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〜*〜*〜 10/1 朝日新聞 be on Sunday より 〜*〜*〜
♪出た出た月が・・・
盆のような月が・・・
小学唱歌「月」の作詞者の観察眼に、
月の写真で知られる写真家の白尾元理さんは感心する。
月は空にぺたりと張り付けたように見える。
その奇妙さに、しっかり気付いていたのではないか。
たとえば、木星は違う。
探査機が撮った写真を見ると周辺部は反射光が減って暗くなっている。
「周辺減光」現象だ。
このせいで立体的、つまり球に見える。
「月が盆のように見えるのは、ただ丸いからではない。秘密はこれ」。
清水建設の吉田哲二研究開発部長がびんに入った
さらさらの黒っぽい粉を見せてくれた。
月の表面を覆っているレゴリスと呼ばれる月の土を模したものだ。
将来の月での活動に備え、水を作る実験や、
工事用機械の試験のために富士山の砂などから作ったそうだ。
レゴリスは光を乱反射する性質がある。
このため、真ん中でも端でも明るさがあまり変わらない。
だから、月は平面に見える。
レゴリスは月ならではの産物だ。
大気がほとんどないため小さな隕石が無数に降り、
土をたたきつぶしてとがった細かい粒にする。
地球なら泥になって沈むところだが、月に水はない。
光をあまり反射せず、月面全体の反射率も約7%と低い。
雲や雪で白く輝く地球とは好対照だ。
「月は、暗くて寂しい天体なんです」と白尾さん。
それでも満月になると急激に明るさを増す。
半月の10倍にもなってまばゆいばかり。
レゴリスはなかなかの演出家でもある。
名月や 花かと見えて 綿ばたけ(芭蕉)
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今年の「中秋の名月」は6日(満月は7日)です。
今は約19年周期で月が最も低く見えるのだとか。
盆のようなまあるいお月さま、拝めるといいな。
♪月 作詞・作曲者不詳 明治43年7月「尋常小学読本唱歌」
でたでた月が
まるいまるい まんまるい
ぼん(盆)のような月が
かくれた雲に
くろいくろい まっくろい
すみのような雲に
またでた月が
まるいまるい まんまるい
ぼん(盆)のような月が
昨年の記事はコチラ ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/zzajimurah16/11320300.html
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