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昨日、日本人のお二人がノーベル化学賞を受賞したというニュースが流れ、
日本中で話題になっていますね。
私も昨日、今日とニュースでお二人のインタヴューを何度か見ましたが、
そのうちのお一人(鈴木章さんでした)から「セレンディピティ」という言葉が出てきました。
久しく聞いていなかった言葉でしたが、
ノーベル賞を受賞されたような方は往々にして感じるようです。
発見はラッキーだったなどとおっしゃっていますが、
そこには努力がある、と。
たゆまぬ努力があってこそ、ラッキーに出会え、グッドラックをつかめるのかもしれませんね。
最近、努力を怠っているので、久しぶりに頑張らなくては、と思いました。
宝くじが当たるのは買い続けるだけじゃあ、ダメですかねぇ・・・
※セレンディピティは単なる偶然に出会うだけのLUCKではなく、
幸運な偶然を発見する、(または出会う)能力なので、誤解のないように・・・
<追加です>
鈴木章先生がセレンディピティについて語られた記事がありましたので、
掲載しますと、
「セレンディピティとは研究上、運に恵まれるかどうかということで、幸運に巡り会う機会はあっても、それを生かすかどうか、その対応の仕方が肝心。新しいものを見つけようとする気持ち、見つけるための努力が大事で、それを持っているかどうかで、セレンディピティを生かすかどうかは変わってくる」
ということでした。
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セレンディピティを高めよう
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まずはゲフィン氏のインタヴューから抜粋した先の記事をお読みください <ゲフィン氏のインタヴューから見えてきた成功の秘訣> 両親が移民で商売である程度成功を収めたこと 両親のフロンティア精神を受け継ぎ、商売や仕事への取り組みを肌で感じながら育った 母親が「仕事を楽しみなさい。働くことは大事なことだ」と言い聞かせて育てたこと。 (楽して儲けるのではなく、楽しく働いて稼ぐことを子供に教えたい。母親自身も仕事を楽しんでいたのだろう。) 仕事をしながら人を観察する余裕があったこと。 (目先のことにとらわれすぎず、周りを見る余裕はぜひ欲しいものです。) 自分に合う仕事を見つけられたこと。 自身、ゲイであることを告白。シェールやマルロ・トーマスら女性と同棲し、マスコミに騒がれたことも。 →「秘密は持てば持つほど健康に良くない。健康な人なら隠しておくことはないはずだ」と彼の弁。 ガンと宣告されあっさり引退。 →潔い。ガンの原因がストレスにあると思い、ストレスの種からさっさと離れるところもなかなか。 医者の誤診が発覚しても訴えたり脅したりしなかった。 →過去に縛られない。切り替えが早い。前向き。 「自分の立てる計画など神の計画の前では取るに足らないものだ。」 →偶有性を感じつつ全てが自然の流れと言う、自然に身を任せるしなやかさ。柔軟さ。 自分の生き方にはこだわってもはかない物事にはこだわりがないのだろう。 楽観主義で失敗を恐れず感じるままに生きてきた。 インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイアの主役にトム・クルーズを起用することについては 原作者の反対があったが、出演者に断りもせず出来上がった作品を原作者に見せたところ 大絶賛という逸話も。 トム・クルーズはこのことについて「彼はとにかく運がいい」と言っていた。 成功者に共通するのは運のよさ。 しかし、その強運の裏にはそれを呼び込むような生き方に共通するものがあるように思う。 (感性の鋭さ。これだと思ったらまっすぐに突き進む勇気、情熱。) 余談ですが、ビデオを整理していたら長渕剛のインタヴューもでてきました。 インドに行って火葬を見たときにその火柱が3メートル、ワット数に直すと約360ワット。 80〜90年色々な生き方をしても死ぬ時はみんな平等。 どんなに輝いて生きても死ぬ時の炎はたった360ワット。 「死を自覚して生を謳歌すべしだ」と自分の中で何かがはじけた、と語っています。 他の番組である学者の方が「終わりを意識した時に見えてくるものがある」と言っておられました。
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インタヴュアー:「あなたにとってお金とは?」 ゲフィン氏:「自由だ。二度と金の心配をする必要がない。」 インタヴュアー:「それで幸せだった?」 ゲフィン氏:「ノー」と即答。 「幸せになるのは稼ぐより難しい。”金があれば幸せだ”というのは金がない人の考えだ。」 1975年、33歳の時、膀胱に腫瘍が見つかり、ガンだと宣告された。 ガンの原因はストレスだと考えたのでストレスを除くことにし、引退した。 しかし、4年後に誤診だと発覚。 「その医者をバットで殴り殺してもいいくらいだ」と当時の恋人は言ったが、 「もうそのことを考えるのはやめよう」と仕事に復帰。 1980年、[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89 ゲフィンレコード]を設立、成功を収める。 その後、レコード会社を売却。 「すべてが自然の流れ、計画なしに起こった。」 「人が最善を尽くす環境を作るために自分も最善を尽くした。 人が成長し、成功し、その報酬を得られるようにした。」 彼は自分を状況に合わせるのが上手とゲフィン氏を良く知る友人は語る。 ”ダブルファンタジー”のレコーディング終了後、ジョン・レノン暗殺。 ”この世のはかなさ”を知った。 ひとりの人間の行動で世界は一変してしまうものなんだと気づいた。 アルバムのことを喜んでいたはずのジョンがその直後には死んでいる。 ものの見方がすっかり変わった。未来は幻影に過ぎないと気づいた。 いくら将来の計画をたててみても確かなことは今この瞬間を生きているということだけ。 自分の立てる計画など神の計画の前では取るに足らないものだ。 自分は完璧ではない。間違いもする。 だが同じ間違いは繰り返したくない。 自分は楽観主義者だ。 物事に挑戦し、失敗を恐れない人間が最後に為し得ることの素晴らしさを信じる。 失敗こそが人間を成功へと導いてくれる。 |

