Zutto_3のブログ

今後の原発はいらないと思う / / 放射能除去の情報には疑問を感じる

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環境イノベーション情報機構 http://www.eic.or.jp/eic/aboutus/index.html
当財団は、環境保全のための科学技術の知識や考え方を広く社会に発信することを目的に1989年に設立されました。以来、1997年に環境庁(現環境省)が提供する環境情報提供システム「EICネット」を、2009年に身近なエコライフを支援するコミュニティサイト「エコナビ」を開設するなど、環境情報の提供と情報交流のパイオニアとして活動をつづけております。

2004年7月2日

No.6650
? EM菌について

教えて下さい。
汚濁がひどい池などに投入することにより、池が浄化されると言う話しを聞きましたが、効果の程は、どうなのでしょうか?又、EM菌自体のBODは非常に高い数値らしいのですが・・・


No.7220
A-3. Re:EM菌について

以前、自治体が行った河川浄化へのEM導入について、3年以降経過後に電話でヒアリングを行ったことがありました。ネットで検索し、盛り上がっていそうな自治体を数件選んでみましたが、結果は全ての自治体で導入が打ち切られていました。

税金を使っているので慎重な言い回しの回答の中で、打ち切りの理由は、効果が得られなかったことでした。

EM自体の効果がないとは思いませんが、河川浄化では流水中であり希釈されるので、期待する効果が得られないようです。
EM導入に際しては、複数の中立な経験者にヒアリングするなど、慎重に検討されてはいかがでしょうか。


No.6753
A-2. Re:EM菌について

以前に似た趣旨の質問が出ていました。
 http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=671 
 http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=1971  
 http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=6506       ※ ①〜③別途記載済 (下段転載)

微生物による水質浄化は基本的に水質浄化材(活性炭など表面積の大きいもの)に微生物を住まわせ、そこを通る水をきれいにするという方法です。
その微生物は勝手に浄化材の表面で繁殖するので、わざわざお金をかけて投入する必要はありません。逆に棲み処のないまま微生物を投入しても、流されたり食われたりしていなくなるだけでしょう。
水質浄化材を販売している企業は大小様々ですが、実績ある大手ゼネコンは以下の方法で行っています。(私はこの会社と全く関係ありませんよ)

http://www.obayashi.co.jp/solution/mokutan/ 
(補足:大林組・木炭式水質浄化装置http://astamuse.com/ja/published/JP/No/2005000842

ただ、これはあくまでも事後処理なので、根本的な解決を図るのなら自治体を通して流域住民に働きかけた方が良いかと思います。以下は千葉県の取り組みの例です。
http://www.pref.chiba.jp/doboku/32mamagawa/jyouka/ryuiki_j/index.html
(補足:http://web.archive.org/web/20030108011617/http://www.pref.chiba.jp/doboku/32mamagawa/jyouka/ryuiki_j/index.html 真間川改修事務所/千葉県 http://www.pref.chiba.lg.jp/mamagawa/

回答に対するお礼・補足:
回答ありがとうございます。微生物を使うことにより、その微生物が駄目になったりしたことを考えると、余計水質の汚濁にもつながると思います。教示頂いたサイトを参考に調べてみます。有り難うございました。

No.6693
A-1. Re:EM菌について

微生物による浄化については、いろんな企業が取り組んでいるようで、専門誌(新聞)にはよく載っています。

日本各地の池などでは、あおこ対策に頭を悩ませている方が多いようですし、海、川、池のヘドロ対策も問題になっていますが、ある程度以上に水質が悪化してしまったところでは、しゅんせつが最も効果的で、「ばっき、薬品、微生物等」による浄化では、大きな効果はないという声をよく聞きます。

しかしながら、この分野の新商品開発は活発ですので、非常に効果が高いものも出ているかもしれませんね。百聞は一見に如かずといいますので、見学会も参考になるのでは。

回答に対するお礼・補足:

回答有難うございます。生活排水が池などに流れてくる事で、様々な問題を抱えています。また、何か情報をお持ちの場合には、ご教示宜しくお願いします。



http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=671

No.671
? EM菌について

「EM菌」というのを、浄化槽などに一定の間隔で流入すると、水が大変綺麗になると聞きました。何でも水質の測定を行う際に、例えばBODの測定値が60mg/Lだったのが、これを入れると一桁台に落ちるとか。もし、この使用によって他への悪影響が発生しないようでしたら、一度試してみたいと考えています。お詳しい方、教えてください。よろしくお願いします。

