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. 先日、年の終わりにおいしいものを、と思って銀座のタテルヨシノに行ってきた。 いつもは何をやってる人かわからないような格好をしている僕も、この日は高価な革靴を履き、シャツを着て、ハットをかぶり、ちゃんと身なりを整えて出かけた。 究極まで考え抜かれて構成された料理というのは、恐らくこの地球上で最も古く偉大なアートではないだろうかと思う。 食べるということは人が言葉を発する前から、生命の維持のために必要な営みであり、食べることと人の命は太古の昔も現代も、切り離すことはできない。人間にとって最も重要な事柄である。なので、その食べる行為を満たす料理というものは、人間にとってもっとも素晴らしいアートであるということができるのかもしれない。 もちろん、食欲を満たすだけの料理もあるが、僕がこの日、頂いたのはまさしく芸術の域に達した料理の数々だった。 ひとつひとつ説明したいが、僕のつたない言葉であの料理を表現することはなかなか難しい。「おいしい」という言葉は使いたくはない。「すばらしい」とも違う。言葉は不便である、と思いながらいまブログを書いている。あの繊細で隙のない味はなんと表現すべきだろうか。 この夜はとてもこのフレンチを堪能していたのだが、しかしながら、はじめに出されたシャンパンがおいしすぎて、普段からあまりお酒を飲まないくせにこのときばかりはぐいぐいと飲んでしまい(僕はお酒を飲まないくせに、おいしいシャンパンとおいしいワインの味はとてもよくわかるのである)、メインディッシュの前にウトウトしてしまった。 そして、さらには今年1年のおつかれさま的な意味合いで、その後、家に帰り、Bel Amerのガトーショコラを食べて、今年1年の食を納めた。Bel Amerはチョコ専門店なのであるが、ガトーショコラも作っているのである。ケーキ屋さんがガトーショコラを作るのではなく、チョコ屋が作るのだから、これがおいしくなくないわけはなく、甘さ控えめ、カカオたっぷりで、一押しである。 ガトーショコラはチョコ職人が作るものである、というのが僕の持論であるが、その考えに至るきっかけになったのがBel Amerである。チョコミルフィーユかクラシックショコラケーク。 この日はとてもおいしい1日だったのだが、すっかり太ってしまった。これから年末年始で嫌でも太るというのに、その前に太ってしまうのはかなり避けるべきなのだが、しかし、おいしいものの前には人の意思は弱いものである。 うるま
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Blog-2009
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2009年までのURUMA Blogの記事です。
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. 今日はクリスマスイブだそうで、世の中は浮き足立っている感じがする。 あまりクリスマスだとか正月に興味のないボクは、いつも通りの生活をしている。朝起きて、近くのパン屋でイチジク入りのパンを買い、家でトマトスープパスタを作り、いい天気だなぁと思って空を見上げる。 思えば年末を日本で過ごすのはかなり久しぶりのような気がする。 以前、日本で過ごしたクリスマスやら正月やらを思い出そうとしてもなかなか思い出せない。頭の中に浮かんでくるのは、インドやネパールなどの安宿で過ごした思い出ばかりだ。 インドに行って修行したいような気もするし、南の島に行って日焼けをしながらコーラをがぶ飲みしたい気もするし、行ったことのない国のまだ見ぬ風景を探しに行きたい気もするし、日本でダラダラと一年の疲れを取り、しっかりと来年に向けての決意を固めたい気もするし。 そんなこんなで迷いに迷って一ヶ月半。忙しさと優柔不断さが手伝って、いま鎌倉で冬晴れのきれいな空を眺めている次第です。 でも、こうやって冷たい空気で満たされた青い空を眺めていると、こんな年末の過ごし方も悪くはないなと、思い始めた。旅には行きたいけど、毎日こんなきれいな天気が続くのであれば、今年はゆっくりするのもアリかな。 なんてことをぼぉーっとしながら考えたりしています。 うるま
