ミステリー劇場

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禁断のパンダ 拓未司

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禁断のパンダ(拓未 司 / / 宝島社)

表紙に魅かれて、ジャケ買いしてた本なんだけど、やっと今ごろ読み始めた。





“ビストロ・コウタ”のオーナーシェフである幸太は、レストランの料理目当てに妻の友人の結婚式に出席し、

その席でレストランのオーナーである中島と知り合う。

結婚式の翌日、レストランのすぐ近くで会社員の死体が見つかるっちゅうとこから始まるんだけどね。


第6回 このミステリーがすごい! 大賞を受賞してるんだよね。

まずフレンチレストラン“キュイジーヌ・ド・デュウ”での結婚披露宴のお料理の描写がたまらんのよ。

写真はないんだけど、想像するだけでヨダレものです。



美味しんぼのような美食談義が繰り広げられるんだけどね。

文字だけなのに料理匂いがぷ〜〜〜〜んとしてきそうな描写なのよん。


プロフィールによると著者自身シェフの経験があるようで、このリアルな描写も納得!!!



その披露宴から時を経ずして起こるのが、運輸会社の部長殺害事件。


早い段階からレストランと運輸会社との関連性が分かるため、運輸会社に隠された秘密もおぼろげに予想がつきます。

‥‥が、真相は。。。


そしてラスト1ページの展開は、強烈な印象を残します。




はぁぁぁぁ〜、美味そうだったなあ。


そう言えばサ、マンガ『美味しんぼ』の父子が歴史的和解を果たしたらしい。


5月12日発売の小学館の週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」で、主人公の山岡士郎と、

父の海原雄山が25年にも及ぶ確執からついに解き放たれ、和解したのだとか。

愛する美味しんぼ、終わっちゃうのかなあ、、、

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名もなき毒 宮部みゆき

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何を隠そう、かなりのミステリー好き。

今回は、宮部みゆきの名もなき毒。

『誰か』の続編とも言うべき作品。

前作に引き続き、今多コンツェルンの女婿杉村三郎が登場。

主人公で語り手の杉村三郎は、財閥企業今多コンツェルンで社内報を作る編集記者。

トラブルメーカーのアルバイト女性、原田いずみの身上調査で、私立探偵の北見一郎を訪ねる。

そこにいた、連続無差別毒殺事件で祖父を殺された女子高生、古屋美知香と関わりを持つことに・・。

一気読みです。

さすがと思わせる出来栄え。

日ごろ何気なく口にする飲み物への毒。

シックハウス症候群から繋がる土壌汚染の毒。

人の心の奥底から怒りや悪意で噴出する毒・・・。

穏やかでおひとよしの逆玉の杉村が、手探りで迷いを感じながらも調べていくことで、

たどり着く事件の真相、そして巻き込まれる出来事にグイグイ引き込まれる。

普段は忘れていて目に付かず被害に遭わないと気づけない怖さ、

ありふれた日常のどこにでも潜んでいる毒の恐ろしさを描き、

「名もなき毒」というタイトルの奥の深さを感じた。

愛妻の菜穂子と愛娘の桃子、口は悪くても気遣いのある園田編集長、

古参の企業戦士谷垣さん、外資系企業のキャリアウーマンで美知香の母の古屋暁子、

真実を見据えようとするジャーナリストの秋山省吾、

率直で闊達な五味淵まゆみ(ゴンちゃん)、謝罪する痛々しい原田いずみの父親など、

簡潔に特徴を捉えて描かれるキャラクターが素晴らしい。

「究極の権力」について語る、杉村の義父で今多コンツェルン会長今多善親の重厚さと怒。

「普通の人間」について問答する北見一郎の過去。

昔ながらの親方気質で人情味あふれる荻原社長の熱血な人柄も印象的。

時代劇やファンタジーも豊富に書いている宮部さんですが、

私はやっぱり現代ミステリーが一番好き。

さらに続編もでるんだろうなあ〜。

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