2010.03.26〜27 世界一周の旅 9〜10日目
26日早朝3時。
起床。荷物をまとめホテルをチェックアウトする。深夜だというのに、多くの人たちがギャンブルに没頭している。ご苦労なことである。
車に乗り込み、空港近くのレンタカー返却所に向かおうとするが、場所が分からず、右往左往。結局、迷いに迷って予定より30分以上遅れてレンタカーを返却。フライト時刻に間に合うかどうか、ギリギリのところ。
6時20分。
なんとか飛行機に間に合い、フライトは定刻で飛び立ちソルトレイクシティ経由でメキシコシティに降り立つ。時刻は14時。
暑い。アメリカはずっと凍えるぐらい寒かったので天国のようであるとともに、標高が2000m以上あるメキシコシティでこの暑さということは、平地に降りると暑さは倍以上になる。暑さを好む自分の身体がウズウズとする。
空港からそのまま東方面行きバスターミナルへ向かい、17時30分のタパチュラ行きのチケットを購入しようとする。このとき、メキシコ人のおじさんに話しかけられ、タパチュラ行きのバスチケットが余ってしまったのだが買わないかと持ちかけられる。どこの国のバス停にいるうさんくさいダフ屋かと思ったが、どうもそうではないみたいだ。おじさんの話し方や表情には人の良さがにじみでいてる。
自分のつたないスペイン語力で、なんとか話をして結局、おじさんは一緒に行く人が行けなくなり、本当にチケットが余っている様子。定価996ペソのチケットを800ペソで購入。おじさんの名はJose Mariano。
17時30分。
バスに乗り込み、一路タパチュラへ。予定所要時間は18時間。長旅である。早朝からのばたばたの疲れが出てきて、すぐに眠りに落ちる。
夜中、窓の外を眺めながら、いろんなことが走馬灯のように思い浮かんでは消えて行く。眠りの合間に、不安と期待が交互に訪れる。やはり旅は陸路に限る、と再確認する。
27日午前10時30分。タパチュラ到着。
すっかりアミーゴになったJoseおじさんと固い握手を交わす。Joseおじさんは今回の旅で優しくしてくれた人第一号である。グラシアス、アミーゴ。
その後、バスターミナルからTaxiに乗り込み、よく話すドライバーと勉強がてら簡単なスペイン語会話を交わす。名を聞くと、「俺の名はニコラス。でもニコラス・ケイジじゃないぜ」、ときっといままでお客さんに100万回は言ったであろう笑えない冗談を、笑いを期待した表情で言ってきた。とりあえず愛想笑いをしてかわす。
メキシコとグアテマラの国境の街、タリスマンに到着。歩いて国境を越える。グアテマラ入国後、グアテマラの通貨ケツァルを仕入れようと、その辺にいた両替人にレートを聞き、両替。このとき、まだケツァルの現在のレートを把握してなく、見事にぼったくられる。これまでさんざん旅してきて、ぼったくりには出会ってきたが、両替ぼったくりのなかでは最大のぼったくりレートである。しばらく悔しさと腹立たしさがこみ上げてきて、落ち着かなくなる。ぼったくられることが、この世で何よりも嫌いである。
グアテマラ国境からコレクティーボ(乗り合いタクシー)に乗り、近くのテクンウマンという街に到着。
手当たり次第にそこらへんにいる人に今日の目的地であるケツァルテナンゴに行きたいと伝えまくり、行き方を教えてもらう。そしてグアテマラの派手な装飾のおんぼろバスに乗り3時間。サン・マルコスに到着。さらにバスを乗り換え、さらに1時間。ここでもバスを降りる場所が分からないので、周りの人に聞きまくる。みな優しい人ばかりで、親切に教えてくれる。そしてようやく今日の目的地、ケツァルテナンゴに到着。時刻は27日16時。
今日の宿を探し、3軒目でなかなか良さげなところを発見。
このとき、時刻は17時。ラスベガスのホテルを出てから37時間半。長旅だったけど、なんだかとても一瞬だった気がする。やはり陸路の移動は苦労が多いけど楽しい。
現在、21時。
ブログを書き終わると、今日はもう就寝である。
明日は、近くの山間にあるマヤの村を訪れる。ここからが旅本番である。
僕が今回撮っている写真は、来月からウェブ連載、6月からは雑誌連載で見られるようになります。案内までもう少しお待ちください。
うるま