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奥多摩で夜神楽。

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 この連休、奥多摩に行ってきた。


 河原にテントを張り、2泊3日の行程。


 以前はテントでよく旅していたけど、久しぶりにテントを持って出かけた。押し入れからもう10年ぐらい前に使っていたテントやら何やらを取り出し、バックパックにつめる。すると昔の思い出が蘇り、あの頃の自分は少し無茶だったなぁ、と思ったり思わなかったり。



 よくもまぁ、夏の炎天下、何週間も沖縄をキャンプで旅したと思う。移動手段は歩き、よくて自転車。食料は米とインスタント食品のみ。水もほとんど飲まず、カメラ片手に海に入り、リーフから沖に出て何時間も泳いで、お腹がすいたらテントに戻り、また海に行く。そんな感じだった。懐かしい。


 そんな思い出の詰まったテントは捨てられずにずっと引っ越しするたびに一緒に持ってきたのだが、ついに復活する日が来た。


 今回の目的は、パトナの呪いを自然の力で解くことと、御嶽山の頂上、御嶽神社で年に数回行われる夜神楽を見ること。

 御嶽神社の神楽は江戸時代から続いているそうで、いまは10座ほど残っているとのこと。東京都の無形民族文化財に指定されているとどこかに書いてあった。


 本来は、もっとも格式の高い参拝方法で、神様を奉るために神楽を奏上して参拝者自身も楽しむというもので、一般公開はされないらしい。それを年に数度、夜神楽と称して一般公開するという。

 優れた伝統を一般に公開するという名目ではありながら、しかしながら同時に、その神楽の伝統を残すために後継者を育てる必要があり、その技術向上のための機会と、あとはこういう伝統がありそれの維持にお金が必要ですよ、ということをアピールする場でもある、と思う。

 
 昼間は奥多摩の河原でたき火したり、河で泳いだり、昼寝したり、歩いたり、ご飯を炊いてみたりテント生活を満喫。夕方、山を登り御嶽山の頂上にある御嶽神社に行った。


 夜神楽の内容は、天の岩戸などで有名な天照大御神の話などの神話を中心に三座。僕は予定の時間の1時間前に神社に付きその辺でのんびりしていたのだが、山頂の小さな集落には人影はなく、本当に夜神楽は催されるのか不安になり、もしかしたらないのかも、もしくは催されたとしてもマンツーマンやったらどうしよう、なんて思っていると、しばらくするとこれ目当てで集落に宿泊している観光客がぞろぞろと集まってきた。結局100人ぐらいはいたと思う。


 厳かに始まるかと思い、正座をして待っていたのだが、案外緩い感じで始まった。神主さんの説明付きで3座、一時間ほど。


 感想は、神楽というものは初めて見たのでほかとの比較などはできないのでわからないが、でも日本の神話の世界を表現した舞いは印象深かった。日本という国の歴史、古来の価値観などの結晶を見ているようだった。

 神話をというのは、自然の中から生まれてくる。自然に対する感謝、恐怖、親しみ、畏怖、畏敬など、人間と自然が密接に関わって初めてそこに神様が生まれ、ストーリーが生まれる。

 日本には古来から八百万(やおよろず)の神々が住むとされている。その大半はやはり自然の中から生まれてきたものだろうと思う。自然から多くのものを受け取る人間が、自然というものを神格化する。いわば、自然というものに対して、日本人はかつては人間と同じように人格があり、生きていると考えていたのだろう。

 日本の神話の世界は、そういう価値観、世界が基本になっていると思う。

 
 神楽について僕は全く無知ではあるが、神楽はその価値観、世界観を伝える舞であり、雅楽は自然のリズムをもとに生まれた音楽である、と僕なりに解釈した。
 
 なかなか興味深い体験だった。でも技術向上のための機会でもある、という言葉はよくわかったけど。


 写真は、川と森が楽しくてテンションがあがっている僕と奥多摩。普段、海で泳いでいるので川の水の冷たさや質感がとても印象的で気持ちよかった。泳いだ後の清涼感が気持ちいい。海だと塩分を含んでいるのと空気がジトジトしているので、泳いだ後はいつもベタベタしている感じなので、なかなかこうはいかない。