No.679
A-1. Re:EM菌について

たいへんに効果があるという "話" は沢山あるのですが、科学的、技術的な裏づけが乏しいのが実態です。

参考文書名を下にを書きましたが、要するに、科学的・学問的には格別の効果は認められないということだと思います。

もっとも、"他への悪影響が発生しないようでしたら、一度試してみたい"というお気持ちでしたら、 "格別の効果は認められない" ということですから、試していけないことはないのかも知れません。

文献は、ちょっと読みにくいのですが、(また、直接浄化槽を扱った話ではありませんが)"EM及びEM資材の有効性の評価とその農業及び環境に与える影響"
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssspn/info/pdf5_sympo1996.pdf
があります。
また、土と微生物という学術雑誌の53巻、91-101頁(1999)にも報告があります。

(補足:
1999年 CiNii - 微生物資材の土壌肥料学的評価 (農業における微生物利用と土壌微生物研究,シンポジウム) 東京農業大学応用生物科学部 後藤 逸男 下記転載済)


http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=1971

No.1971
? EM(有用微生物群)の評価について 

琉球大学の比嘉教授が開発したEMは、生ゴミ処理等を中心に環境面に有益なものとして、全国に活用が広がっており、これまでEMを活用した多くの環境保全活動や環境浄化などの実績が報告されているようですが、一方で、研究者や国などでは、EMは科学的裏付けが希薄であるため、あまり評価されていないという話を聞きます。研究者や国において、EM(特に、EM投入による河川の浄化)がどのように評価されているのか、ご存知の方教えていただければ幸いです。

No.1975
A-2. Re:EM(有用微生物群)の評価について

茨城県などで実例があります。追跡していないので、いったんきれいになった後どうなったかはわかりませんが。
EM菌は、沖縄の菌ですし、定着もしないのではないでしょうか。つねにEM菌を投与(?)していたようです。
他の方法でも良いし、根本を解決しなければだめでしょうね。バイオハザードみたいのも評価しないといけないでしょう。使い方によっては、特に害もないというところでしょうか。あえて使うほどの意味はないように思います。

菌の挙動がある程度予想できるのと、扱いやすさはあるでしょうから、家庭などでは有効な場面もあると思います。宇井純先生(公害原論、晩年は沖縄の大学で教鞭をとられました。)の論文などにも参考になるものがあると思います。確か、水処理の観点からの報告だったように思います。沖縄環境ネットワークの機関紙にも、一度書かれていたように思いました。

(補足:参考ブログ 「高名な公害研究家の宇井氏が沖縄大学に教授として赴任したのは1986年です。この時比嘉氏は琉球大学教授で、農業資材としての微生物を研究していました。宇井氏はEMに興味が無かった様ですが、比嘉氏の方は公害研究家の宇井氏に興味があったかもしれません。そしてEMは農業資材から万能の微生物に変貌を遂げていきます。お二人のその他の業績を比較してみます。
・・・ EMの社会運動としての側面 - 呼吸発電 http://powerbreathing.seesaa.net/article/279959191.html

No.1973
A-1. Re:EM(有用微生物群)の評価について

お問い合わせのような話を身近でよく聴きますが、実例は見たことがありません。
大阪大学サイバーメディアセンター菊池誠先生の「科学とニセ科学」レジュメをご覧いただいた方がよいと思います(インターネットで検索してください)
「カルト資本主義」斉藤貴男著(文藝春秋刊)にも解説があります。


補足:
現代を生きるための科学リテラシー(ニセ科学問題と科学を伝えることなど)
(Adobe PDF) - htmlで見る

補足:カルト資本主義」 斎藤 貴男 (著) 文藝春秋 (2000/06). EM菌(有用微生物群)


http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=6506&new=1

No.6506
? 環境浄化細菌 

よくEM菌など環境浄化細菌のことを見ますが、実際にはどうなんでしょうか?確かに有害物質が分解されれば環境はきれいになると思いますが、まったく違う細菌類が急に生態系に入ってくるのに問題などないのでしょうか?法的な規制とかはないのでしょうか?肯定的な意見と否定的な意見と見かけますが皆様の見解はどうでしょう?

