(クワーティ)配列と呼びます。
なぜこのような配列なのか不思議ですよね。
「ねえ、私最近パソコンをやり始めたの。でも打つのに時間がかかっちゃって。どうしてキーボードはこんな配列をしているの?」
「慣れれば楽だけどね。最も多く使われているキーボードは、左上アルファベットキーがqwertyと並んでいるから「qwerty配列」って呼ばれているんだ。」
「ABC順に並んでいれば楽なのに・・・」
「まあね・・・ただ、この配列になった根源はタイプライターにあるんだ。」
「タイプライターって昔使われていた物だったよね? 確か文章を打つだけの物だったような…?」
「そう。指で鍵盤をたたいて、文字を紙面に印字する器械だよ。」
「それとパソコンのキーボードとどういう関係があるの?」
「キーが1つ押されるとそのキーに対応したアームがカーボン紙をたたく、という方法で印刷されたんだ。けどアームが紙面をたたくのに少し時間がかかるんだよ。早いタイピングだとアーム同士がぶつかって壊れてしまうのさ。そこで使用頻度の高いアームをバラバラに配列し、アーム同士の接触を避けたqwerty配列ができたのさ。」
「その配列が今でも使われているのかぁ。」
「ところで、アルファベットキーの一番上の段ってどうなっている?」
「えー左からqwertyuiopだよねえ。」
「じゃあタイプライターのスペルは?」
「えーっとTYPEWRITERでしょ。・・・あっ!!」
和文タイプライター
ここにある和文タイプライター、英文とは全然違う配列になっています。
ワープロが登場する前、公式文書や伝票に記載する際にはこの和文タイプライターが使われていました。
鉛製の活字を一つ一つ拾って紙に直接打ちつける仕組みです。
この活字は約三千文字もあり、位置配列を全部暗記しなければならないこと、間違えると最初から打ち直ししなければいけないなど(旧式のもの)、タイピストはかなり熟練の技が必要でした。
今ではもう廃れてしまいましたが、今でもこれじゃないと…という方が少なからずいらっしゃるのです。
特徴として
1 どんなところでも好きなところに印字できる。
2 アンティークな書体である。
3 電源がいらない。
4 長く使える。(パソコンの寿命(特にハードディス)はせいぜい5年。タイプライターは何十年と持ちます。)
などがあげられますね。
へえ、こんな器械があったんだということを覚えていただけると幸いです。
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