Blog-2008

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星降る夜。

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 以前アップしたブログから、天気が崩れはじめ、ここ数日、ずっと雨が降っている。


 雨といっても、シトシトという雨ではなく、ザァザァという雨でもなく、ドォドォというすごい雨。降っては晴れ、晴れては降る不思議な天気。


 そんな日々の中、スノーケルしたり、カヤックしたり、ドライブしたり、ジャングルトレッキングしたり、なんだかんだしている。年の瀬も迫り、写真もあまり撮れていないので、なんだか落ち着かない感じもする。


 おとといの夜、雨がメチャクチャに降った後、星が雲間に現れたと思ったら、見る見るうちに満天の星空になった。カメラを担ぎ、人けのない暗い道を歩き、パンダナスの木が生える丘へと向かった。


 真っ黒な空に浮かぶ無数の目。地球を見つめる星々の声が聞こえてきそうだった。



うるま

ンガチャロング村

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12月23日 



 朝、目が覚めるとまぶしい朝日がヤシの木を照らしていた。


カメラの準備をして、車に乗り込みコロール島からBKブリッジを渡りバベルダオブ島へと向かう。この橋は数年前新しくなったのだが、なぜ新しくなったかというと前の橋が落ちてしまったからだ。落ちてしまった橋は、見るからにいつか落ちるだろう、という作りをしていて、案の定、落ちた。それで新しくなった橋である。


新しい橋は日本のODAで日本の建築会社が建造。南の島には立派な橋や道路が時々見られるが、それらの大半は日本の援助によるものである。しかしながら、実際に必要かどうかは定かではないものが少なくない(BKブリッジはとても重要だが)。



バベルダオブ島を一周する道路もそのうちのひとつ。熱帯雨林で覆われたジャングルの島に小さな集落が点在する島に作られた立派な道路。僕は今日、その道を運転しながらガラツマオの滝へ向かい、そして島の最北端のンガチャロング村を目指した。


途中、ローカルマーケットでお弁当を買い、きれいに整備された道を走る。両側には見渡す限りのジャングル。人の気配は一切ない。走る車もほとんどみかけない。そんな道を1時間ほど走りガラツマオの滝の入り口に到着。



そこで車を止め、徒歩で滝に向かう。滝までの所要時間は約45分。生い茂るジャングルの中を歩く。太陽の光が木々の葉を透過して、あたりは緑の光と空気に溢れてる。木漏れ日がまるでジャングルの鼓動のように見える。


毎晩降るスコールの影響で、赤土の地面はぬかるんで、歩くたびに足がくるぶしあたりまで泥にはまる。そのとき、足はパラオの大地の中に触れ、その温もりを感じ、島が少し身近に感じられるようになる。


突然、頭上の木々が騒ぎ始めたかと思ったら、スコールがやってきた。歩き続けてほてった体に雨が気持ちよい。途中、ジャングルの中の沢を下り、川に腰までつかりジャブジャブと歩く。遠くで聞こえていた滝の音はやがて近くで聞こえるようになり、そして滝から噴出す飛沫と空気の流れを感じ始めた頃、木々の先にガラツマオの滝が見えた。


大きい。幅50m、高さ30mぐらいはあるのだろうか。滝つぼで砕けて空中に飛散する水の粒子が気持ちいい。ここでお弁当を食べ、しばらく休憩した後、車へと戻った。


その後、ンガチャロング村を目指しさらに北上。途中、パラオの古代の遺跡、ストーンモノリスに立ち寄り、古代パラオの時代を空想し、しばしタイムスリップ。小高い丘から海を見渡すその場所で、昼寝をした。



バベルダオブの最北端に着いたのは結局16時前だった。最北端の港で小さな商店に入ると、その主、パラオ人のサトさんがいろいろ僕の質問に答えてくれた。その際、話の中に、戦前パラオに棲みパラオ人とともに過ごしたヒジカタヒサカツ(漢字を忘れた)さんの話が出てきた。ヒジカタさんは芸術家でもあり、歴史と文化を記した研究者でもあった。その作品と功績はいままでいくつか目にしたことはあったが、実際その名をパラオの人から聞いたのは初めてだった。


そしてサトさんとは、秘密の約束をし、後日、もしタイミングが合えば一緒に実行することとなった。


今日は夕方からは強烈なスコールが降り続き、風も強くなり嵐っぽくなってきた。明日からは天気が悪くなるのだろうか。不安である。


http://www.uruma-photo.com

うるま

パラオの夕焼け。

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 毎日、いい天気が続いている。



 毎朝6時に起き、ベランダに出る。ヤシの木越しにビーチと海が見える。その先にはヤシの木が一本だけ生えた小さな島が見える。


 毎晩、ベランダから星を眺め、明日の天気を願い、朝起きては青空を見て安堵する。夜にはスコールが降るが、夜のスコールは明日の晴れを約束してくれるので大歓迎。


 昨日はボートをチャーターしてアイランドホッピング、今日はカヤックで島を巡った。明日は車で島を回り、ジャングル探索をする予定。そして、夕方は決まってビーチで夕焼けを眺める。


