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昨日、デスバレーの最深部、レーストラックで夜明け頃に起きたら車の後輪がパンクしていた。
最もパンクしたくないところでパンクをしてしまったものである。レーストラックは未舗装のオフロードを2時間近く走ったところにあり、周りに建物なんてものはないし、携帯電話の電波も届かないし、訪れる人もまばら。トラブルが起こると結構おしまいである。
40km以上離れたところまで、山をいくつか越えて助けを求めに行かなければならない。
幸いなことに、車にはちゃんとスペアタイアが載せてあり、工具類も揃っていたので、慌てて砂まみれになりながらタイヤを交換した。
そして無事帰還。いまはラスベガスのホテルに滞在して、明日のメキシコ行きの飛行機までの時間をつぶしているところである。
ラスベガスという街は、かなり疲弊感のある街である。街を歩いている人たちの顔を見ていると、みんな似たような表情をしている。楽しんでいるのか、それとも楽しんでいる振りをしているのか。どこか楽しみの裏に悲哀を感じる。
ボクがいま泊まっているホテルは、カジノそのもので、カジノの上にある部屋にいる。というのも、ラスベガスのカジノの上の部屋はとても安いのである。カジノでお金を落としてもらうために、そういう格安の設定にしているところが多いようだ。
部屋を出て、階段を下りればそこはもうカジノである。そして朝から晩まで24時間途絶えることなく多くの人たちがギャンブルに明け暮れている。そしてそこには華々しさの裏に、無意識の諦めと深い悲哀が漂っている。見ているとなんだかこちらまで悲しくなってくる。
ともあれ、ボクは明日メキシコに向かい、そのまま夜行の長距離バスに乗り込んで陸路国境を越え、グアテマラに向かいます。次回は、グアテマラ、アンティグアからアップします。
写真はラスベガスの夜。
うるま
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アメリカ編
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2010.03.23
いま、アメリカのネバダ州とカリフォルニア州の境界付近にあるデスバレーにいる。 この数日、1600km以上、車で走り回りいくつかの国立公園を点々をした後、ここにやってきた。
この数日、ずっとキャンプ生活をしていて、毎日とてつもなく寒くて死にそうだったのだが(朝起きたら車の窓が凍っていた時もあった)、ここデスバレーは、とてもあたたかくてデスバレーというその恐ろしい名にそぐわず天国のようである(夏は連日50℃以上になり、まさしくデスバレーらしいのだが)。
現在時刻は、夕方19時半。太陽は30分ほど前に西の山の稜線の向こうに沈み、いま空は昼の残光でほのかに青く明るい。
デスバレーを日本語にそのまま訳すと「死の谷」。僕はその死の谷のさらに奥の奥、レーストラックと呼ばれる場所にいる。
デスバレー国立公園はとても広い。端から端まで時速80マイル(時速128kmほど)で飛ばしたとしても、おそらく2時間はかかるだろう。
その広大な国立公園内に、いくつかの舗装された主要道路があるのだが、レーストラックは、その走りやすい道路からはなれ、延々2時間、約40kmほどの舗装されていないオフロードを走りきった先にある。死の谷の最深部である。 なぜ、そんな苦労をしてここに来たのか。それはここでしか見られないものがあるからである。それは、「動く石」。
デスバレーは、夏は恐ろしく暑く、そして乾燥しているため、生物が棲息することができないぐらいの環境から、死の谷と呼ばれている。その奥地にあるレーストラックもまたしかり。一面ひからびた白い泥が広がり、まるでどこかのモスクの幾何学模様のようである。
そのひからびた大地にぽつんぽつんと人間の頭ほどの岩が転がっているのだが、これが動くのである。
岩を動かせば動く、ということは誰にでもわかる。でもここの石は自分で動くのである。
白く乾燥した大地に黒い岩が転がっていて、その大半の岩の後ろには、岩が動いた後がキレイに残っている。ゴロゴロといった感じではなく、ズルズルと動いて行ったような感じ。
それを見たくてここに来た。
そしていま、月明かりでその様子を撮影しようと辺りが暗くなるのを待っているところである。
実際自分の目で見てみると、なるほど、確かに動いている。でもなぜこんなに重い石がひとりでに動くのか。それはよくわからないのだそうだ。
死の谷の動く石。謎が多い。
月明かりがだいぶいい感じになってきたので、いまから撮影に行ってきます。
それでは。
写真はその動く石がある場所、レーストラックを歩く僕です。
うるま
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いま僕は、アメリカのアリゾナ州の小さな街、ページにいる。
日本から飛行機を乗り継ぎ(これが日本でも遅れてさらに乗り継ぎ便も遅れて大変だった)、アメリカに到着。
辿り着いた先は、なんとラスベガス!!
ちょっと旅の資金が足りないので、一発当ててから行こうと考えたのである。ここで大きくあたれば、バックパッカースタイルの世界一周ではなく、ファーストクラスの世界一周が。ギャンブラーうるまの血が騒ぐ。
というのは嘘ですが、実はメキシコから始めようと思っていたけど、メキシコ行きのチケットを買ったらアメリカでストップオーバーができるということで、じゃあ一週間ぐらいアメリカの国立公園を車で回ろうかと思い、ネバダ州、ユタ州、アリゾナ州周辺を回るために、その入り口としてラスベガスを利用したのである。ラスベガスには基本滞在はしないし、僕は賭け事が好きではない。
で、車を借りて、現在アメリカ大陸を爆走中という訳です。疲れと時差ぼけで半分居眠り運転ばかりしているのですが、なんとか無事に元気でやってます。
今日からは、雄大な自然の中でしばらくキャンプ生活します。
落ち着いたらまたアップします。とりあえず、無事にスタートしています。
写真は昨日訪れたザイオン国立公園を撮影中の僕。
うるま
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