 あと山という閉鎖的空間と、そこに漂う空気感はとても落ち着く。これまた海との比較だが、海はどこまでも広がっているので、どこか落ち着かない感じがあるのだ。


 これを機に、テント生活の日々に戻ってみようかなぁ、なんて思ってます。


 うるま

閉じる コメント(10)

この連休、奥多摩にいらっしゃっていたんですね。前回の奥多摩の記事を見て私も行って来ました。沖縄にはない山の姿ですよね。山の神々から体いっぱいエネルギーを与えてもらったのでは…。これからのご活躍、力みなぎる作品、記事を楽しみにしています。

2008/7/22(火) 午後 7:17 [ mik*nt*1* ]

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気持ち良さそうですね☆☆☆

呪いは解けましたか??

普段屋内で仕事をしている私にとっては、自然を感じることはとっても贅沢な体験だと、最近思います。

それにしても、元気そうなうるまさん☆☆☆

安心しました☆☆☆

2008/7/23(水) 午前 0:35 [ asamikanyosaringo ]

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なんかとても満喫感が漂う写真でいいですね!
またいつものうるまさんの写真と違い、これはこれでとってもいいです!
‘楽しむ僕’をテーマに各地のうるまさんのたのしむ様子を撮るっていうのもいいですね!!
うるまさんが楽しんでいると見ている方もたのしくなります!

2008/7/23(水) 午前 2:20 [ slow time ]

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いかにも気持ちがよさそうな写真です。

2008/7/23(水) 午前 6:33 [ takami ]

川の中の赤い人。。うるまさんですか。。!
日焼けした元気な子どもさんみたいに見えますね♪
奥多摩はいいところですね。。私、神楽を観たことないです。
陰陽師という漫画の中で、清明が舞っていたような。。。極めた人の。。本物の舞を観てみたいけれど。。。自然の中で、(きれいだな。。)と思ったり、TVを観ている時でも、自然と涙がこぼれちゃう時があって、本物の舞を観たらきっと、そうなるでしょうか。

2008/7/23(水) 午後 1:44 [ ソマリ ]

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写真をみると『夏休みの少年!』って昭和って感じで
・・・赤いフンドシのようにも、見えちゃいます^^

2008/7/23(水) 午後 4:56 tama

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リフレッシュなり〜、復活おめでとうございます♪

とても気持ち良さそうな、うるまさんですね v(^-^)

2008/7/23(水) 午後 7:52 [ トミー ]

はじめまして。すがすがしい写真がたくさんありますね。

こんな緑がきれいな奥多摩って東京にあるんですね。。。(知らなかった;;)この湖では泳げるんでしょうか!?

山間にある淡水の澄んだ水で泳いだことがたった一度だけあります。この写真をみて、暑い日差しに冷たい水が、なんとも言えず気持ちよかったのを思い出しました。

お気に入りに入れさせて頂きました。また次の写真楽しみにしています。

2008/7/24(木) 午前 9:29 [ - ]

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う〜〜〜りゅましゃん、ラジオ体操してるんですか?
それとも、なにかのサインですか?
幻の野生児ポケモンRED発見!
あと100年は生きるでしょう。^0^

神楽鑑賞出来て羨ましいですよ〜。
マンツーマンだったらなお、良かったのにな。;^^)
きっと、美の催眠療法にかかったに違いない。
今度、その「舞」教えてくださいね。盆踊り大会で!(^_-)-☆

2008/7/25(金) 午前 1:11 [ zys**896 ]

テント復活で、呪いも解けたのかな!!??

河原で昼寝って、理想的な休日♪野外でご飯炊けるって凄いですね。飯盒って小学生の頃・見たきりです☆彡この写真見て「未来少年・コナン」(宮崎駿監督)を思い出しました♪

夜神楽、いいですね。以前、流鏑馬の写真を観た時に「あれ、海だけじゃなく、色々な写真を撮るんだなぁ」と思いました。日本の写真も、いいですネ。

2008/7/29(火) 午前 11:16 [ ontembaar ]

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