 
 ビーチに座り、変わり行く空の色を眺めていると、その日体験した出来事が頭の中に蘇る。カヤックがパラオの青い海の水を切って奏でる音、海の中の青い色の静けさ、スノーケリングしているとき突然出合ったマンタの表情、サンタクロースみたいな雰囲気のあるパラオ人ボートオペレイターのティモティの海を眺める目、無人島に上陸して食べたお弁当の味、青い空を優雅に飛ぶシラオネッタイチョウの白い羽、一日中寝てばかりいる犬が見る夢、手を振る子供たちの笑顔。



 正直、毎日遊んでばかりであまり写真を撮ってないが、でも楽しい。そんな気持ちが夕焼けを眺めているとフラッシュバックする。南の島はやはり落ち着く。明日から徐々にこの感じをひとつひとつ写真におさめて行きたいと思う。



うるま

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2008年12月19日


 飛行機は成田を旅立ち、太平洋を南へと向かった。


 窓の外に広がる青い空と蒼い海。いま僕が乗っている飛行機の中だけが青い光を遮断したシェルターのように感じる。この世界はすべて青に染まり、その世界を青から隔離された飛行機の中から眺めている感じ。改めて地球の色は青なんだということを実感する。



 雲は時折、思い出したように怠惰に現れては消えるを繰り返し、フライト中ほとんど見かけなかったのだが、飛行機がグアムに到着する直前、スコールの雨雲が現れた。飛行機は滑走路を確認するように島を一周する。そのとき、スコールのカーテンに大きな虹がかかった。



 飛行機の小さな窓から見ても、その虹は巨大でしかもはっきりとその7色を認識することが出来た。虹はずっと飛行機の翼付近に消えては現れ、まるで虹の中を飛んでいるようだ。祝福してくれてるのかな。そんな想いがよぎる。


 グアムに到着し、2時間、退屈な空港で過ごした後、パラオ行きの飛行機に乗り込んだ。今回の目的地はパラオだ。


 飛行機は日没とともにグアム空港を飛びだった。ここから西へ800マイル。飛行機は沈む太陽を追いかけるように飛ぶ。太陽は水平線の彼方に逃げようとするが、飛行機も、負けじと精一杯追いかける。その追いかけっこの白熱ぶりを表すように、空は赤く染まり始めた。いつもなら10分ほどでピンクになり紫になり、やがて星が輝き始めるというのに、30分以上経ってもまだ空は赤く染まったままだ。

 
 太陽が沈む方向に飛んでいるため、夕焼けが通常よりも長いのだ。太陽を追いかけているように、飛行機は夕焼けも追いかけているのだ。



 地球の向こう側に向かおうとする夕焼けの世界にずっと身を置いている。こういう経験は初めてだった。ゆるやかに、ほんとに緩やかに移り行く淡い赤やピンクの世界。その世界はまるで夢の中を飛んでいるようだった。いままで、たくさんの夕焼けを見てきたが、こんな不思議な夕焼けは初めてだった。


 
 やがて太陽が海の向こうに逃げ、夕焼けにも逃げられ、飛行機が夜に追いつかれ星につかまった頃、飛行機は諦めたようにパラオに降り立った。


 パラオで僕を出迎えたのは、スコール。気持ちがいい。今日は成田を出てからパラオに到着するまで、青空、虹、夕焼け、夕日、星空、スコールと、まるで南の島の一日を見ているようだった。


 今回は年明けまでの2週間、パラオで過ごす。なかなか幸先のいいスタートだった。



 写真は、パラオに向かう飛行機の中から撮影。このあたりの海域は、台風のふるさとである。ここで暖められた海水は雲になり、やがて少しづつ集まり、やがて低気圧、台風へと成長しながら日本へとやってくる。

 なので、写真は夕焼けに染まる台風のふるさとである。



うるま

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 さて、今年、日本でのブログアップは今日で最後になる。


19日より南の島に行く。どこの国に行くかは現地到着後、アップしてからのお楽しみ。


 新しいカメラも買い(Canon 5D mark2を買った。あそこまでの性能であの値段は数年前では考えられない)、新しい手法を試し、新しいテーマを絞り込み、新しい視点でものを見ようとしてきたこの数週間。それを試してくる。自分でも久しぶりにわくわくするし、不安も感じるし、楽しみな撮影旅行となりそうである。いままで何回も行ったことのある国だが、今の自分にはどういう風に写るのか、気になる。

 いま自分の写真の転換期に来ていて、このまま衰えるのか、現状維持なのか、さらに世界を広げるのか、自分自身が試されるところである。


 現地からは出来るだけブログを旅風にアップしたいと思う。最近はあまり旅ブログっぽくなかったので、少し反省。


 ということで、寒い日本を脱出して、行ってきます。

 次回は現地から。


 写真は芝生を歩く鴨。いつも鴨を見て思うのだが、あの鴨たちはレストランで出てくる鴨と同じなのだろうか?僕は鴨肉と羊の肉がとても好き。


うるま

 
 
 
  

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