No.6518
A-3. Re:環境浄化細菌

微生物を利用した環境浄化の手法としては、下水処理の活性汚泥法などが広く利用されています。又最近は土壌汚染対策としてのバイオレメディエーションなども取り入れられています。こうした微生物利用の手法はは多様な微生物を生息環境条件制御によって行っています。
生理活性物質を生合成している発酵工業ではバイオリアクターによる純粋培養によって有用な特定の菌株だけを利用していますが、活性汚泥処理での微生物利用は生息環境制御による混合培養です。

簡単な操作で有用な微生物だけを選択的に培養するなどということは原理的に不可能です。したがって、EM菌についてはaqua-playさんのお答えのとおりです。

環境保全における微生物の役割について分かりやすく解説した次の書籍を読んでみるとよくわかると思います。

「微生物による環境改善」中村和憲著 米田出版
(補足説明:
微生物による環境改善 微生物製剤は役に立つのか 環境浄化には微生物を用いた手法が多く用いられている。その基本的な考え方は、目的の物質を分解できる微生物が他の微生物との生存競争に勝ち、増殖できるための条件を設定してやることだ。しかし、土壌や水系などの微生物環境は複雑な要因によって決まっているため、その条件を設定するのは容易ではない。本書では、環境中の微生物による生存競争の過程を簡潔に説明し、環境修復に微生物を利用する上で、有利な条件を設定するための基本原理を解説している。
 微生物による環境修復では、土着の微生物を活性化することがまず重要だ。ただ微生物製剤を添加するだけの手法は環境修復の主役にはならないと著者は主張。現在販売されている各種の微生物製剤の多くについて、その効果を疑問視する。)


No.6512
A-1. Re:環境浄化細菌

EM菌は何でも浄化するスーパー細菌や宗教的な教祖がかって信じている一部の人たちもいますが EM菌は平生どこにでもいる微生物(特に有益な)を培養しだけのものです

川や湖沼はには初めからそのような微生物はいた訳ですが近年、自浄作用を上回る汚濁物質によって有益な微生物が減ってしまったと云うことでしょうか汚濁物質を絶たないでEM菌を使っても少々そのときだけ良くなってもすぐに元にもどってしまい余計悪くなることもあると思います

川に例えるなら、ただ汚れているからEM菌をまけばいいと云う考えならやめた方がよいでしょう



1999年

世間で注目を集めたEM資材について土壌肥料学的な評価を行った。
その結果,EM液中に含まれる微生物の主体は乳酸菌と酵母で,光合成細菌は検出されなかった。

また,それを用いて作成したEMボカシは油かす・魚かす・米ぬかを主体とする有機質肥料に過ぎなかった。
さらにEM資材を用いて野菜を栽培した結果,有機質肥料として以上の肥効は全く認められなかった。

調査を行った2軒のEM実践農家はいずれも有機農業からの移行農家で,ほ場の土壌中には可給態リン酸・窒素,交換性カリウムなど養分の蓄積が認められた。すなわち,EMは現状の多肥栽培における残効を巧みに利用した残効利用型自然農法であった。

EM資材を科学的に容認することはできないが,多肥に陥りやすい現代農法に対する警鐘と見なせばそれなりに評価することもできる。EMボカシを利用した生ごみ処理を一つの契機として生ごみのリサイクルに関心が高まっている。この点,すなわち生ごみリサイクルの社会的関心を高めた点においてもEMを評価できるが,その技術的方法には同意できない。

生ごみのリサイクル手段としては堆肥化処理が一般的であるが,大都会では必ずしも適切な処理法ではない。生ごみを乾燥すると炭素率が15程度の有機質資材となる。これを直接土壌に施用すると窒素の有機化に起因する窒素飢餓が起こり,植物の生育を阻害するが,尿素や汚泥などを添加混合して炭素率を8〜10に調節すると,緩効的な肥効を呈する有機質資材として利用できる。

土壌病害に悩まされている地域では,その対策として微生物資材を使うことも多い。そのような地域では長年連作が続けられていること,土壌中にリン酸や塩基などが蓄積して養分過剰やアンバランス化が進んでいることなどの共通点が多い。

これまで,土壌養分過剰と土壌病害との因果関係を明確にした事例はあまりなかったが,筆者らはアブラナ科野菜根こぶ病の発生と土壌中のリン酸蓄積との因果関係について検討した。発病抑止土壌である黒ボク下層土にリン酸を添加して人工的にリン酸過剰土壌を作成し,ポット試験によりハクサイ根こぶ病の発病試験を行った。その結果,リン酸添加量の増加に伴い,発病が助長された。

全国各地の根こぶ病多発地域では可給態リン酸が100mg/100gにも達するような黒ボク土のほ場にも多量のリン酸資材が施用されている。このような地域では微生物資材に頼る前に根本的な施肥改善が必要である。



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