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昨日深夜0時、12日ぶりにレーの街に帰ってきた。
11日かけて歩き回った山々をぐるりと回るように、帰りは悪路を18時間かけてJeepで帰ってきた。 その帰路、Jeepで11時間かけていくつもの谷を越えたあとに、川沿いの街に辿り着き、そこで車を乗り換えた。このとき、すでに16時半。レーまではあと7時間かかる。 ここで一泊してからレーまで戻る予定だったが、この日は大雨で、車から降りたときに全身雨に濡れてしまった。年間を通してほとんど雨の降らない乾燥した大地なので、ここまでの雨は全く予期してなく、Jeepの荷台に乗せたザックもずぶれになり、服も寝袋も全部濡らしてしまった。 乾いた服が一枚もない状況で、その街の宿はあまりきちんとしたところがなく、温水なんてものはなく、シーツをいつ替えたかわからないようなべッド。 自分自身は10日間以上、一度も体も服も洗うことができなかったので、全身どろどろ。しかも雨でずぶ濡れ。 寒い。とにかく寒い。 ここで一晩過ごすのはまず無理だと思い、なんとか無理してでもレーに戻ろうと思い、こんな遅い時間にレーまで行く車があるだろうかと探していると、やたらとハイテンションのドライバーを発見し、そのおじさんができれば今日中にレーまで戻りたいけど、こんな時間にレーまで行くお客がいないからどうしようか考えてると言う。 30分ぐらい、あれやこれや交渉の結果、双方が納得いく値段でレーまで行ってくれることに。 走り始めてしばらくすると辺りは暗くなり始めた。 雨は強くなり、標高が高くなり、空気は差すように冷たく、体が芯から凍える。 やがて雨はみぞれというか雪になり、気温はますます下がる。 濃霧が立ちこめ、車のフロントガラスは湿気で絶えず曇り、視界は5mもない。 切り立った崖を縫うように続く道は曲がりくねり、おじさんは早く帰りたいのか猛スピードで走る。対向車のトラックが来るたびにそのヘッドライトの光で視界はなくなる。そして、崖から落石が頻々とあり、道路には大小さまざまな岩が転がっている。 そしてますます冷えていく空気。 ハイテンションのおじさんは、「狐がでた!!」とか「落石だ!!」「Very dangerous!!」なんていいながら、ひとりで爆笑している。 僕はもう寒くて、身動きひとつできず縮こまって相手をしてなかったら、おじさんが危険極まりない道を走ってるのに、片手を伸ばしてがさごそと何かを取り出した。車はふらふらと蛇行する。そして、何を取り出したのかと思ったらバナナ。 そして僕のほうに差し出して、これを食えという。 そのバナナは芯まで冷え切って冷たく、僕が寒いから要らないというと、おじさんは「おれも寒いけど、このバナナを食うんだ!おまえも食え!」といってまた爆笑している。 おじさんはこの危険な状況と寒さで頭がおかしくなったのか、しばらくすると崖の上の暗闇を指さして、「見ろ!あそこに雪が積もってるぞ!」と言い始めた。その指さす方を見ても、僕には暗闇以外、何も見えなかった。 そんな時間を7時間過ごし、深夜0時、レーに帰着。 荷物を預けてある宿にかけ込み、シャワーを浴びようと思ったら、こんな日に限ってお湯がでない。 しかし、乾いた服とベッドだけは手に入れることができた。 裸になり久しぶりに鏡を見ると、信じられないぐらい痩せていて、そして泊めてもらった山奥の民家でダニに噛まれたところが無数に赤くなっていた。 今日は早朝から宿のおばちゃんにお願いしてボイラーをオンにしてもらい、ようやくいまホットシャワーを浴びてすっきりしたところである。 山での日々はまた改めて。 とにかく、無事に山から降りてきた。 腹が減って仕方ない。 唐揚げ定食、食べたい。 うるま
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過酷な旅路お疲れ様です!!おじさんはテンション上げなきゃ危なかった( -_・)?バナナも出す余裕ぶっこくおじさんで良かったのかもよ(苦笑)何はともあれ無事に着いて良かった♪
唐揚げ定食!!
我が家の夕飯は鯛の吸い物と鯛のアラの煮付け…さっぱりしすぎか?
うるまさんは肉食べてパワーつけてね☆ヽ(▽⌒*)
2014/9/3(水) 午後 5:28
ノミなのかダニなのかわかりませんが、
私もインドでもタイでも参りました。
虫よけスプレーでも効きません。
ハードスケジュールのようですが、お気をつけて。
2014/9/3(水) 午後 5:48 [ - ]