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今から10年ほど前、情操教育の一環として
ニューヨークの公立小学校に"社交ダンス"が導入されました。
現在では、60以上の学校で、
10週間のコースが義務づけられており、
コース終了後に"ナンバー・ワン"を決めるコンテストが行われるそうです。
この作品は、
11歳の少年、少女が初めて体験する"社交ダンス"を通して、
少しずつ成長してゆく様子と、
何気無い日常の会話から垣間見える厳しい現実・・・など、
ありのままのニューヨークを映したドキュメンタリー。
地味だけどね、
じんわりと感動が込み上げてきたんですよね〜
見終わって拍手喝采!試写会では初めてでしたね。
上映中に、ベビースターラーメンボリボリボリボリボリボリボリ!!(怒)
よりによって何でベビースターラーメン??
と、そっから怒りたくなるような、
しかも笑いのツボズレてるバカップルが気になりつつも、
最後まで集中力が切れる事無く、
この作品の世界に入り込めたんですよね。
私のなかで、非常に印象強かったキーワードが2つあります。
ひとつは、
「このプログラムの意義は、
ダンスの上達が目的ではなく、紳士淑女としての礼儀作法とさまざまな文化を学ぶこと。」
もうひとつは、
「何かひとつ、楽しいと思うものを見いだし、それを極めること。」
そして、そのキーワードから、いろんなこと考えさせられた。
「本当に必要な教育って一体何なのだろう?」とかね、
「貧しい暮らしをしながらも、NYで生きる歓びとは?
前向きに生きる子供たちが一番求めているものは何なのだろう?」とかね。
あのニューヨークに住む、いろんな肌色の11歳たちが、
現実(いま)をどう受け止め、
将来どうしたいのかという大きな、もしくはささやかな夢などを、
自分の言葉でしっかりと語るシーンが度々登場する。
それはまるで、
大人ぶっていて、とっても生意気で、
それでいて鋭く的を突いていて且つ冷静で。
でもやっぱり11歳なんだよね、素直ですごく微笑ましいの。
可愛い彼等にとって、この10週間で学んだ社交ダンスが、
立派な大人への初ステップ!となり、
やがて掴む明るい未来への大きなステップ!へと繋がってゆくであろうと期待せずにはいられない、
そんなうれしい余韻の残る素敵な作品でした。
明日から公開です、お時間あったら是非。
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