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. 今日、新宿コニカミノルタプラザで展示していた写真展「Tio’s Island」が終わった。 会期中、師走の忙しい時期にさまざまな方々に会場に足を運んでいただいてとても感謝しています。ありがとうございました。 今回の展示していた企画に関しては、スライドショーのときにも話したのだが、写真集として発売されることになっている。本当は会場で販売できたら良かったのだが、とりあえず今回はその告知のイベントとして写真展をした。本はもう少しすればその詳細をはなせることになると思うので、もう少し待っていただければと思う。きっととても満足してもらえる内容になる予定です。 写真展が終わって、ボクの2009年もそろそろ終わろうとしている。年内はこまごまとした仕事はあるけれど、もうさしあたり手間と労力がかかる仕事はそれほどない。後回しにしていた単調な事務作業的なものが山積みされているので少し気が重いがなんとかなるだろう。 今年一年を振り返ると、今年は、一歩を踏み出した、のではなく、一歩を踏み出す決意をした年かな、と思う。 ずっと待って足踏みしていた昨年に比べて、今年は、「それではいけない。自分の足で前に向かって歩き始めなければ」と自分自身に言い聞かせて、重い腰を上げた感じである。後は来年、足を思い切って前に投げ出して、歩いて行くだけである。心の準備は今年、ようやく済ませることができた。 今回の写真展も、ある意味、区切りの写真展だったと思う。一歩踏み出す前に、いままで歩いて来た道を確かめて、これからの道を定めるための作業としての写真展。 多くの人に見てもらうための写真展ではあるが、究極的には自分自身のための写真展だったのかもしれない。 この数ヶ月は忙しすぎて、日々の行動ばかりで精一杯で、考える時間がほとんどなかった。なので、ブログにちゃんとした文章で出来事を綴ることができなかったし、頻度も少なくなってしまった。これから年末から年始は少し時間があるので、じっくりいろんなことを思索したいと思う。 とにかく、来年は思い切って足を前に踏み出したいと思う。そう決意することので来た写真展でした。 ありがとうございました。 写真展が終わって心が解放されたのか、最近疲れていたのでしてなかったのだが、久しぶりに鎌倉駅から稲村ケ崎まで歩いて帰る気になり、夜、冬の寒空の下、とぼとぼと一時間かけて歩いて帰った。 終電が終わった後の江の電の線路を歩きながら空を見上げると、これまで鎌倉で見たことのないぐらいのたくさんの星が頭上に輝いていた。それがとても印象的だった。 うるま
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. ずいぶんと寒くなった。 毎日、凍えながら稲村ケ崎の家を出て、都内に向かっている。年の瀬も迫り、なにかと慌ただしい。人に会ったり、写真の提出準備をしたり、その合間を縫って写真展会場に足を運んだり。 写真展は先週末に人が集中しすぎたのか、平日はなんだかのんびりした感じである。気がつけば、あと4日となってしまった。少し寂しい感じがする。 寒くて凍えているところに加えて、とても疲れているところに、いろんな方々が甘いものを差し入れで持って来てくれるので、バクバクと甘いものを食べまくってすっかり太ってしまった。 この2~3ヶ月のロケの連続で、結構引き締まった体になっていたのに、もうすっかりお腹まわりが脂肪を蓄え始めた。このまま年末に向けて、さらにおいしいものを食べる機会が増えるので、少し気をつけなければ。 週末はずっと会場にいます。 一度来た人も、まだ来てない人も、ぜひお越し下さい。 「Tio's Island 〜南の島のティオの世界〜」 うるま |
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. 今日、写真展会場にて無事、大盛況のうちスライドショーを終えた。 予定定員の40名を大幅に超え、100名を超す方々がボクの写真と話を聞きに来てくれた。まさかこんなに多くの人たちが来てくれるとは思っていなかったので、とてもうれしかったです。 本当はもっともっとたくさん話したいことがあったけど、時間があまりなく、あと壇上にあがるとついついいろんなことを忘れてしまうので、大切なことを言えなかったりもした。聞いていた人たちに、何かしら伝わってくれていればうれしいのですが。 ともあれ、今回の写真展は好評でとてもうれしく思ってます。自分が想像していたよりも流木フレームが素敵で、自分の写真がその中に収まっているのを見ると、とても落ち着く。自分の写真で見慣れているのに、ずっと見とれてしまう。 今日はとてもいい一日でした。一年の締めくくりに、いい時間を頂きました。 ありがとうございます。 「Tio's Island 〜南の島のティオの世界〜」 うるま
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