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ずっと以前から記事にしたいと思っていたゲフィン氏のインタヴュー(NHK BS)を録画したビデオが 見つかりましたので、メモをとって記事にしてみました。 インタヴュー自体はジェフリー・カッツェンバーグ、スティーヴン・スピルバーグらと ドリームワークスを立ち上げ、トム・クルーズ主演の映画 「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」が出来上がった時期ですので、 10年以上前のものですが、私自身、デヴィッド・ゲフィン氏については Guns N' RosesやAerosmith、ニルバーナが所属したレコード会社のやり手の社長として興味がありましたし、 そのインタヴューを観て、当時、感銘を受け、彼の成功した訳について何だか納得できた気がしました。 彼の生い立ちとインタヴューの要約は以下の通り 両親はロシアからの移民で父の収入が不安定だったため、母親が下着作りをして家計を助けた。 親が縫製で事業を起こし、店が入っていたビルを買った。 彼自身は赤点スレスレで高校を卒業、2つの大学を退学になった。 最初はハリウッドの劇場の座席案内の仕事をしていて、その華々しい雰囲気を気に入った。 お金を払ってでも、いつもそんな華やかな雰囲気の中にいたいと思った。 現在(インタヴュー当時)は生活を支えるためではなく、仕事ができる喜び、 困難を乗り越える喜びを味わうために仕事をしている。 幼少期は母親に、「生活のために働く必要があるから働いているが、仕事を楽しみなさい。 働くことは大事なことだ。」と聞かされて育った。 子供の頃の夢は、週に1000ドルほど稼いでもっといいところに住み、オープンカーを乗り回す というのが想像できる最高の姿だった。 芸能事務所に入り、手紙を配ったり下っ端の仕事をしながら人を観察していた。 歯医者を見て自分が歯医者になれるとは思わないが、芸能界なら自分にできると思い、 芸能界に入り、マネージャーの仕事に就いた。 ボブ・ディラン、リンダ・ロンシュタットらと仕事をするようになり、25歳の頃には金持ちになった。 続く
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放送大学の『科学的な見方・考え方』のテキストにセレンディピティについての説明がありましたので 抜粋します。 最近、セレンディピティ(幸運なる成功)という言葉が使われることが多い。「失敗は成功のもと」
という格言の別表現とも言える。
科学研究上の小さな発見、小さな進展はこれまでの科学的な積み上げを基にして前記(3)
(↓に *で示します) の過程
* (a) 観察により何らかの問題点の発見
(b) 観察を説明しうる仮説を提案
(c) 仮説に基づく予測
(d) 予測結果を検証する方法を考察
(e) 検証結果に基づき仮説の妥当性を検討
(f-1) 妥当であれば仮説を暫定的に正しい法則として、さらに広い対象に適用できるかを検討
し、法則の適応範囲を決める。
(f-2) 妥当でなければ仮説を廃棄し、新たな仮説による(b)以下を繰り返す。
を踏襲し、一定の努力と論理的考察で達成できることが多い。
しかし、それまで想像だにしなかった大きな発見、ブレークスルーは想定外の事実を観察できたとき
に実現できるものであるという考え方である。
中略
(セレンビリティといえるような「ペニシリン」の発見や白川秀樹氏の発見の実例)
その他多くの”偶然の発見”が優れた科学・技術に発展した例はたくさんある。
しかし本当に偶然だったのか、そして、偶然に巡り会えた人は誰でもが”発見”できるのであろうか。
事実は、'''粘り強い地道な研究の過程で、確率の少ない機会に遭遇し、それまでに鍛えられ、
磨き上げられた鋭い感覚によって、その偶然の事象のもつ意味を看破できた'''のではないだろうか。
通常は、予期せぬ結果が出たときには、準備の悪い観察の結果としてやり過ごすことが多い。
凡庸な精神では、同じく偶然の事象が出現しても、そのもつ意味を感じ取ることはできないものである。
パスツールの言葉'''「観察の場において、チャンスは準備された精神を好む」'''はそのことをよく表現している。
科学者のような大発見でなくともこれは日常に応用できると思います。 人生の壁にぶつかった時やうまくいかない時なども、ふとしたことで意外な気づきがあったりすることで 困難な状況を打破できたりします。 いつまでも落ち込んでいるとせっかくのチャンスを逃がすことにもなりかねません。 心の準備が整えばチャンスがやってくる、というよりも そこに転がっている石からダイヤを見つけ出す事に繋がるのかもしれませんね。
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